高妻山-乙妻山
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- GPS
- 08:28
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,700m
- 下り
- 1,684m
コースタイム
09:10 高妻山
10:00 乙妻山
12:30 大橋登山口
天候 | 曇りときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後の温泉は戸隠神告げ温泉。お風呂に入っただけなのにお茶と漬物が無料で出てくる嬉しい温泉。サウナも水風呂もないお湯一本勝負の潔い温泉。食事もできる。 |
写真
感想
昨日は槍ヶ岳を下りたら松本から高速に乗って信濃町へ。大町より北へ行ったのは初めてかもしれない。信濃町まで相当走ってきたつもりだがまだ長野県だった。長野県、でかい。高速を下りてすぐのレストラン樹香のくるみ味噌らーめんでお腹いっぱいになったら道の駅で車中泊。天井に板を積んだクルマがいっぱい車中泊していた。山屋ではなくゲレンデの人たちだろうか。
3時に起きてクルマを30分走らせて大橋駐車場尾へ。誰もいなかった。林道にはトレースがあったがほとんど黒姫山へ向かっていた。昨日、岩さんに高妻山へ行くという話をしたらトレースは絶対無いと言っていた。山スキーで有名な山だし天気が良いからあるんじゃないかと思っていたが無かった。なぜなら春スキーで有名な山であって冬にここから入る人はそうそう居ないからだ。増毛の山もそうだ。しかし春スキーで有名な山は大体冬に入っても楽しい。楽しくないわけがない。
佐渡山コルでシールを剥がして闇夜の高速トラバースで沢に下りた。できれば夜にシールを剥がしたくはない。沢を渡ったら適当に斜度の緩いところから取り付いてせっせと登る。雪がめちゃくちゃ重たくて全然進まない。高妻山はずーっと見えているが全然近づいてこない。だんだん斜度が増していって一歩が重たくなる。中妻山に登りあげたら進路を南の高妻山へ。この尾根は西は崖、東は急斜面になっている。雪が重たいおかげで東から巻いていくことができた。ここがカチカチだったり雪が不安定だったらかなり厳しいだろう。高妻山まで3~4時間だろうと思っていたがしっかりラッセルで5時間かかった。長い戦いだった。来た道を引き返して乙妻山に着いたらシールを剥がしてお楽しみの北東斜面へ。ヤブはだいぶ埋まっていて障害物は少ないが雪が重いのなんの。なるべく南寄りの北斜面を滑ると少しはマシだった。もう1~2時間早く出て涼しいうちに滑るんだったな。春はヤブが埋まってザラメになって楽しいことだろう。春にもう一度来てみたいが遠すぎる。沢まで落としたらシールを貼って河原を歩いて佐渡山コルへ登り返し。最後にシールを剥がして林道まで落ちてゆく。この最後の谷筋滑りが一番楽しかった。みっちり8時間半かかった。なかなか厳しかった。冬にこのルートから登る人がそんなに居ないわけだ。
下山後は戸隠の温泉へ。前から戸隠蕎麦を食べてみたかったので念願が叶ってうれしい。明日も天気は良さそうだ。今日の山行は後半力が出なくてしんどかった。さすがにエネルギー切れか。今日は昼も夜もしっかり食べて明日も頑張ろう。
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