有明山 馬羅尾(松川村)より 不動滝


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,284m
- 下り
- 1,266m
コースタイム
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 9:21
6:30 安曇野穂高発
6:50 馬羅尾登山口
<復路>
16:20 馬羅尾発
16:40 自宅着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
荒れているところもあり厳しいコース |
その他周辺情報 | 松川すずむし荘 |
写真
感想
2013年(平成25年)8月19日(月)
有明山へ 馬羅尾高原より
2回目の馬羅尾高原からの有明山になる。
最初は小学生の二人の子供を連れての山行だった。
今考えるとぞっとする。実際ギリギリの下山だったことを思い出すと、何と無理強行な有明山だったのかと身震いする。
言うなればよくぞ小学生二人がこのハードな危険な山道を日帰りしてきたかと、再び登ってみてひしひしと思うのだ。
今回まずは登り始めから道間違えをしてしまった。
登山口は目の前、川沿いに行かねばならないのに林道に誘われて20分ほどのロスから始まった。
沢沿いの登りは大きな石に足下が不安定で厳しい始まりだ。
さらに徒渉が数度あり、濡れることはないが目印のテープを見落とさないようコース取りをしていった。
標高1144m地点の標示から1時間ほどで不動滝に着く。
この不動滝の横を這い上がる。
子供たちと共にこの滝の横、岩場を登ったのを思い出した。
ここで止めておけば良いものをと思うのと、よくぞこの滝横の岩を登り下ったと感心するしかない。
エメラルドグリーンの滝壺は一見の価値がある。
この滝を過ぎると直ぐ沢から別れ尾根への急登となる。
笹が覆い被さる急坂を黙々と登った。
途中ゆっくり休めそうな所は大岩の上部だけだ。
1時間以上の登りでようやく落合へと着く。
悪戦苦闘した登りだっただけにとても良い気持ちの稜線という印象が強い。
落合は行者コース、前山コースとの落合場所であり、山頂への起点だ。
この尾根も険しさは変わらず梯子、岩場も出て来る。
さほど危険は感じないが梯子が古びていてもしもと考えると怖い。
カニの横ばいなる岩も出て来るがここは横にトラバースすれば楽勝。
いくつかの古びた祠の横を通過して急登を進んで行くと
有明神社奥社、北岳の山頂へと飛び出る。
真新しいピカピカの鳥居が出迎えてくれた。
山頂からの眺めは格別だ。
大町から安曇野そして松本方面まで、高瀬川と中房川さらに犀川へと合流する川の流れと共に広がる絶景は最高だ。
その反対側の眺めは樹木で見にくいところもあるが、
大天井から燕岳への稜線、そして餓鬼岳までが迫ように見渡せた。
奥社から進み中社付近に三角点があり、最奥の南の祠、南岳へは行く人は少なく静かな山頂を巡る。
再び奥社に戻り山頂を後にした。
来た道を注意しながら下るのだが、一歩踏み外せば崖を転げ落ちるしかない。
ヒヤヒヤしながら無事下山したものの、
有明山は甘くない。やはり厳しい山だ。
よくぞ小学生が登った。
改めて感心すると共に恐怖!
ふるちゃん
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する