御前山(奥多摩湖〜都民の森)
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- GPS
- 05:58
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,303m
- 下り
- 779m
コースタイム
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 5:58
天候 | 晴、曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)都民の森⇒数馬⇒JR武蔵五日市駅(西東京バス) 注)都民の森と数馬間、3月は土、休日運行 |
コース状況/ 危険箇所等 |
起伏があるが、全体としてはよく整備された尾根道で迷う所もない。 危険注意個所としては、この時期特有の一旦雪解けした後の凍結道がある。惣岳山の最後の登り、御前山頂上直下の急斜面は特に注意を要する。月夜見山や風張峠付近の尾根道でも凍結個所がある。 その他、惣岳山に続くソーヤノ丸デッコの展望場所からは滑りやすい急斜面の下りがある(昭文社地図で危険マークの所)。 |
写真
感想
今回は奥多摩の静かな尾根歩きを求めて御前山とした。
3月最初の日曜日とあって奥多摩駅からのバスは結構な賑わい。奥多摩湖で大勢の人が降りたが、大半はバードウォッチング目的で御前山への登山者は少ない。
小河内ダムを渡り、湖畔の登山口の階段からスタートする。いきなりの急登が続くが、辺りは静寂に包まれ、ひたすら登ることに専念できる。やがて木々の間からコバルトブルーの奥多摩湖が見え、気を和ませてくれる。
サス沢山で一服をと思っていたが、登りに集中したせいか知らずに通り過ぎてしまったようだ。通過タイムは写真を見て見当をつけるとバス停から1時間というところか。
尾根道は雪が消え、自然林の落葉を踏み締めながらの歩行となり快適だ。結局このまま歩き続けて休憩は御前山頂上までお預けとなった
惣岳山の手前と御前山直下は凍結していて普通に登山道は歩けない。氷を避けながらの登坂となり苦労する。惣岳山山頂は氷雪なしだが、御前山山頂の中央部は氷で覆われていて、ここは歩けない。
御前山頂上からの展望は近隣の奥多摩の山々は見えるが遠くが霞んでいて冨士山も見えず今ひとつの状態だ。昼食をとった後、惣岳山に引き返した。惣岳山までの区間はカタクリの群生地で、登山道両脇に新たな柵杭の設置中のようだ。登山道としては無粋になるがカタクリ保護の面からは不可欠のようだ。
惣岳山から小河内峠方面に少し行くと、本コ−ス随一の展望所がある。昭文社地図には記載がないが、ヤマレコ地図には「ソーヤノ丸デッコ」とある。遠くは見えないが、奥多摩湖をはじめ周辺の奥多摩の山々が美しい。
長居をせずに小河内峠に向かうが、すぐに崖のような急坂がある。雪はないが、見るからに滑落しやすい所で慎重に下る。
この後、月夜見第二駐車場まで静かな山歩きが味わえる。途中誰にも出会わず、防火帯の広い道からヤセ尾根、トラバース道など気持ちのよい尾根道が続く。
月夜見第二駐車場で奥多摩周遊道路に出合い、少し車道を歩かされる。この後月夜見山に登り、ここで間食休憩をとる。
このあと風張峠を経て鞘口峠までの尾根道は雪が残っている所もあるが、快適に歩ける。鞘口峠で尾根道と別れ、都民の森に下っていった。
絶好の展望日和とはいかなかったが、起伏があって変化に富んだ尾根歩きを楽しむことができ、満足のいく山行だったと思う。
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