二ッ箭山・矢大臣山(初冬の阿武隈山地)
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- GPS
- 03:39
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,076m
- 下り
- 1,063m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
■はじめに
二ッ箭山は、アカヤシオの咲く頃に訪れようと計画していましたが、何年もタイミングが合わず、繰り延べとなっていました。岩峰なので紅葉も良さそうですが、今年はその時期も過ぎてしまいました。これでは、いつまでたっても行けなさそう。ということで、決して良い時期とは言えませんが、行くことにします。この際、前日に登った、鎌倉岳、大滝根山、蓬田岳なども含めて登ってしうことにします。
■二ッ箭山
駐車場は広く、トイレもあります。午前7時時点で、車は3台目でした。
ルートは、沢沿いの道を進み、男体山・女体山経由で二ッ箭山の山頂。下山は尾根沿いに月山経由とします。
沢を進むと滝が現れ、滝の左側(右岸)にクサリがついています。シビアなクサリはありませんが、落ち葉が積もっていて足場が滑りやすいので慎重に登る必要がありそうです。
谷から尾根筋まで登りあげると強風。冷たい風で寒いです。
まもなく、岩場コースと一般コースの分岐となり、一般コースを選択しますが、すぐ先で合流となりあっけないです。さらに、男体山が見えてくると、鎖場コースと鎖場巻道の分岐となり、ここは鎖場コースを選択。40mの鎖場を登り切ると男体山と女体山のコルに到着。男体山に行こうかと思いましたが、弱気になって「強風なのでやめておくか」と、理由をつけてパス。女体山は正面の岩場を普通に登ります(女体山も正面の岩場を登らずに巻いて登るルートがあります)。岩場を登りながら振り返ると男体山が正面に見えて。素晴らしいです。
女体山の山頂の岩に登ると絶景。しかし、風が強くあおられそうなので、そそくさと降りました。
その後に行った、二ッ箭山の山頂は展望がありません。山頂付近とその後の月山経由の道は普通の道です。
■矢大臣山
駐車場につくと、なんと車が8台。寂峰かと思いきや、人気の山なんだと驚きました。駐車場にはトイレはありません。
林道のような広い道を登っていくと、中腹で、樹齢500年のブナ。とても大きくて、ブナ大臣と言ってもよいくらいの風格でした。
落ち葉でふかふかのトレイルを登っていくと山頂直下で展望が開けます。
山頂付近は、草原があちこちに広がり、展望も素晴らしく、どこも休憩適所です。この二日間で登った山々も見ることができ、今回の遠征のラストを締めくくるにはベストな山だったと思います。
それと、山頂の低木は、たぶんヤマツツジ。花の時期に来たら素晴らしそうです。
下りは、ほぼ全区間走れるほどの快適なトレイルでした。
■おわりに
いわき遠征として、東北100を中心に、うつくしま100をスポットで登りました。低山ながら展望が良かったり、歴史を感じたりする山々でした。二ッ箭山は岩峰で、鎖場好きなハイカーの方にはとても楽しめると思います。どの山も登山道が整備されており、地元の皆様に愛されている山なのだと思いました。
おかげで、このあたりの山々の山座同定ができるようにはり、高速道路を走っていても、○○山だとわかるというのは、とても楽しいものです。
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