逆川岳 ふわふわ雪山
- GPS
- 05:01
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 489m
- 下り
- 480m
コースタイム
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:50
天候 | 曇り時々雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレは冬季閉鎖で使えません。 青森側駐車場のトイレは使えますので、そちらで済ませて下さい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪山です。 指導標などの道標類は一切ありませんので、それなりの技術が必要になると思われます。 |
その他周辺情報 | この付近は冬季夜間通行止めとなり、朝は7時30分頃に各ゲートが開きます。 |
写真
装備
MYアイテム | |
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個人装備 |
防寒着
帽子
タオル・手拭い
手袋
バラクラバ
オーバーグローブ
ツェルト
ヘッドランプ
ナイフ類
サバイバルブランケット
笛
カットバン・包帯・テーピング
トイレットペーパー・ティッシュ
携帯トイレ
身分証明書・保険証
ハンディー無線機
GPS
予備電池
地形図・コンパス
筆記用具
時計
デジカメ
携帯電話
コッヘル
ガスストーブ
ガスカートリッジ
水分
おやつ(非常食)
食事
ストック
ゴーグル
スキー
シール
ゾンデ
スコップ
ビーコン
輪カン
|
感想
元旦、二日はノッソノッソと雪が降り、山どころではなく雪かきメインの正月だったので、今年最初の山行は、三日にスキーで逆川岳になりました。
市内から八甲田を見ながら山に向かうと、ほとんどの山頂は分厚い雪雲の中で、辛うじて逆川岳がギリギリ見えるかな?と言った感じ。
登山口に近づくと、山を覆う雲がイイ勢いで流れて行き、東側にも雲が巻き込んでいるのも見えたので、今日の山行は逆川岳で正解だと思いながら登山口に着いた。
登山口の気温は−11℃でキリリと身が締まるが、ガクガクと震える程では無い。
駐車場の雪壁はマダそれほど高くはないが、山肌の藪はすっかり隠れていて、ザ雪山!
久しぶりのスキー装備で登り始めると、やっぱり体が慣れていなくてナカナカ辛い (^^;)ゞ
何とか最初の沢を渡り、本格的に登って行くと、左のシールがズレ始めた。
マズイ!と言うか、やっぱりか!
昨夜予めスキーにシールを貼って準備した時に、粘着力が落ちたような気がしたので、その状態を実際に確かめようと思っていた所だった。
シールのズレに気がついたら、シールが外れてジタバタするまではアッと言う間で、一人ザックを下ろしてシールに細工をする事になった。
こんな時の為に、何種類かの小細工道具は持ち歩いている。
最初に使ったのが耐候性の黒いインシュロック(タイラップ)。
以前、屋内用の白い物が気温低下で切れたので、それ以来ザックには耐候性の黒い物を入れている。
気温はおそらく−15℃くらいかな?
パチパチとロックに差し込んで、ギュッと締め上げる!
ブチ!
切れちゃった。。。。。
何回かやってみたけど、ほとんどが切れて、辛うじて上下の二ヶ所が何とかなる感じ。
それだけだと心もとないので、次なる小細工道具はスキーを束ねる時に使うベルクロのベルト。
このベルトをスキーに巻いても、歩くにはホボ抵抗を感じないので、ビンディングの上下に2本巻いた。
う〜ん、耐候性も−15℃くらいだとダメなのね、覚えておきましょう。
あと、ベルクロのベルトをあと2本追加かな?
その後はトラブル無く順調に登って行く事ができ、トド松を覆うモンスターが並ぶ横岳への稜線に出る事ができた。
いつもより少し上に出たようで、横沼が左に見えたが、ココからも横沼に降りる事ができそうだったので、コレはコレで結果オーライ。
その後は、逆川岳の山頂を探したり、いつもの場所から横沼を右に見たりしてから下山開始。
横岳と言う話しもチラッと出たが、横岳方面は真っ白でピューピューなので、誰もこの日はその気にならなかった。
少し高度を下げて、樹林の中で冬場恒例のツェルトランチ。
ランチ後は本格的にスキーを滑らせてみる。
雪が結構軽く、斜面はそれほど斜度がキツくないが、スキーが良く滑る!
今シーズン初からシッカリ滑りも楽しめました。
終わり良ければ全て良し、良い山行でした。
この調子で今年の山行も楽しんで行きたいですね。
お疲れ様でした。
雪かきとりあえず完了させてようやく風も少しだけマシになったので山へ
でも、まあ冬の八甲田なので吹くのは当然
新調した山スキー靴のお試しもしたかった
当初の雛、梵珠山から変更しての逆川となりました
出発してみれば、横岳に西風が当たって、上空に吹き上げられて雲の帯の下に入ったようで、樹林帯は弱風でした
たっぷりの雪がブナに載っかって、枝に飾り付けされていました
足元はフカフカ雪で気持ちいいけど、先頭はラッセル
ありがとうございます
ルート取りは、やや西寄りになりましたが風が強いときは楽
くの字湿原の区間が短く済みます
横岳との稜線から横沼を右手にながめながら山頂付近の平坦地へ
さすがに横岳、北八甲田方面は早い雲の中
樹林に戻ったところでツェルトを張ってランチタイム
折角持ってきたので、ガスバーナーで暖をとりました
んー、快適
帰りは膝までのふわふわ、サラサラ雪を気持ちよく滑走して初滑りを楽しみました
斜度はあまりないけどそこそこ滑れますね