GPSテスト スマホ-GPS時計 (御岳周辺散策)
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- GPS
- 07:24
- 距離
- 27.0km
- 登り
- 1,950m
- 下り
- 1,852m
コースタイム
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 7:50
天候 | 【天気】 ・快晴 【気温】 ・5〜10度くらい 【風】 ・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
◆歩き:吉野園地駐車場→御岳→白丸駅 ◆電車:白丸駅→二俣尾駅 ◆歩き:二俣尾駅→吉野園地駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険箇所】 ・特に無し 【コースの状況】 <吉野園地駐車場→飯綱神社→梅郷の路との合流> ・飯綱神社へは、おそらく吉野街道から参道が続いています。 ・背の低い鳥居をくぐって、かなりの急勾配を登る ・上の奥宮までは、コンクリ階段 ・だが草木がお生い茂っていて難儀 (片側低木混じり、片側は仮払いされている) ・奥宮の奥に続きの路あり ・ここから先、踏み跡はあるが、ほぼ藪 <梅郷の路との合流→三室山> ・一般道。とっても歩きやすい路 ・MTBが通ることもあるので注意 <三室山→御岳神社> ・一般道です。 ・奥多摩一の快適路です。 <御岳神社→天狗の腰掛杉(神苑の森コース)> ・神社階段手前のトイレ奥に路あり ・多少アップダウンあるがほぼフラットな路 ・けっこう路が細い所もあり ・最後に尾根を下って大岳山への路に合流 <天狗の腰掛杉→ロックガーデン→上高岩山> ・上高岩山への分岐までは普通の路 ・山腹を斜めに登り尾根に出る。 ・上高岩山直下の岩下に来るまで普通の路 ・岩を北側に巻き、トラバースで尾根に復帰 ・この辺から岩混じりの急登 ・アルミの梯子が一箇所あり ・柵代わりのチェーンに沿って登る ・尾根を登りきれば上高岩山山頂 <上高岩山→鍋割山> ・普通の路です。 <鍋割山→大楢峠> ・一般道ではありません。道標は一切なし ・踏み跡は有り。下りで使うと枝尾根に迷いそうな所複数 ・尾根は緩い下り。 ・途中尾根に岩があり、踏み跡は岩を巻く ・尾根末端付近に再び岩があり、岩を巻いてそのまま 一般道へと下っていく ・一般道に降りて50mほどで大楢峠 <大楢峠→大多摩ウォーキングトレイル→白丸駅> ・ここから先は海沢林道を利用 ※帰ってから気づきましたが、 ビジターセンター情報だと林道は通行止め ※工事期間12月上旬〜21年3月上旬とのこと ・特にこの日は、工事の案内は無く、問題無く通過 ・大楢峠から白丸駅まで約5.5km ※多摩川南岸の路は、数馬峡橋から下流側は通行止め <二俣尾駅→吉野園地駐車場> ・約1.5kmの車道です。 |
その他周辺情報 | 山と高原地図 奥多摩 2019 登山詳細図 奥多摩東編 2020 |
写真
スマホのスクリーンショット
上段がヤマレコアプリ、下段がジオグラフィカ
赤線で囲んだ所に座標の記載がありますが、両方とも同じでした。
結果、アプリによって精度は変わらず、スマホによって決まるようです。
感想
今回、新しいスマホのGPSの精度を確認するため、これまで愛用していたGPS時計との比較を実施しました。
比較した機種は、
★スマホ:xperia 5ii(sony)
※アプリ:ヤマレコアプリ、ジオグラフィカ
★時計 :SF-810(EPSON)
まずはアプリによって精度に差が出るか確認してみたかったのですが、どうやらどちらも同じみたいです。写真の欄のように画面上でどちらも同じ座標が表示されていたので、座標の計算はスマホで行い、その情報を都度アプリ側で読み込み記録しているようです。
次に時計との比較を行いましたが、大きな差は無く、xperia 5iiでも十分な精度でした。
ただ細かい所で良い点と悪い点がありましたので、下記に、まとめると、、、
★xperia 5iiの特徴
◆良い点
・谷での精度が良い
・トンネル内でもログを取得し続ける
※GPSをロストしても、他の情報で補完し、
位置を割り出していると思われる。
◆悪い点
・たまにノイズがのったようなブレが生じる
・方向を変えると、ログがオーバーランする
※おそらく良い点に書いた補完の計算が
誤差を生む原因かと思います。
★SF-810の特徴
◆良い点
・見晴らしの良い所(尾根)での精度は良好
◆悪い点
・谷での精度が悪い
・トンネル内だとログが記録されない
またトンネルから抜けた後、再びGPSを見つけに行き、ログを再記録するまでに時間がかかる。
また帰ってきてから調べましたが、対応している衛星に違いがあり、
◆xperia 5ii
GPS(米)、Galileo(EU)、GLONASS(露)、北斗(中)、みちびき(日)
◆SF-810
GPS(米)、みちびき(日)
※xperia 5iiの対応はアメリカsonyのHPにしか情報が無く、日本国内販売機種も同じ仕様か不明です。日本も同じ仕様なら拾えるGPSはすべて対応しているようです。
位置の計算には衛星4機以上の情報が必要なので、圧倒的にxperia 5iiの方が有利な状態ですね。現に谷でも精度が良いのでその通りなのかもしれません。
ただしxperia 5iiの場合、ちょっとしたノイズのような物が入ったりすので、細かい所まで気にする場合は扱い注意です。
今回の結果から、最新スマホならgps機として十分山で使えると解りました。ただ座標の取得はスマホによるようなので、アプリが同じでも他の機種だと違った結果になるでしょうね。
こんばんは、aottyさん。
先日実際に検証する話をされてましたが、地図上で気になる部分を比較されておりとても興味深いです。
アプリによる違いは無さそう?
となるとGPSの性能の差?と思ってましたが、実は拾うGPSの衛星数に関連していたとは…普段気にしていない部分まで調べてるとはさすがです。
エプソンの時計に変わるものが無くてもスマホで代用しても良いのかな?
その案も考えておきますね
国土地理院の破線もデータ自体が古いからと、ヤマレコの軌跡データによって修正された箇所もあると報告もありました。
ふとした興味からの検証が新たな地図への足跡に繋がるとより面白いですね
ukysz_2さん、こんばんわ
前から時計のバックアップが欲しく、新しいスマホで補えないか期待しておりました。前回のレコでのukysz_2さんのコメントで比較レコを作るモチベーションができましたので、今回簡単ですが確認した次第です。
結果はまとめた通りですが、衛星の補足数の影響でエクスペリアの方が優位なような気がします。ただしみちびきは後3機上げるはずなので、谷での精度がいまいちなエプソン時計ですが、改善される可能性がまだ残っているかと思います。
ただ気がかりなのは、エプソンが専用の管理アプリをいつまで利用できるようにしているかが気になる所です。あれが無くなるとログが落とせなくなるため。。。
そういえばヤマレコの軌跡を国土地理院が利用する話がありましたね。
国土地理院側は民間のビッグデータを扱うというメリットがありますが、ヤマレコ側には何のメリットがあるんでしょうかね?
無償提供はしないと思いますので気になる所です
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