【過去レコ】日光男体山〜東京での研修の帰り〜


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,216m
- 下り
- 1,081m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 5:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:三本松→【東武バス30分】→中宮寺温泉・華厳の滝→【東武バス40分】→日光→【日光線43分】→宇都宮→【東北新幹線約30分】→大宮→【上越新幹線約60分】→越後湯沢→【はくたか約2時間20分】→高岡 |
その他周辺情報 | ザ・グランドスパ南大門に前泊 https://nandaimon.co.jp/spa/ |
写真
感想
仕事の関係で東京都清瀬市で5日間の講習を受けることとなる.この講習が予想以上にキツく,「懲役5日間」の刑にあったようなもの.朝はジョギングして,夜は酒を飲む以外に全く楽しみなし.最終日の夕方にテストが終わり,やっと娑婆に「出所」したら,「男体山ご褒美登山」のため,宇都宮へ移動を開始.
まずは,西武線で池袋へ.湘南新宿ラインに乗車し,小金井で宇都宮線に乗り換える.池袋から約2時間でギョーザの街,宇都宮に到着.日光は観光地過ぎるのか,ビジネスホテルや安宿が少なく,今宵は栃木県の県都,宇都宮に宿を取る.駅西口の「宇都宮ギョーザ館」で1次会,「グランドスパ南大門」で2次会と「ひとり打ち上げ」.明日の天気予報はパッとせず,午後から雨のようだが,何とかなるだろうと楽観して横になる.
翌日は4時30分に起床.身支度を整え,駅のローソンで買出しをし,5時58分発の日光線始発に乗車,約40分で終点日光に到着.休日の観光地と言っても,この時間の電車に乗っている人はほとんどいない.駅前から東武バスに乗車,こちらのバスも乗り込むのは自分ひとりだけだ.日光は大学2年の時に訪れて以来だが,街の風景も,いろは坂も全く記憶にないのはどういうことだろう?
中禅寺湖畔にある「二荒山神社前」バス停で下車.階段を昇り,社務所で入山料500円を支払って,登山道の簡単な説明を受ける.ここでピンバッジも1個購入,500円.
観光地の山と言っても,登山口からの標高差は1200mあり,なめてはかかれない.神社からすぐに急登が始まり,ふくらはぎが張ってくる.それでも,天気が下り坂であることに加え,日光から高岡まで帰るのに長時間かかることを考えると,どうしてもスピードが速くなる.それなりの登山者がいるが,ぐんぐん追い抜いていく.このルートは(下りの志津峠へのコースも)1合目毎に標柱が立っているので,歩く目安になってありがたい.
3合目から4合目までは工事用舗装道路を進む.4合目にある石の鳥居をくぐると,いよいよ本格的な登りとなる.振り返ると眼下に中禅寺湖が見下ろせるが,6合目辺りからガスってきてしまう.9合目からは傾斜が緩くなり,赤褐色の火山礫帯となる.
ろくすっぽ休憩もせず(おにぎりも食べながら登った),2時間5分で山頂に着く.ずっと10m/minのペースで上がってきた計算だ.コースタイムより随分と早い.頂上には二荒山神社奥宮が祀られ,最高点には大きな鉄剣と釣鐘が立っている.空は青いが,雲が多く,遠望は利かない.
下山は志津峠コースを取る.こちらのコースを登ってくる人もそれなりに多い.立派な志津小屋まで来ると,志津峠は近い.数台の車が停まっている.ここは女峰山,大真奈子山との分岐点になっている.
ガイドブックによれば,志津峠から三本松バス停までは2時間30分の行程であるが,無味乾燥な舗装林道を延々歩く気はしない.帰りのバス時間を確認し,13時25分発のバスに乗るべく,林道をゆっくり走る.約1時間走ると,光徳分岐まで着き,ここから三本松はわずかだ.結局,雨は降らず,天気予報は見事に外れであった.
予定より1時間早くバス停に着いたので1時間早く高岡に着くかと思ったが,乗換えがうまくいかず,結局高岡着は21時と不変.バスを途中の中禅寺温泉で下車し,華厳の滝見物&お土産購入で時間を調整する.
日光<宇都宮線>宇都宮<東北新幹線>大宮<上越新幹線>越後湯沢<北陸線>高岡と乗換え,下山から自宅到着まで8時間を要す長旅となった.
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