一夜山 鬼無里展望の山

2020年12月06日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.9km
• 登り: 435m
• 下り: 428m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:00
• 休憩: 1:20
• 合計: 3:20

9:10 西越開拓地跡駐車場
9:30 一夜山駐車場
10:30 11:50 一夜山
12:20 一夜山駐車場
12:30 西越開拓地跡駐車場

コースとタイムはおおよそ。西越開拓地跡駐車場には「一夜山登山口駐車場」と立て看板があります。そのさきの登山口にも駐車スペースがありますが、未舗装で凸凹道なので個人的にはあまり乗り入れたくない感じでした。

天候

晴れ。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長野市善光寺から406号を進み鬼無里交差点を右折。左に一夜山登山口、右に諏訪神社の案内がある場所を左折。冷沢沿いの荒れた狭い道を登っていくと登山口駐車場に辿り着きます。通行止めもあるため鬼無里のHPをチェックしたほうがいいようです。

コース状況／危険箇所等

広めの登山道は歩きやすく危険箇所はなし。日陰や山頂は雪が積もっていましたが、軽アイゼンやスパイクなどはまだ必要ありませんでした。
UQモバイル電波あり。ときどき弱い。

その他周辺情報

鬼無里から白馬方面に10km行くと日帰り入浴できる鬼無里の湯があります。シンプルな内湯のみの温泉ですが施設が新しくきれいです。ちなみに鬼無里にはコンビニなどがないのでご注意ください。

写真

財又のこの場所を左折します。この先の道は狭いうえ荒れているので路面に注意して進んでください。

西越開拓地の先の丁字路を左折したところが駐車場。

駐車場のすぐ先の分岐を「登山口」表示のある右へ。

まだ車が通れますが未舗装で凸凹。擦りたくないので歩きました。歩き出しとしては気持ちいい道です。

一夜山登山口。先行の方が1名。登りですれ違いました。

ここが登山口。道の脇はともかく、道まで雪があると思っていませんでした。

この通り日陰はしっかり雪があります。ザクザクと雪を踏みしめ冬を感じながら登っていきます。

このあたりからやや急に。「山頂まで○○m」の標識は木ではなく高価そうな石です。

体が暖まり汗をかいてきたころ山頂に到着。開けた展望に思わず歓声を挙げて1人はしゃぐ。

鳥居と祠。風はほとんどなく文句なしのお天気。

白馬乗鞍から針ノ木岳。

裏銀座から続いて遠く穂高連峰までの連なり。望遠してないので見えてませんが槍も見えました。

鬼無里と飯縄山、大洞山、虫倉山。その向こうには八ヶ岳連峰。

荒倉山、砂鉢山から北信五岳の飯綱山。遠方には浅間山、根子岳、志賀高原。志賀横手山はもう全面滑走可能だそうで。

飯綱山と戸隠山。山頂からの戸隠は木立で隠れている。

奥西山から高妻方面。その向こうには雨飾、焼山、妙高が白く輝く。

昨日に引き続き里山くつろぎセット。パノラマビューを独り占めしていたら会社の先輩が登ってきてびっくりしました。いやほんとにびっくり。

お昼ごはんと一服でのんびりしてから往路を下山。少し下ると戸隠方面が少し開けて見えました。妙高と焼山は真っ白ですね。

駐車場へ無事帰着。出会った登山者は3人でした。

感想

あぱ SK-II

むかし天武天皇がこの地を気に入って遷都しようとしたところ、鬼がそれは困ると一夜にして築いた山が一夜山だそうです。
お隣には天手力雄命が投げとばした天岩戸から成ったという戸隠山があります。
神憑り的力で突如できた山だという伝承が似ていて面白いです。山奥なのに昔から貝の化石がよく見つかっていたことがもしかしたら関係しているのかもしれません。

さて、そんな一夜山はかなり山深い場所にあり、鬼無里の財又から登山口までの狭い山道はGoogle Mapでも表示されていません。アスファルトもひび割れてタイヤが取られそうな穴が空いていたり、拳大の石が落ちていたりもするので路面をよく見て通行してください。
なかなか凄い道ですが、この道を保ってくれているおかげで山頂近くまでアクセスでき、手軽に素晴らしい景色の山頂を楽しむことができます。ありがたいことです。

昨日は北ア方面は厚い雲がかかっていて残念な感じでしたが今日はばっちり。
山頂からは全方位が見渡せ、様々な山が見渡せました。
戸隠方面から後立山方面は少し木立が邪魔でしたが、後立山から裏銀座、遠く穂高や槍まで連なる山容がよく見えました。

山頂ではランチタイムで1時間以上過ごしましたが、いつまでも見ていたい景色で、後ろ髪を引かれる思いでの下山になりました。
家からも比較的近いですし、また人を誘って来たいと思いました。

○装備メモ
上）ジオラインM.W.半袖+キャプリーンクールライト長袖+ナノエアフーディ
下）ジオラインM.W.タイツ+mont-bellマウンテンパンツ、TX5-LOW-GTX
登り始め0℃前後〜下山時5℃前後。
登り1時間ほどで額に汗が伝いましたがオーバーヒートする前に山頂に着いたためナノエアは着っぱなし。
山頂停滞中は冷えてくるので上にフロウラップフーディを着ました。