行きはよいよい、帰りは怖かった御前山
- GPS
- 06:13
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,244m
- 下り
- 1,419m
コースタイム
天候 | はれ、ほぼ無風、気温高い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鏡橋から奥多摩湖へは西東京バスを利用。だいたい1時間に1本くらいの運行です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・惣岳山への登りは凍結している所があります。斜度もあるので注意が必要です。 ・御前山山頂から鏡橋BSへの北斜面は延々と凍結してます。トラバース気味の細い道もあるので、スリップ滑落しないように滑り止め対策を! |
写真
感想
天気もよさそうだし、降ったばかりの雪が見れそうな御前山へ。
前日に降った雪のおかげで、奥多摩湖からの登りは先行者の足跡がないまっさらな雪面を気分良く進みました。
と言っても雪は数センチしか積もっていないので、チェーンアイゼンをつけて歩くと湿った雪に下の枯れ葉も混じり、まずそうなアイゼン団子が次から次へとできるのには閉口。
トレースがないのはやや不安でしたが、うさぎとかリス?と思われるトレースを辿っていくのもなかなか楽しかったです。
動物たちは岩場を避けてトラバースしていっているので、それには惑わされないように。。
結構勾配がきついところが多いですが、勾配が緩んだところはのどかなブナの森が広がり、いい気分です。
ただ、惣岳山への登りは凍結した上に新雪が積もり、凍結箇所がわからないので、油断するとスリップする危険があります。
惣岳山から先は整備された道で滑りやすい場所もほとんどありません。
御前山山頂からは見事な富士山が見え、ベンチに座りながら贅沢なランチタイムが楽しめました。
後で気づきましたが、ここは山頂ではなく山頂の手前だったようですがww、手前の方が富士山はよく見えるので結果オーライで。
御前山から鏡橋BSへの下りは雪も多くなります。
湯久保尾根分岐の辺りは標識がありますが、ちょっとわかりずらいので、事前に地図を確認しておいた方がいいと思います。
避難小屋のわきを通り北斜面側に入ると、再び踏み跡がなくなり、気分よく進んでいきましたが、
段々と惣岳山の登りのような氷の上に雪が積もった状態となり、しかもトラバース気味の細い道なので、
ちょっと滑ると谷に落ちそうでかなりの緊張感を強いられました。
傾斜がきついところでは、チェーンアイゼンでは全く歯が立たず、滑り始めたらなかなか止まらないので、
ここまま進むのは無理かと考えましたが、そんなときに山側の斜面にあるツボ足の踏み跡を発見。
どうやら、登山道が滑るので雪の溜まっている部分を足掛かりにして進んだようです。
なるほどとこの跡を使わせていただき、斜面の雪だまりがないところでは思いっきり森の中も縦断して進み、何とか奥多摩都民の森の舗装道まで出ることができました。
この方法を知らなかったら、何回転倒したことかしれません。。。
本当の登山道は、栃寄沢沿いの非舗装の道を辿りますが、これ以上雪道を行く気力はなく、
遠回りながら車道へエスケープして麓までおりました。
雪道の楽しさと辛さを一気に味わった一日となりました。
その後、気温の高い日が続いていますので、大分凍結箇所は減っていると思われますが、
登られる方は隠れ凍結箇所に注意してください!
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