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Yamareco

記録ID: 2749310
全員に公開
ハイキング
赤城・榛名・荒船

晩秋の西上州名山ツアー:稲含山(神ノ池園地より尾根コース〜稲含神社周回:頂上からの展望絶佳!)

2020年11月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:34
距離
3.0km
登り
401m
下り
401m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:45
休憩
0:45
合計
2:30
8:16
7
8:23
8:24
7
一ノ鳥居
8:31
8:33
30
9:03
9:06
8
展望ベンチ
9:14
9:15
9
稲含神社分岐
9:24
9:29
4
9:33
10:03
14
10:17
10:20
10
10:30
10:30
13
二ノ鳥居
10:43
10:43
3
一ノ鳥居
10:46
神ノ池園地駐車場
天候 快晴微風(絶好のハイキング日和!)
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
下仁田町秋畑地区より林道稲含線で神ノ池園地へ(上州福島から秋畑へ向かう県道46号[富岡神流線]、途中に災害復旧工事で片側交互通行の区間が複数あり、通行注意)
コース状況/
危険箇所等
往路、一の鳥居から赤鳥居・尾根経由のルートは歩きやすい道が続き、要所に案内標識も完備。特段の危険・不明瞭箇所ナシ。復路の稲含神社・沢ルートは特に神社までの区間が急下降、ロープ等の補助も殆どなく、スリップ・落石注意
その他周辺情報 ・下仁田周辺エリアには「荒船の湯」はじめ日帰り温泉多数あり
・県道46号から上信越道・富岡ICへ向かう途中の「道の駅甘楽」は地元特産のネギ・コンニャクはじめ各種土産品が充実(県内旅館発行のGoToクーポンも当然使えます!)
上州ツアー二日目、朝イチで最初の一座・稲含山へ。林道で標高1,000m超まで上り、この「神ノ池園地」駐車場からスタート。氷点下の冷え込み、脳と身体がシャキッと締まります…。
2020年11月22日 08:08撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
11/22 8:08
上州ツアー二日目、朝イチで最初の一座・稲含山へ。林道で標高1,000m超まで上り、この「神ノ池園地」駐車場からスタート。氷点下の冷え込み、脳と身体がシャキッと締まります…。
これが「神の池」でしょうか。辺りは憩いの広場になってます。
2020年11月22日 08:11撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 8:11
これが「神の池」でしょうか。辺りは憩いの広場になってます。
山頂まで1.7km。昨日夕方の気合い入れたピストン2連発の疲れも若干残っており、程良いショートハイクです…。
2020年11月22日 08:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 8:12
山頂まで1.7km。昨日夕方の気合い入れたピストン2連発の疲れも若干残っており、程良いショートハイクです…。
まずは一の鳥居まで、標識に従い木段左の山道へ。
2020年11月22日 08:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 8:14
まずは一の鳥居まで、標識に従い木段左の山道へ。
未舗装の林道を横切り、一の鳥居へ向かいます。
2020年11月22日 08:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 8:21
未舗装の林道を横切り、一の鳥居へ向かいます。
これが一の鳥居ですね。木製ですが、立派な造りです。
2020年11月22日 08:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 8:23
これが一の鳥居ですね。木製ですが、立派な造りです。
登りは右の赤鳥居経由、尾根コースへ。歴史ある中腹の稲含神社には、帰りに寄ることとします。
2020年11月22日 08:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 8:23
登りは右の赤鳥居経由、尾根コースへ。歴史ある中腹の稲含神社には、帰りに寄ることとします。
鉄塔台地通過。お約束の素晴らしい展望はまだお預けです…
2020年11月22日 08:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 8:26
鉄塔台地通過。お約束の素晴らしい展望はまだお預けです…
下仁田町側からの登路との合流点、茂垣峠通過。奥に赤鳥居が見えてます。
2020年11月22日 08:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 8:31
下仁田町側からの登路との合流点、茂垣峠通過。奥に赤鳥居が見えてます。
何故か、備え付けのストックが何本も置いてあります。シニア層向けのサービスでしょうか…
2020年11月22日 08:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 8:32
何故か、備え付けのストックが何本も置いてあります。シニア層向けのサービスでしょうか…
赤鳥居通過。近づいてみると、一の鳥居よりもかなり立派!ここからが、いよいよ神の領域ということでしょうか…。
2020年11月22日 08:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 8:34
赤鳥居通過。近づいてみると、一の鳥居よりもかなり立派!ここからが、いよいよ神の領域ということでしょうか…。
朝陽に照らされた落ち葉の斜面を、緩やかに登っていきます。
2020年11月22日 08:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 8:35
朝陽に照らされた落ち葉の斜面を、緩やかに登っていきます。
神の宿りそうな巨岩の脇を通過。木々がしっかり根を下ろし、岩と一体化してます!
2020年11月22日 08:40撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 8:40
神の宿りそうな巨岩の脇を通過。木々がしっかり根を下ろし、岩と一体化してます!
ブラタモリ並みの詳しい解説。確かに「て」の字に見えます…。
2020年11月22日 08:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 8:52
ブラタモリ並みの詳しい解説。確かに「て」の字に見えます…。
