毛無山〈ある意味、修行（麓からピストン）〉

2013年03月31日(日) [日帰り]

• GPS: 04:25
• 距離: 5.4km
• 登り: 1,080m
• 下り: 1,074m

コースタイム

7：50駐車場ー7：57登山道入口ー8：20不動の滝眺望台ー8：50レスキューポイントー9：00五合目ー10：00富士山展望台ー10：20毛無山山頂10：30ー11：25レスキューポイントー12：05登山道入口ー12：15駐車場

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

139号より毛無山駐車場（麓）休日500円

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特になし
※岩が多いため、雨の後は非常に滑りやすい。下山時は特に注意！

登山ポストは駐車場横にある。

写真

3/31 7:47

毛無山駐車場
さすがにこんな天気ですから〜

3/31 7:49

緊張感を持ったまま出発です（笑）

3/31 7:53

登山道方面へ。今日は何かの大会やっているのかな？

3/31 7:57

川を渡ります

3/31 7:57

いよいよ登山開始！

3/31 7:59

毛無山方面へ。地蔵峠方面も行ってみたいな

3/31 8:00

がんばるぞーー！！

3/31 8:00

いきなり急斜面
ずっと急斜面

3/31 8:14

とにかく岩が多い（涙）

3/31 8:20

不動の滝☆

3/31 8:20

OSMちゃんより差し入れ
いつもありがとう！！

3/31 8:27

登る...

3/31 8:29

...というより這い上がる

3/31 8:34

やっとこさ三合目
まだまだ〜〜

3/31 8:51

レスキューポイントに到着

3/31 8:51

OSMちゃん、意識朦朧
たしかにヘリ呼びたくなるね

3/31 9:00

ふえ〜〜
まだ五合目〜〜

3/31 9:07

もう十分に登っているよ〜

3/31 9:12

一瞬だけ現れるこんな道がありがたい。一瞬だけですけどね

3/31 9:32

手作りの可愛い看板に癒される♡それどころじゃない人もいる...

3/31 9:42

もうここまでくると気合いのみ！

3/31 9:32

意識が飛びかけてます〜

3/31 9:48

ここまで来たぞー！ここからしばらく行ったとこにある石の苔...

3/31 10:51

OSMちゃんには「八合目」の標識に見えていたようです。気を確かに！

3/31 9:49

テンション下がりまくり（涙）

3/31 9:59

富士山展望台より
天子山塊

3/31 10:05

がんばれ〜

3/31 10:05

あと少しだーー☆

3/31 10:08

山頂方面に向かいます

3/31 10:10

もう雪は少ないですね〜
腐ってました

3/31 10:13

3/31 10:17

原生林の中を気持ちよく

3/31 10:18

山頂到着
やったねOSMちゃん！

3/31 10:21

イエーーイ☆

3/31 10:23

前回とは寒さが違う

3/31 10:26

まだここから富士山観たことないな〜

3/31 10:28

1，945m...

