塔倉山（目桑コース）山スキーハイク

2020年12月29日(火) [日帰り]

• GPS: 05:05
• 距離: 11.1km
• 登り: 579m
• 下り: 565m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:04
• 休憩: 1:02
• 合計: 5:06

距離 11.1km 登り 579m 下り 579m

9:05 スタート地点（目桑集落入口）
10:43 10:49 塔倉山目桑コース登山口
11:39 12:33 塔倉山
13:11 13:13 塔倉山目桑コース登山口
14:11 ゴール地点

天候

曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

目桑集落入口奥の路側帯に駐車。
・林道塔倉山線は通行止め（虫谷側地滑り）。
　目桑集落奥の除雪最終地点までは入れるが、それ以上は積雪有（自己責任）。
　今回は、ザックのテスト（シートラ等）も兼ねていたので敢えて低いところに駐車してます。

コース状況／危険箇所等

・目桑集落を抜け、林道塔倉山線に入り、標高270m地点でようやく雪が繋がる。
ここからシール走行。このところの晴天で大分融けたが、所々、雪がなんとか繋がっている。標高400mを超えると完全に繋がる。
・登山口入口から登山道は明瞭だがトレースなく勾配が増す。ほぼ夏道を進むことになる。シールのまま直登できる（帰りの滑りは登山道を滑ることになる）。
標高650mまで勾配が強い区間。ここを超えると眺めがよくなりフラットになる。
やや右手に進みだすと杉林に入る。ここは雪が多いと倒木や垂れた枝が現れる（この日も二か所あり）。やがて長倉からの登山道と合流すると南側の景色が広がる。
この日は長倉コースからのトレースが幾つか（スノーシュー）。あまり人が入っていない。
・合流点から山頂まではスキーでブナの疎林の中をどこでも歩ける。ひと汗かくと山頂に達する。
山頂からは毛勝三山、剱岳、大日岳、大辻山、鍬崎山。鉢伏山など良く見える。
夏場に比べて景色は圧倒的に良いだろう。
下りは、来た道をそのまま戻る。登山道滑りは、横滑りなどいれて慎重に下山する。
林道部はボブスレーとなったがスキーが良く走った。

写真

12/29 9:01

集落内は避けて駐車。ここからスタート。

12/29 9:03

まずはスキーをザックに固定してシートラ。しばらく修行です（計画済み）。今日は、新しいザックのテスト。今日もポンツーンを選択。結果論だが細い板でも良かった。

12/29 9:06

入口の案内板。

12/29 9:06

シートラで集落内をハイクアップ。早く林道へ行こう。

12/29 9:14

集落を抜けるが雪はつながらない。まあ、想定内です。

12/29 9:18

お地蔵さまにご挨拶。

12/29 9:19

林道入口の看板。虫谷側で地滑りとか。

12/29 9:25

ようやく雪が出てきた。去年もこんな感じだったことを思い出す。

12/29 9:29

ここでシールを貼る。

12/29 9:44

肩の荷は軽くなったが、シールが滑らず重い歩行だ。

12/29 9:44

ようやく全面つながった。12月なので良しとしよう。

12/29 9:54

尖山方面。

12/29 9:55

こんなところは構わずシール突破。
軽トラが入っていってがすぐに戻ってきた。

12/29 10:08

眺めが良くなってきた。

12/29 10:09

倒れかけの標柱。

12/29 10:09

グリーンの平野部が良く見える。明日からの寒波でどうなるやら。

12/29 10:12

いつものお地蔵さま。お久しぶりです。

12/29 10:15

ここの分岐は左へ。いよいよ山道。

12/29 10:17

北向きで雪が融けていない。予想通り。

12/29 10:33

登山口までもう少し。シールが滑り出して歩行が楽になった。

12/29 10:36

横溝一か所。雪を崩して突破。

12/29 10:37

12/29 10:42

登山口到着。ここで休憩。

12/29 10:43

石柱が出ていた。

12/29 10:51

ここからが本番。ヒールアップしてシールを効かせて登る。

12/29 11:01

道は明瞭です。

12/29 11:06

標高600mまで急坂が続く。ノートレース。

12/29 11:10

もうすぐ坂から解放される。

12/29 11:12

杉林の中の一本道。

12/29 11:14

ここを超えるとフラットになる。

12/29 11:19

切替しもなくほぼ直登。雪質はザラメ。

12/29 11:20

振り返ると富山平野が一望。

12/29 11:20

12/29 11:21

塔倉山の稜線までもう少し。

12/29 11:23

右手の杉林に入っていく。

12/29 11:27

雪が激しく降ると倒木が出る。

12/29 11:33

長倉からのコースとの合流点。

12/29 11:33

長倉方面の尾根。スノーシューのトレースがあった。数は少ない。

12/29 11:33

12/29 11:39

ブナの疎林となり、南側の展望が広がる。

12/29 11:44

山頂到着。

12/29 11:45

剣岳と大日岳

12/29 11:45

剣岳

12/29 11:45

毛勝三山

12/29 11:45

大辻山

12/29 11:45

鍬崎山

12/29 11:46

来拝山と鉢伏山

12/29 11:46

熊尾山、高頭山方面

12/29 11:47

12/29 11:54

12/29 11:59

風もなくラーメンタイム。

12/29 12:13

剣岳〜大辻山

12/29 12:14

下山前にもう一枚。

12/29 12:14

大日岳

12/29 12:14

毛勝三山（アップ）

12/29 12:20

なかなかいいザックです。今シーズンはこれで行こう。

12/29 12:43

重い雪でターンしずらい。

12/29 12:52

フラット区間はカニ足など入れて進む。

12/29 13:07

一気に標高を落とし堰堤まで。横滑り、ストップアンドゴーなど入れながら転倒しないよう滑走。

12/29 13:13

林道まで戻る。制限付きの滑走だが何とか安全にこなせた。

12/29 13:16

後は林道ボブスレー。スキーが走る。

12/29 13:26

雪が少ない。

12/29 13:26

12/29 13:28

帰りはさらに雪が融けていた。ここは板を脱ぐ。
途中からシートラに切替で下山。

12/29 13:53

イノシシの罠の柵です。八頭ほど取れたそうです。

12/29 13:59

ようやく目桑集落が見えた。
なかなかいいトレーニングになった。

撮影機器：

TG-2 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

osamuin

今日も山スキーのトレーニング。身近な低山で幾つか考えた中で、塔倉山の目桑コースを選んだ。名倉からのコースは急坂や尾根のアップダウンがあるが、このコースであればスキーでもハイクアップできるだろう。人も少ないはずである。
この時期は登山道が雪で閉ざされて山頂が遠くなるので、それなりの量をこなせないと登山口にもたどり着けない。それ故にいろいろとトレーニングする時期との位置づけだ。また、実戦に向けた道具の点検も必要で、命を預けるものだけにフィールドで使ってみて見極めも必要だろう。

　明日から本格的な降雪があるので、次はポンでのラッセル山行となるだろう。
いよいよパウダーシーズン到来か。年内にもう一本行けるだろうか？