ベンチのある展望スポット通過。眼前に浅間山(雪ナシ…)がドーン!左奥には、昨夕に続き本日も白銀の北アルプス。右手前の露払い役、夏にムスコと歩いた鼻曲〜浅間隠山も意外と立派です。
2020年11月22日 09:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 9:00
ベンチのある展望スポット通過。眼前に浅間山(雪ナシ…)がドーン!左奥には、昨夕に続き本日も白銀の北アルプス。右手前の露払い役、夏にムスコと歩いた鼻曲〜浅間隠山も意外と立派です。
次第に険しい岩混じりの登路に。しっかり木段付いており、安心して登れます。
2020年11月22日 09:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
4
11/22 9:05
次第に険しい岩混じりの登路に。しっかり木段付いており、安心して登れます。
ここが稲含神社コースとの分岐。
2020年11月22日 09:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 9:14
ここが稲含神社コースとの分岐。
山頂神社着。こちらは山門兼簡易宿泊所、気温摂氏6℃。
2020年11月22日 09:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 9:22
山頂神社着。こちらは山門兼簡易宿泊所、気温摂氏6℃。
標高1,300m超の山の上に、立派なお堂が建ってます。先人の敬虔で強い信仰心の成せる業…
2020年11月22日 09:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 9:23
標高1,300m超の山の上に、立派なお堂が建ってます。先人の敬虔で強い信仰心の成せる業…
山頂直下、クサリの懸かる最後の険しい登路。
2020年11月22日 09:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 9:29
山頂直下、クサリの懸かる最後の険しい登路。
稲含山頂着。遮るもののない最高のパノラマ!まずは八ヶ岳方面バックに証拠写真。
2020年11月22日 09:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 9:34
稲含山頂着。遮るもののない最高のパノラマ!まずは八ヶ岳方面バックに証拠写真。
こちらは、夏から先月にかけお邪魔した日光〜尾瀬方面。燧の双耳峰がクッキリ。
2020年11月22日 09:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 9:35
こちらは、夏から先月にかけお邪魔した日光〜尾瀬方面。燧の双耳峰がクッキリ。
こちらは、少々雲の懸かった浅間、左後方に早くも純白の後立山(鹿島槍〜五竜〜白馬)
2020年11月22日 09:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 9:36
こちらは、少々雲の懸かった浅間、左後方に早くも純白の後立山(鹿島槍〜五竜〜白馬)
こちら、比較的雪の少ない八ヶ岳方面。蓼科など北八ツには雲が懸かってます…
2020年11月22日 09:41撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 9:41
こちら、比較的雪の少ない八ヶ岳方面。蓼科など北八ツには雲が懸かってます…
帰路は沢沿いの稲含神社コースへ。山頂で出会った宮司さんによれば「クマいます。今年の秋はまだ唸り声は聞いてないけど、注意して!」とのこと…。
2020年11月22日 10:06撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 10:06
帰路は沢沿いの稲含神社コースへ。山頂で出会った宮司さんによれば「クマいます。今年の秋はまだ唸り声は聞いてないけど、注意して!」とのこと…。
結構な斜度の斜面を急降下…。下からも多くのハイカーが登ってきますので、落石注意!
2020年11月22日 10:11撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 10:11
結構な斜度の斜面を急降下…。下からも多くのハイカーが登ってきますので、落石注意!
スゴい岩壁の脇を通過。西上州の山らしい、岩・ヤブの荒々しい一面が垣間見えます…。
2020年11月22日 10:13撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
11/22 10:13
スゴい岩壁の脇を通過。西上州の山らしい、岩・ヤブの荒々しい一面が垣間見えます…。
中腹の稲含神社着。紀元6世紀創建、騒乱の時代を含め、長い歴史があるようです。
2020年11月22日 10:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 10:18
中腹の稲含神社着。紀元6世紀創建、騒乱の時代を含め、長い歴史があるようです。
こちらが二の鳥居。ここも長い信仰の歴史を感じさせます。
2020年11月22日 10:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 10:29
こちらが二の鳥居。ここも長い信仰の歴史を感じさせます。
一の鳥居に戻ってきました。プチ周回、無事完了です。
2020年11月22日 10:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 10:38
一の鳥居に戻ってきました。プチ周回、無事完了です。
旅館で貰ったGoToクーポンを使うべく、道の駅甘楽(かんら)に寄り道。さすが全国に知られた下仁田町だけあり、特産のコンニャクやネギはじめ土産品も種類・量ともに豊富。午前中から多数のお客さんで賑わってます!
2020年11月22日 11:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 11:29
旅館で貰ったGoToクーポンを使うべく、道の駅甘楽(かんら)に寄り道。さすが全国に知られた下仁田町だけあり、特産のコンニャクやネギはじめ土産品も種類・量ともに豊富。午前中から多数のお客さんで賑わってます!
道の駅の敷地内に移設された名主・松井家の旧宅。江戸時代中期の建造の由。
2020年11月22日 11:50撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
11/22 11:50
道の駅の敷地内に移設された名主・松井家の旧宅。江戸時代中期の建造の由。
邸内はこんな感じ。武具や民具が展示され、天然木の重厚な梁がいかにも名家の貫禄を表してます…
2020年11月22日 11:51撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/22 11:51
邸内はこんな感じ。武具や民具が展示され、天然木の重厚な梁がいかにも名家の貫禄を表してます…
撮影機器:

