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Yamareco

記録ID: 283895
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西穂高岳!まだまだ冬だよ。寒波で敗退、独標まで。

2013年04月10日(水) ~ 2013年04月11日(木)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
5.8km
登り
581m
下り
592m

コースタイム

10日
13:00ころ 新穂高ロープウェイ頂上駅
14:30ころ 西穂山荘
 テン泊鍋パーティー
3:30 起床
6:00ころ 西穂山荘
8:00ころ 西穂独標 風雪あり、隣のピークがやっと見えるくらいの視界で撤退。
10:00ころ 西穂山荘 テント撤収後、西穂ラーメンを食す
12:00ころ 新穂高ロープウェイ頂上駅
天候 10日、稜線上はガス。降雪。
11日、ガスガス(見通し距離50m〜100m)、降雪あり、風速10m前後か?、気温-10℃、極希に晴れ間が差す事もあった。
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
コース状況/
危険箇所等
西穂山荘まではトレースがあり。
楽勝

西穂山荘から独標まで
はこの日のトップだったのでトレースはなし。ガスガスで見通しの効かない中のルーファイは気を使った。
積雪は最低でも新雪が30cm、雪面のうねりなどで多い所だと腰くらいまで。
独標の最後の鎖場は若干ルンゼ状になっているためか新雪が溜まっており、蹴りこんでもアイゼンが効かない状況で、積もった雪を払って下の岩が見えるところまで除雪し登った。
やっとのこと除雪し露出した岩も浮石ではない確証がもてないため、慎重に荷重した。足場の不安定な状況での作業は緊張する上、頭上の除雪した雪がまた足場に溜まったため時間を要した。イメージしてた初級の独標とはちょっと違った気がする。降雪時はご注意を。
ちなみに、ここの下りは懸垂で降りました。

下山時1〜2時間前に自分でつけたトレースはとっくに消えていた。
無料駐車場から出発直後
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無料駐車場から出発直後
ロープウェイ駅が見えて来ました
2013年04月10日 11:52撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
4/10 11:52
ロープウェイ駅が見えて来ました
ロープウェイからの景色。
白い!
2013年04月10日 12:45撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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4/10 12:45
ロープウェイからの景色。
白い!
景色は冬です。
西穂山荘まではトレースバッチリ
2013年04月10日 12:38撮影 by  iPhone 4, Apple
4/10 12:38
西穂山荘まではトレースバッチリ
ザックから足が生えてる!
2013年04月10日 12:38撮影 by  iPhone 4, Apple
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4/10 12:38
ザックから足が生えてる!
テントからなんか出てる・・
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テントからなんか出てる・・
「太陽よーーーー!!」
とバカでかく叫んでいる(迷惑)
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「太陽よーーーー!!」
とバカでかく叫んでいる(迷惑)
テント設営後プラプラ散歩、カナディアン山岳ガイドりょーくんによる滑落停止講習、アイゼンワーク特訓、アックスビレイ講習、、ためになった!
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テント設営後プラプラ散歩、カナディアン山岳ガイドりょーくんによる滑落停止講習、アイゼンワーク特訓、アックスビレイ講習、、ためになった!
翌朝の日の出前
ガスガス
2013年04月11日 05:21撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
4/11 5:21
翌朝の日の出前
ガスガス
翌朝の日の出前2

がっすガス
雪がフッカフカ
2013年04月11日 05:22撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
4/11 5:22
翌朝の日の出前2

がっすガス
雪がフッカフカ
翌11日のテン場
(撮影:Nさん)
翌11日のテン場
(撮影:Nさん)
とりあえず丸山到着
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とりあえず丸山到着
稜線上での視界はこんな感じでした。
夏道はどこにあるのかさっぱりわからん。
りょーくんは故障中のためここまで
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稜線上での視界はこんな感じでした。
夏道はどこにあるのかさっぱりわからん。
りょーくんは故障中のためここまで
風が冷たい、、
2013年04月11日 06:41撮影 by  iPhone 4, Apple
4/11 6:41
風が冷たい、、
休憩中。
聞こえるのは風の音と、雪がパラパラとシェルのフードを叩く音だけ。
休憩中。
聞こえるのは風の音と、雪がパラパラとシェルのフードを叩く音だけ。
どっっぴょーー
(すぐ後ろを登ってきたNさんに撮って頂きましたありがとうございます。)(ここでは気が付かなかったが知り合いだった、、)
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どっっぴょーー
(すぐ後ろを登ってきたNさんに撮って頂きましたありがとうございます。)(ここでは気が付かなかったが知り合いだった、、)
懸垂ロープ設定中
(撮影:Nさん)
懸垂ロープ設定中
(撮影:Nさん)
独標下りはロープを出しました
(撮影:Nさん)
独標下りはロープを出しました
(撮影:Nさん)
一瞬ガスが切れピラミッドピークが!!感動。
この時やっと西穂にいるんだと思えた。
2013年04月11日 08:55撮影 by  iPhone 4, Apple
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4/11 8:55
一瞬ガスが切れピラミッドピークが!!感動。
この時やっと西穂にいるんだと思えた。
何度かシャッタチャンスが到来し写真を撮りまくる
2013年04月11日 08:59撮影 by  iPhone 4, Apple
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4/11 8:59
何度かシャッタチャンスが到来し写真を撮りまくる
登ってきた尾根が見える!
2013年04月11日 08:59撮影 by  iPhone 4, Apple
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4/11 8:59
登ってきた尾根が見える!
2013年04月11日 11:08撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
4/11 11:08
噂のラーメン。うまかったー!
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噂のラーメン。うまかったー!
ついに西穂!!!??
(手の下になんか書いてる)
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ついに西穂!!!??
(手の下になんか書いてる)

感想

春山に登ろうということで西穂高岳に登ることに。
春山といえば、暑い時はTシャツでもいけちゃうくらいのを想像していたのに、まさかの寒波。
完全に冬です。
松本市街地でも雪のパラつくこの悪天候のなか、西穂高岳はちょっと危なそうなのでとりあえず独標までは登ることに。
10日から11日にかけ降り積もった雪は概ね30cm。
西穂山荘に宿泊のツアー登山客も丸山までも登らず撤退したとのこと。
西穂山荘を出発した時点でも気温-10℃、おそらく風速約10m、視界100m
というコンディション。
お気楽春山とは全然違う。。。

この日のトップだったのでトレースは無し、視界が効かない中での独標までの広い尾根のでルーファイ、ひざ下ラッセル、強風、降雪、、独標は冬山初級の位置づけではありますがこの日の独標は一味違いました。
コースの状況にも記載したように最後の登りもピリリと辛い部分もありました。

ちなみに、この日の独標の登頂者はおそらく4人でした。

春山でもないし、西穂高岳にも登れませんでしたが、まさか、この時期に新雪にトレースを引くような登山ができて本当に良かったです。内容的には大満足の西穂でした。

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