3/31 10:36

3/31 10:37

今度は下りの緊張感

3/31 11:25

下ってきました〜。汗だくです

3/31 11:39

四合目を下ったあたりで雨がパラパラと

3/31 12:11

モトクロスのレースだったんだ〜

3/31 12:18

とうちゃく〜〜〜

3/31 13:22

今日は運転手じゃないので..
ビーール＆ラーーメン♡

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

感想

atsu001

　年度末を迎え、山積みの仕事たちとの格闘で、全く休みが取れず、気がつくと前回の大菩薩嶺から早いもので一ヶ月が過ぎていた。心が骨折状態。

　山仲間のOSMちゃんも同様で、だいぶ身体がなまってしまったようで、なんとか山に向かえるように予定を組む。
　二人の予定が合う日は31日。しかし夕刻に予定が入っていたため、行き先は近場の山に限られた。31日は東海から東の広い範囲で曇りや雨の予報。やはり近場の山の天気を調べてみても、どこも曇や傘マークばかり。天気が悪く、どうせ展望が望めないなら“とことん歩くことに集中できるドMな山に行っちゃえ〜”ということで、毛無山を第一候補に挙げる。とりあえずOSMちゃんに連絡。
　以前からOSMちゃんは「一度、毛無にチャレンジしたい！」と言っていたが、山行前日、突然の難敵宣告にかなりの衝撃を受けたようだが、快く（？）受諾してくれた。
　
　当日はやはり朝から曇天。早い時間には雨も降っていた。
　最初から天気は期待していないし、前回より短い行程を予定しているし、家からも近い場所なので、いつも山に向かう時のようなドキドキ感はなかったが、毛無山初挑戦のOSMちゃんは、過去の毛無山のヤマレコ記事を見て、想像以上の緊張感の中、当日の朝を迎えていたようだ。

　コンビニでお昼ごはんを購入し、駐車場に到着。11月に行ったときと比べると、温かく感じる。登り始めるとかなり熱くなるだろうと予想し、少し薄着で出発。さ〜頑張るぞ！OSMちゃんの表情は硬い（笑）

　登り始めるといきなりの急登。普段ならその後、緩やかな道が現れるはずだが、この山は違う。ず〜っと登り。ず〜〜っと登っているのに、また目の前に急な坂が現れる。それも岩が多い。登っている最中の膝の高さで言うと、お腹の前7割、胸の前2割といった感じ。岩場が多く、ロープ箇所も多数ある。ストックは邪魔になる。「いい加減にしろ〜」「なんやねん」と何回、二人で口にしたことか。初ケナシのOSMちゃんはかなり心と身体にダメージを受けていた。本人曰く「五合目あたりから頭が朦朧としていた」ようだ。八合目の看板を過ぎて、しばらく歩いたところにあった小さな岩に“8”という形で苔が生えていたものを見て、「あれ？また看板がある。さっきも看板見たような...ここは今どの辺り？」という感じ。汗だくで息を切らせながらも、頑張って登頂を果たす。そんなOSMちゃんだったけど、山頂までの所要時間が2時間30分と、なかなか良いペースで登れたと思う。

　山頂はやはりガスに覆われていたが、それほど寒くもなく、気持ちよく過ごすことができた。ただ昼食は少し下ってからとることにして、軽く休憩して下山する。今日はピストン。
　「あの道を下るのか」と思うと本当に憂鬱な気分になる。前記のとおり、岩場やロープ箇所が多数あり、雨などの影響もあり、予想以上に滑り、何回も転びそうになった。登り以上に体力と気力を要し、汗だくで下っていった。ず〜〜っと下を向いて歩いていたため、途中何を考えていたのか覚えていないぐらい。まさに疲労困憊という言葉がピッタシ。

　なんとか無事駐車場に着いたが、ここで問題が...
　駐車場手前でオフロードレースが行われており、ギャラリーの方とちょっとお話をしていたところ、OSMちゃんと離れる。そしてすぐに駐車場に到着するが、前を歩いていたはずのOSMちゃんがいない。「どこ？」という感じでしばらく待ったが、姿が見えない。探しに行こうとすると、やっと遠くにOSMちゃんの姿を発見。聞いてみると、あまりに疲れていて、最後の標識を見落とし、曲がるところを間違えてしまったとのこと。無事で良かった〜。
　
　結局お昼をとらずに下山したので、楽しみにしていたラーメン屋に速攻で向かい、ラーメン・アーーンド・僕だけビール（OSMちゃんは大好物コーラ）で〆！山の後のビールは最高（言うまでもないか）☆二人で健闘を称えた。

　この毛無山、なんだろうこの気持ち。他の山を登ったときの気持ちとちょっと違うんですよね〜。
　楽しかった〜という感じじゃないんですよね〜（天気のせい？）。気分はトレーニングなんです。修行なんです。
　でもまた強くなれたような気がします。ありがとうケ・ナ・シ！！しばらく来ないと思うけど...
　
　よ〜し、また次の山にいくぞーーーー☆と思う二人でした。