感想

西上州ツアー2日目、割烹旅館で栄養・睡眠補給してすっかり精力回復。7時前に朝食を済ませ、朝イチで下仁田エリアの歴史ある名山、稲含山を目指します。昨日は散々振り回されたカーナビ君もこの日は絶好調、最短距離で西上州の県道を繋いで走り抜けた後、落ち葉の積もる林道を車で登り詰め、一番乗りした登山口の神ノ池園地は既に標高1,000m超。山頂までは僅か2km弱、標高差300m余りのコースで、初日の疲労が若干残る中では丁度良いショートハイクです。
 コースの詳しい状況は写真キャプションに記載の通りですが、とにかく標高の割にバツグンの展望が印象的で、山頂までのコースも神社関係者のご尽力で丁寧に整備されており、知人にも是非強力にオススメしたい名山でした。山頂で稲含神社の宮司さんとお会いし、ソーシャルディスタンスを取りながら御礼方々しばし立ち話したのですが、その際に伺った数々の稲含山プチ情報を、以下備忘録代わりに記しておくこととします。
・山頂からの展望が開けるよう、毎年秋に大規模な伐採を実施。毎年数十センチも伸びるので、刈り払いも一苦労…
・今年は秋の急な冷え込みもあり、紅葉は例年以上にキレイだった。コロナ禍の影響はさほどなく、週末をはじめ、連日そこそこの数のハイカーが登ってくる。
・山頂下のトラバース気味の道(中宮への分岐と山頂神社の間)を中心に、ハイカーが歩きやすいよう今日も落ち葉の清掃を実施。このところ葉の量も多く、2時間ほどかかったが…
・この山域には例年クマも結構出没する[※コース途中にも「クマ注意!」の標示多数]。今年は木の実が不作のためか、多くが山を降りて里に出没しているようで、秋に山頂神社へ入ってから自分ではまだクマの唸り声は聞いていないが…
・山頂からは、上信国境や谷川・日光他の山々に加え、視界が良ければ槍や穂高も見える。[※この日は後立山連峰がよく見えたものの、槍穂は雲の中…]富士山は残念ながら赤久縄山の後ろに隠れて見えない。
・例年、元日には200人強のハイカーがこの山頂目指して登ってくる。このうち初日の出に間に合う人は50人ぐらいだが…
 宮司さんとお話ししていて、神社関係者はじめ多くの方々の地道なご努力のお陰で、我々一見の登山客・ハイカーも安心して稲含登山ができることがよく分かり、本当に頭の下がる思いでした。この日も地元のシニアハイカーを中心に、多くの方々が山頂目指し登ってきていましたが、長い信仰の歴史や神社関係者の目に見えぬご尽力に裏打ちされ、これからもコロナ禍を跳ね返して多数の地元の方々に愛される山であり続けてほしい、と願いつつ、山を下りました。
 2日間の上州ツアーもこれにていよいよ終盤、まだ時間は午前11時前ですので、群馬県内限定のGoToクーポンもフル活用して土産を買い込んだ後、帰りがけに埼玉の里の名山(鐘撞堂山)へ寄り道して東京へ帰ります!

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