両神山(八丁峠から往復)
- GPS
- 06:17
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 789m
- 下り
- 790m
コースタイム
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 6:15
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
その先は通行止め(トンネルから国道299迄は通行止め) (金山志賀坂線情報は↓) https://www.pref.saitama.lg.jp/b0904/tukoseigen/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
多くが歩かれている通りですが、気付き事項だけ列記します。 ・八丁峠までは歩きやすい整備されたルート。 ・峠から西峰へ向かうとほどなく急登となり、鎖場が出てくる。 ・西岳まではそれほど困難さを感じない。 ・西岳から東岳へは大きく下って登り返すが、ここがやはり核心部です。 ・西岳からの下りは滑りやすい急降下、時に根っこ地獄、時に滑りやすい急降下、時に鎖場あり気を抜けません。 ・鞍部の斜めっている岩(写真#27)は鎖を掴んで丁度下に足を引っかける箇所が岩の側面にあり。 。鞍部から東岳への登りに鎖が半端なく連続する。3点支持をしっかりすれば危険を感じる場所は無いが、鎖祭りがしばらく続く。鎖にしがみつくより、片手は岩や根っこをホールドする方が安定すると思います。 ・東岳からしばらくは快適な登山ルート。 ・山頂直下だけ一旦大きく下って、鎖場を登り返す場面あり。 ・山頂は狭いが絶景が素晴らしい。 ・戻りは、登った鎖をすべて反復する(当たり前だが長い)。 |
その他周辺情報 | 大滝温泉を利用。 https://www.michinoeki-network.jp/otaki/ 道の駅「大滝温泉」の日帰り入浴施設。ほのかに硫黄臭のするヌルスベ湯でお気に入り(平日700円からJAF会員は1割引)。 |
写真
感想
飛石ハイクの4日目は八丁峠から両神山へ往復。
以前から歩きたいと思っていたコースですが、公共交通機関派には登山口までのアクセスが困難なため、車で周遊のこの機会に計画しました。
上落合橋登山口の駐車場に日出時刻の6時半前に到着すると既に車3台が止まっていて、最初の1人がすぐスタートされました。あとの2人は30代かな、立ち話されスタートされないので、聞くと、ゆっくり歩きしたいのでスロースタートなのだそうです。
私も準備完了しお先にとスタート。
目の前の鉄製階段を上ります。
八丁峠まで最初は沢の右岸歩きで後半は尾根までジグザグ歩き。
思たより早く峠に到着。テーブルで景色みながら少し休憩しました。
ほどなく西岳までの急登が始まり、鎖場も出てきます。
しっかり三点支持し、片手は鎖、片手は岩や根っこを握った方が安定すると思います。
山頂近くなると鎖の斜度があがってきます。
西岳は行蔵峠から10分くらい先。朝日に輝く東岳の影を確認します。
西岳からは下り。鎖場は勿論のこと、根っこ地獄や土の急降下もあるので慎重に。
鞍部付近にはレコでよく見る斜めってる岩のトラバース(写真#27)がありますが、鎖を掴んで丁度下に岩の側面に足の端を引っかけるスペースが連続しているので、それを使えば難なくクリア。この岩の先で体を回転させる場面は高度感があれば北アの大キレッとを彷彿させる場面でした。
東岳への登りはまさに鎖祭り。かなり垂直に近い鎖もありますが、ここでも基本の三点支持をしっかりし、片手は極力岩や根っこを掴めば安定できます。時間を使ってマイペースで慎重に行けば全く危険を感じる場面はありません。
ニセ東岳から5分で本当の(?)東岳。ここにはベンチもあり行く手(山頂)をしばし見入ります。
東岳からは通常コースが続きます。
といっても小さな岩場のアップダウンあり。
山頂手前で一旦大きく下ってから最後の鎖が2本ありました。
その先が11年ぶりの両神山。
懐かしい光景が思い出されます。
前回は12月の初雪の日でしたが、今回は快晴の大展望。
百名山初期の自分を思い出し、しばし余韻に浸ります。
さて下りましょう。
当たり前ですが、登った鎖は全て下り、下った鎖は全て登りになります。
何を言ってるかというと、長いです。
岩場や鎖にいい意味で慣れてくるのですが、逆に気が緩むのが怖いところ。
最後まで気を引き締めて安全優先で歩きます。
東岳から西岳の間の急降下と急登がやはり核心部。
西岳から八丁峠への下りも気を抜けません。
八丁峠からはジグザグの下りを半時間ほどで駐車場でした。
朝より車が増えていました。
山中で出会ったのは、5人かな。
先行された単独男性、常に後方5分を歩かれた若者2人組、下り対抗で登ってこられた単独男性x2人だったと記憶。連休明けの平日だったので好天でも少なかったのかもしれません。
下山後、大滝温泉でマッタリ温まり、好天に恵まれた4日間でいい歩きができたなと反芻しつつ、11年前に両神山を登って初めて見た秩父からの武甲山〜小持山の稜線美を懐かしく眺めながら帰路につきました。
両神山山頂へ向かう前の激下りの演出が憎いですね〜!(笑)
なんと11年ぶりでしたか!
私は貧血で途中敗退以来まだ山頂にも行ってません。
いつかは登ります。
お疲れ様でした!
あんどうのうえんさん、こんばんは
よく読んでくれてますね、山頂手前の演出は「持ち上げて落とす」の逆で素晴らしい と参りつつ感動していました
え!?貧血撤退だったのですか 体調いいときに是非リベンジを
とはいえ、水戸方面からは遠いですけどね
11年、光陰矢の如しですが、空気感や細かな情景もはっきり覚えてるので懐かしかったです
ShuMaeさん、こんばんは。
八丁尾根お疲れ様でしたm(_ _)m
いつか行ってみたいと思っていたルートなのでお写真興味深く拝見させて頂きました。
登りごたえのある良いルートですね
私が登った日向大谷コースとは全然雰囲気が違うなと思いました
山頂からの眺めもバツグンですね
八ヶ岳と御座山も見えるんですね
私が登った時はホワイトアウトだったので
次回への楽しみにしようと思います!
saku15さん、メッセージありがとうございます
このコースは両神山のギザギザを味わえるいいコース と思いました
登山口まで車で上がると(北の国道299からは通行止めですが南からはOK)、標高差もそれほどなくて短時間で往復できると思います。危険を感じることなく鎖祭りを堪能できて楽しかったです。
晴れると眺望抜群 ですしね。
12月中旬くらいからは雪が付くと嫌らしくなりそうなので、来春以降かな、是非トライください
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