【過去レコ】愛鷹山系最高峰越前岳 冬富士どっかーん!
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- GPS
- --:--
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 625m
- 下り
- 625m
コースタイム
天候 | くもり一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | すその美人の湯 ヘルシーパーク裾野 https://healthypark-susono.wixsite.com/website |
写真
感想
富士山火山帯に属する愛鷹連峰は,顕著な6つあまりのピークを頂いて南北に連なる.千数百辰箸いι弦發里錣蠅忙海録爾,原始の自然を残している.その最北端,富士山と対峙する山塊の最高峰が越前岳だ.登りやすいことから,訪れる登山者も一番多い.
昨年のヤマケイに冬富士展望の山として紹介され,そこに載っていた富士山の写真に惹かれて,ずっと計画を温めいていた.
久々の遠出山行である.夜中2時過ぎに岐阜を出発.Legacyを交代で運転し,東名高速富士ICを目指す.富士川SAまで来ると,薄っすら明るくなってきた空に巨大な富士が姿を現し圧巻.よく見ると山頂は真っ白な雪をかぶっている.今年の富士山は雪が少ない,とニュースになるほどであったが,昨日の雨が富士山には雪を降らせたようだ.
富士ICで高速を降りた後は,ナビに導かれて登山口となる十里木高原駐車場へと向かう.6時過ぎに駐車場着,休憩も含めて約4時間であった.5~6台の先着者がいる.次第に闇が明けてきたので,朝食を食べて準備を始める.天気予報はズバリ「晴れ」であったが,厚い雲が立ち込め,富士山は全く見えなくなってしまった.せっかくここまで来たのに・・・と気分も沈んでしまうが,こればかりはどうしようもない.天気が良くなることを期待して出発だ.
最初は,駐車場の端から,頭上の電波塔を目指してまっすぐの階段を登る.これがなかなかどうして意外にきつく,息が上がってしまう.階段が終わるところに電波塔が建ち,その隣に十里木高原展望台がある.ヤマケイに載っていた写真はここから撮ったものであったが,富士全体が雲に覆われ全く姿を現してくれない.ただ,左に目をやると,朝焼けの富士市街,南ア方面(北岳は同定できた!),毛無山が展望できる.
三脚を抱えた人が4〜5人降りてくる.どうやら駐車場の車はほとんどが登山者ではなく,富士山の写真目的のカメラマンのようだ.ササの切り開きを緩やかに進んでいくと,電波の反射板をやり過ごし,ベンチとテーブルのある笹峰に到着する.ここには1099m三等三角点が設置されている.ここで次第に雲が取れてきて富士山の頭が見え出した.しばらく待つと青空も見えてきて宝永火口まで見えるようになる.南面から望む富士山は,山腹中央をえぐる宝永火口が印象的だ.
ここから山頂への本格的な登りとなる.樹林に入り,木の根が張り出した歩きにくい道を行く.昨日の雨のせいか,ぬかるんでいる箇所も多く,ズボンも靴も泥だらけだ.標高1300檀婉瓩妊謄薀江の展望台に上がり,富士山が視界一杯に広がる.この日初めて富士全体が姿を現し,写真もバッチリ撮ることが出来た.
あとはのんびりと山頂まで行く.山頂が近づくと,傾斜も随分ゆるみ歩きやすくなる.結局,山頂までほとんど雪はなく,アイゼンも用意したが全く不要であった.
山頂に着いた頃には再び富士山は雲の中に隠れてしまい,姿を現してくれない.しかし,春を思わせるほどのぽかぽか陽気でひなたぼっこ気分.1月に1500mの高所にいるとはとても思えない.愛鷹神社から上がってきた単独行のおじさんが来たので,交互に写真を撮り合った.
富士山は見えないが,富士市の街並みと駿河湾の海岸線を見下ろしながら昼食.「鍋焼きうどん+鱒寿しおにぎり+イチゴ大福」と豪勢に頂く.当初の予定では富士見台往復を加えるつもりだったが,とても富士の展望が得られそうにないのでパスする.
下山は往路を戻る.団体さんも含めてどんどん上がってきたが,天候は次第に悪化.朝は寒さで締まっていた雪もゆるみ,ずるずる滑って何度もこけた.
近くのヘルシーパーク裾野で温まった後,白糸・音止の滝を訪れる.小学生のときに来たことがあるはずだが,全く思い出せなかった.
富士山は登るもよし,眺めるもよし.来年も富士展望の山を訪れてみたい.
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