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Yamareco

記録ID: 274770
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
近畿

・三室山 1300m峰 変化に富んだ秘境の雪山縦走 〔宍粟50名山02〕(兵庫県宍粟市)

2013年03月06日(水) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 兵庫県 鳥取県
 - 拍手
yamaya himaya その他2人
GPS
06:15
距離
11.2km
登り
844m
下り
838m
天候 快晴 無風 視界良好
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●乗用車
・国道29号線の波賀町に入り、斉木口SGからR429の鳥ケ乢トンネルを抜けて千種町河呂へ向かう。
 県道72号線を北上して三室高原を目差すも、積雪で高原の駐車場まで行けない。

★駐車場
・三室高原下の竹呂山登山口標柱付近の路肩に3台程度のスペースがある。

▼水場・トイレ
・「市民の森」の入口に水道と清潔な簡易トイレがある。
コース状況/
危険箇所等

◆所要時間 6時間  ●歩行距離 10.2Km  ▲総上昇量 800m

 10:15 三室高原
 13:30 三室山(みむろやま)「供三室山△1357.98m 」〜13:45
 15:05 大通峠
 16:15 三室高原


◆山行概要≪核心部≫
・この時期の三室山は深い雪に覆われ、沢道・樹林帯・峠道共にルートが不明瞭になって迷いやすく、
 手強い山に変貌しています。
 
 々盡矯脳緝瑤療仍蓋から沢を詰めるが、積雪で何度も徒渉を強いられる。
 休憩地からも深い雪に阻まれ、植林尾根をさ迷いながら高度を上げる。
 E犒襪靴榛疹譴蓮▲好痢璽轡紂爾廼引に突破したが滑落にご注意。
 げ晴の山頂からの絶景は、実に雄大で筆舌に尽くしがたい。
 セ劃困ら大通峠に向かって爽快な秘境の県境雪原を西へ向かう。
 ζ修ら不明瞭な旧道を辿り、林道をショートカットして下山する。
ルート詳細図
三室山 3D
2013年03月07日 13:32撮影
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三室山 3D
竹呂山登山口から入山
2013年03月06日 10:11撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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竹呂山登山口から入山
三室高原の入口
2013年03月06日 10:15撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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三室高原の入口
貯水池跡の三室山登山口標識から登山道が始まる
2013年03月06日 11:17撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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貯水池跡の三室山登山口標識から登山道が始まる
積雪で不明瞭になった谷道を詰めます。
2013年03月06日 11:21撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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積雪で不明瞭になった谷道を詰めます。
沢から左の山腹に取付く
2013年03月06日 11:41撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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沢から左の山腹に取付く
この源流標識が左折の目印になる
2013年03月06日 11:46撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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この源流標識が左折の目印になる
休憩適地の小広場でお昼にする
2013年03月06日 12:12撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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休憩適地の小広場でお昼にする
小広場から南に展望が開ける「右端が後山)
2013年03月06日 13:05撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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小広場から南に展望が開ける「右端が後山)
難所の鎖場を通過します
2013年03月06日 22:35撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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難所の鎖場を通過します
その後も難路が続きます
2013年03月06日 13:15撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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その後も難路が続きます
三室山から派生する岩峰が真近に見えています。
2013年03月06日 13:23撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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三室山から派生する岩峰が真近に見えています。
三室山直下の登りをルンルン気分で頑張っています
2013年03月06日 22:36撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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三室山直下の登りをルンルン気分で頑張っています
ブナ林を通り抜ければ山頂です
2013年03月06日 22:35撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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ブナ林を通り抜ければ山頂です
東のブナ林
2013年03月06日 13:29撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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東のブナ林
快晴・無風の三室山で、お決まりのポーズです
2013年03月06日 13:34撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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快晴・無風の三室山で、お決まりのポーズです
南の竹呂山へ通づる尾根
2013年03月06日 13:37撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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南の竹呂山へ通づる尾根
北の県境尾根と氷ノ山が、くっきりと見えています。
2013年03月06日 13:39撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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北の県境尾根と氷ノ山が、くっきりと見えています。
氷ノ山をアップで。。
2013年03月06日 13:40撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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氷ノ山をアップで。。
鳥取の山々を遠望
2013年03月06日 13:44撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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鳥取の山々を遠望
西の山々
2013年03月06日 13:58撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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西の山々
7南西には、後山〜駒の尾 山系
2013年03月06日 14:02撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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7南西には、後山〜駒の尾 山系
大通峠へ向かって爽快な県境の雪原を下ります。
2013年03月06日 22:37撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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大通峠へ向かって爽快な県境の雪原を下ります。
宍粟杉の倒木モニュメントと三室山
2013年03月06日 14:08撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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宍粟杉の倒木モニュメントと三室山
山頂を振り返って、三室山に別れを告げています。
2013年03月06日 14:10撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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山頂を振り返って、三室山に別れを告げています。
転換点から植林の境界に沿って進む
2013年03月06日 14:46撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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転換点から植林の境界に沿って進む
大通峠で、三室山から竹呂山の堂々とした山容を望むことが出来ました。
2013年03月06日 14:51撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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大通峠で、三室山から竹呂山の堂々とした山容を望むことが出来ました。
大通峠を少し下った「カーブミラー」脇に旧道(峠道)の入口がありました。
2013年03月06日 15:09撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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大通峠を少し下った「カーブミラー」脇に旧道(峠道)の入口がありました。
カーブミラーから小尾根を下り、やがて峠道に合流します。
2013年03月06日 15:10撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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カーブミラーから小尾根を下り、やがて峠道に合流します。
林道:大通線を辿り、車道の分岐に降りてきました。
2013年03月06日 23:58撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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林道:大通線を辿り、車道の分岐に降りてきました。
公園入口にある「三室の滝」
2013年03月06日 16:10撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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公園入口にある「三室の滝」
撮影機器:

感想

【感想・コメント】

◎快晴無風の絶好の雪山日和で、実に爽快で充実した縦走が満喫できました。
◎少しクラストして銀色にキラキラ光る秘境の雪原が今回のハイライトで、
 自宅から90Kmほどの距離にある光景とは信じられない程の素晴らしさに感動しました。
○山域の積雪が多く、雪屁や山腹のデブリも発生しているので御用心。

【地元情報・トピックス】
・「県立三室高原青少年野外センター」は平成17年に閉鎖後施設が撤去され、現在は「市民の森」となっています。

【温泉施設・近隣お勧めスポット】
・エーガイア「千種温泉\400(高齢者65歳以上:\200)
・千種高原ネイチャーランド(ちくさ高原スキー場)

▲【山名:三室山】
・別称:上ショウ台 

■山行詳細記録

☆10:15【駐車地(竹呂山登山口)】
・雪の融けた路肩で入山準備をして三室高原へ向かうが、すぐに圧雪凍結道になり、スノーシューを付ける。

☆11:20【三室山登山口】
・高原内の管理道を汗をかきながら上がり、登山口の小広場で一息入れる。
 ここから沢沿いの登山道になるが、積雪でルートが消え、徒渉を繰り返えす。
 先程まであった前日のものと思われるトレースもすぐに消えてしまった。

☆11:55【休憩地】 〜(昼食)12:20
・沢を詰めて左の山腹に上がると、見慣れた源流標識があった。
 いつも休憩地にしている小広場まで行き、好みの場所で弁当を広げる。

☆13:30【三室山】 〜13:45
・ルートの消えた植林尾根をさ迷いながら登り、凍結した岩場をクリヤーして、
 山頂に向かう展望の開けた尾根に出ると、再びトレースが現れる。
 ブナ林を抜けて山頂に着くと、素晴らしい銀世界が眼前に広がり、今までの苦労が吹っ飛んでしまう。
 しばらく大パノラマを見渡して記念写真を撮り、山頂から北の緩斜面を下って西の県境尾根に廻り込む。
・山頂を振り返りながら、クラストした雪面をパリパリ音を立てて進むのは実に爽快だ。

☆14:40【県境転換点】
・やがて南へ方向転換するピークに着き、左の杉植林と自然林の間を進むようになる。
・アップダウンが苦になるころ大通峠に降り立った。

☆15:05【大通峠→峠道】
・峠の先にカーブミラーがあり、その脇のレースが峠道を下っているようなので、追ってみる。

☆15:45【林道大通線出合】
・ショートカットのおかげで、かなりの時間短縮が出来た。
 ここからは、積雪たっぷりの林道大通線を下ればよいので気楽だ。

☆16:15【駐車地(竹呂山登山口)】
・公園入口にある「三室の滝」に立ち寄って、全員無事に駐車地へ戻った。


◆【無積雪期の県境通過記録(2011.07.14)】

・山頂付近にはブナの原生林が残されていますが、
 無積雪期は濃密なネマガリ竹に阻まれて県境尾根の通過は極めて困難です。
 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-121721.html

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積雪期ピークハント/縦走 近畿 [日帰り]
竹呂山から三室山と経て大通峠
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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