犬鳴山（燈明ヶ岳)

2008年08月24日(日) [日帰り]

• GPS: 03:25
• 距離: 4.4km
• 登り: 488m
• 下り: 487m

コースタイム

11:50犬鳴山バス停付近駐車場-12:00両界ノ滝-12:20塔ノ滝-12:25七宝瀧寺本堂-12:30行者の滝-12:40護摩広場(トイレ休憩)-13:30燈明ヶ岳山頂(休憩)-14:20護摩広場(昼食)-15:15犬鳴山バス停付近駐車場-15:30犬鳴山温泉み奈美亭(温泉入浴)-17:00犬鳴山バス停付近駐車場

天候

曇り

コース状況／危険箇所等

道の状況：
犬鳴山バス停から七宝瀧寺本堂に至る参道は整備された観光遊歩道でスニーカでも問題なく歩けます。山門までは犬鳴川の渓流歩きも楽しめます。(沢では多くの皆さんがバーベキューや沢遊びを楽しまれています。）
ただし山門を過ぎると修験行者の聖域です。バーベキューや沢遊びは一切禁止ですので注意してください。
護摩広場から燈明ヶ岳への山道は、道はしっかりありますが急登りの山道で、人も余り入っていないようで落葉が溜まっている上に浮石が多く滑りやすい道です。特に下りはかなりきつい勾配を一気に下りますので慎重な行動が必要です。

登山ポストの有無：
なし

下山後の温泉：
犬鳴山バス停周辺に犬鳴山温泉街があり、ほとんどの施設で日帰り入浴が可能です。
食事処も犬鳴山バス停から参道入口にかけて数軒あります。

写真

参道入口

両界ノ滝

犬鳴川

山門

塔ノ滝

犬鳴川

義犬の墓

犬鳴川に架かる橋

参道沿いの石仏

犬鳴山古絵図

杉をはじめとした巨木群

護摩広場と不動明王像

七宝瀧寺本堂から参道を見下ろす

七宝瀧寺本堂直下の滝

行者ノ滝

行者ノ滝(滝には鎖が・・・)

燈明ヶ岳登山道入口(大天井ヶ岳へ向う裏行場の道とは違います。裏行場は初心者では危険です。くれぐれもご注意下さい)

奥の院行場口(燈明ヶ岳登山道の中間地点くらいで奥の院行場口との分岐があります）。行場経由でも燈明ヶ岳に行けるようですが道悪なので初心者は辞めたほうが無難みたいです。

燈明ヶ岳登山道の石仏(登山道の至るところに石仏が祀られています)

燈明ヶ岳山頂(虫の多さでゆっくり出来ません。経塚権現山・天狗岳はすぐそこですが眺望も無いので立ち寄らずすぐさま下山しました)

燈明ヶ岳山頂からの眺望

犬鳴山温泉み奈美亭

駐車場

感想

yama8289

大阪市内からおよそ１時間足らず。けっして賑やかな温泉街ではありませんが犬鳴山温泉は四季折々の風情を楽しめる温泉街です。
七宝瀧寺への犬鳴渓谷沿いの参道は、犬鳴川の渓流や両界の滝など数多くの滝からなる渓谷美、石仏、寺社仏閣、義犬の墓などの史跡群、杉の巨木をはじめとした巨木が密集する原始林をはじめ修験道の神秘的な世界など様々な魅力で満ち溢れる素晴らしい参道です。

今回は渓谷沿いの参道歩きと燈明ヶ岳をピストンする山歩きとなりましたが、高城山を経由し和泉葛城山に至るロングコースあり、表行場、裏行場と険しい行場道を行く上級者向けコース、それに犬鳴川の渓流では子供でも安心して沢遊びを楽しむことが出来るので山での遊び方も盛り沢山です。

また意外とハイカーに人気が無いようで静かな山歩きを楽しめます。(今回も参道は沢山の人でしたが燈明ヶ岳への山道では夏休み期間の日曜日にもかかわらず誰ともすれ違いませんでした）

犬鳴山温泉も静かな温泉街ですがゆっくり温泉を楽しめます。(今回利用した駐車場で指定温泉ですが、１人２００円引きの割引券を頂けました。通常大人８００円が６００円でした)

紅葉の時期は、さらに素敵な渓谷美を堪能できそうです。是非また訪れたい山です。