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Yamareco

記録ID: 282576
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無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

子持山ー小野子山ー雨乞山ー十二ヶ岳縦走

2013年04月05日(金) [日帰り]
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GPS
09:00
距離
31.2km
登り
2,386m
下り
2,337m

コースタイム

敷島駅(7:45)-子持神社(8:25)-奥ノ院(8:50)-展望岩(9:20)-子持山(10:05-10:15)-小野子山登山口(11:20)-P1181(12:05-12:15)-小野子山(12:25)-雨乞山(12:45)-小野子山(13:15-13:20)-中ノ岳(13:50-13:55)-十二ヶ岳(14:15-14:20)-小野上温泉さちの湯(15:50-16:40)-小野上温泉駅(16:45)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行き:JR敷島駅
帰り:JR小野上温泉駅

感想

1回分残った青春18きっぷで、どこに行こうかと考えた。すでに元は取っているから、近場でもいいのだけど、どうせなら交通費が高くて、普段は登れない山に行きたいということで、群馬県の子持山、小野子山、十二ヶ岳に登ることにした。

しかし、週末は天気が悪いようだ。来週末は、もう18きっぷが使えないので、休みを取って行くことに。

敷島駅から、登山口まで7kmほど車道を歩く。敷島橋を渡って、畑の間を進んでいると、南西に特徴的な形をした山が見えて来た。榛名山だろうか。まだ登ったことがない。

車道はなるべく走って、と思うのだが、登りだとすぐに足が止まってしまう。子持神社辺りから、杉の薄暗い林間を進んでいき、登山口に着いた。

登山口からすぐの所に、屏風岩と呼ばれる巨大な岩盤がある。横から見ると、屏風のように薄い。真下からオーバーハングの岩壁を見上げてみる。

杉林を抜けると、クリやコナラなど落葉樹の雑木林になった。今は、葉がすべて落ちていることもあって、急に明るくなる。登る途中、木製の小さなプレートが沢山、目に留まった。地元の小学生が作ったもので、かわいらしい鳥の絵とその鳥の名前が書いてあって、楽しい。

稜線から右に進み、展望岩の上で少し休憩。ここは眺めがいい。すぐ隣の獅子岩が巨大だ。

すぐに戻って、子持山に向かう。急な岩場になって、手を使いながら登って行く。獅子岩に寄ってみるも、怖くて岩の上には登れず。

子持山山頂では、平日にも関わらず2名の登山者が休んでいた。北側に雪を冠った谷川岳が霞んで見える。座って風に吹かれながら休んでいると、長靴に空身のおじさんが登って来て、あっという間に下山していった。子持山に登るのを日々の日課にしているのかもしれない。

北側にも雪は全く残っていない。落ち葉でふかふかの道を快適に下って行くと、林道に出た。
すぐに広い道に出て、天文台の横を下って行く。車は全く通らない。

小野子山に向かう途中、青年の家の辺りから、なにやら叫び声が聞こえる。何事かと思って覗くと、合宿か何かをやっているらしい。新入社員の研修だろうか。1人ずつ並ばせて大声を出させている。なんとも怖い光景。大きな声が苦手な私は、急いでその場を離れた。

小野子山の登山口までくると、聞こえるのはウグイスの鳴き声だけになった。やはり静かなのが一番落ち着く。

太い登山道を登って行くと、一度林道に出て、再び登山道となった。今日は天気がよく、気温が高い。日光の直射もあって、少し疲れが出て来た。

尾根を登って行くと、P1181の手前で正午になったようで、麓の学校のチャイムが聞こえてくる。少し時間差があって、3校分の鐘の音が聞こえた。
学校では給食の時間だろうか。小野子山を目前にして、私も昼休憩にする。

昼食後、すぐに小野子山の山頂に到着。ご夫婦が休まれていた。
山頂の四等三角点の標柱が妙に飛び出している。ガスが出て来て、谷川岳は霞んでしまった。

この山域に来れることも、あまりなさそうなので、雨乞山にも寄ってみることにした。
急な坂をかけ下って、少し登り返すと雨乞山だ。すぐに取って返すも、急坂の登りで疲労が溜まる。

中ノ岳、十二ヶ岳は、小野子山のすぐ隣の山で、アップダウンもないのだが、日差しが強く、熱中症気味になってきた。

中ノ岳の山頂は、展望が無いかわりに日陰がある。こちらの方がありがたい。

十二ヶ岳の手前は男坂と女坂に別れる。急な男坂をロープに掴まりながら登って行くと、山頂に着いた。榛名山が南に望めるが、眺めを楽しむゆとりがない。山座同定用の山岳展望板を日よけに使って休憩。

あとは下るだけだ。樹林帯に入ると、急に涼しくなり調子が戻って来た。最後、尾根から少し外れると、すぐに林道終端に降りた。時折、走りながら、車の通りのない道を駅に向かった。

次の電車まで、駅前にある温泉に浸かって待つことに。ここの湯は肌がつるつるになる。温泉でさっぱりして駅のホームに佇んでいると、懐かしい湘南カラーの車両が滑り込んで来た。

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