晩秋の西上州名山ツアー:稲含山(神ノ池園地より尾根コース〜稲含神社周回:頂上からの展望絶佳!)


- GPS
- 02:34
- 距離
- 3.0km
- 登り
- 401m
- 下り
- 401m
コースタイム
天候 | 快晴微風(絶好のハイキング日和!) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
往路、一の鳥居から赤鳥居・尾根経由のルートは歩きやすい道が続き、要所に案内標識も完備。特段の危険・不明瞭箇所ナシ。復路の稲含神社・沢ルートは特に神社までの区間が急下降、ロープ等の補助も殆どなく、スリップ・落石注意 |
その他周辺情報 | ・下仁田周辺エリアには「荒船の湯」はじめ日帰り温泉多数あり ・県道46号から上信越道・富岡ICへ向かう途中の「道の駅甘楽」は地元特産のネギ・コンニャクはじめ各種土産品が充実(県内旅館発行のGoToクーポンも当然使えます!) |
写真
感想
西上州ツアー2日目、割烹旅館で栄養・睡眠補給してすっかり精力回復。7時前に朝食を済ませ、朝イチで下仁田エリアの歴史ある名山、稲含山を目指します。昨日は散々振り回されたカーナビ君もこの日は絶好調、最短距離で西上州の県道を繋いで走り抜けた後、落ち葉の積もる林道を車で登り詰め、一番乗りした登山口の神ノ池園地は既に標高1,000m超。山頂までは僅か2km弱、標高差300m余りのコースで、初日の疲労が若干残る中では丁度良いショートハイクです。
コースの詳しい状況は写真キャプションに記載の通りですが、とにかく標高の割にバツグンの展望が印象的で、山頂までのコースも神社関係者のご尽力で丁寧に整備されており、知人にも是非強力にオススメしたい名山でした。山頂で稲含神社の宮司さんとお会いし、ソーシャルディスタンスを取りながら御礼方々しばし立ち話したのですが、その際に伺った数々の稲含山プチ情報を、以下備忘録代わりに記しておくこととします。
・山頂からの展望が開けるよう、毎年秋に大規模な伐採を実施。毎年数十センチも伸びるので、刈り払いも一苦労…
・今年は秋の急な冷え込みもあり、紅葉は例年以上にキレイだった。コロナ禍の影響はさほどなく、週末をはじめ、連日そこそこの数のハイカーが登ってくる。
・山頂下のトラバース気味の道(中宮への分岐と山頂神社の間)を中心に、ハイカーが歩きやすいよう今日も落ち葉の清掃を実施。このところ葉の量も多く、2時間ほどかかったが…
・この山域には例年クマも結構出没する[※コース途中にも「クマ注意!」の標示多数]。今年は木の実が不作のためか、多くが山を降りて里に出没しているようで、秋に山頂神社へ入ってから自分ではまだクマの唸り声は聞いていないが…
・山頂からは、上信国境や谷川・日光他の山々に加え、視界が良ければ槍や穂高も見える。[※この日は後立山連峰がよく見えたものの、槍穂は雲の中…]富士山は残念ながら赤久縄山の後ろに隠れて見えない。
・例年、元日には200人強のハイカーがこの山頂目指して登ってくる。このうち初日の出に間に合う人は50人ぐらいだが…
宮司さんとお話ししていて、神社関係者はじめ多くの方々の地道なご努力のお陰で、我々一見の登山客・ハイカーも安心して稲含登山ができることがよく分かり、本当に頭の下がる思いでした。この日も地元のシニアハイカーを中心に、多くの方々が山頂目指し登ってきていましたが、長い信仰の歴史や神社関係者の目に見えぬご尽力に裏打ちされ、これからもコロナ禍を跳ね返して多数の地元の方々に愛される山であり続けてほしい、と願いつつ、山を下りました。
2日間の上州ツアーもこれにていよいよ終盤、まだ時間は午前11時前ですので、群馬県内限定のGoToクーポンもフル活用して土産を買い込んだ後、帰りがけに埼玉の里の名山(鐘撞堂山)へ寄り道して東京へ帰ります!
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