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記録ID: 2850927
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ハイキング
剱・立山

【大落差】称名滝・大辻山✕【林道石節線】

2017年11月06日(月) [日帰り]
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GPS
05:00
距離
18.8km
登り
645m
下り
643m
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
2017年11月06日 09:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/6 9:10
2017年11月06日 09:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/6 9:53
2017年11月06日 10:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/6 10:40
2017年11月06日 10:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/6 10:44
2017年11月06日 10:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/6 10:50
2017年11月06日 11:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/6 11:31
2017年11月06日 11:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/6 11:58
2017年11月06日 13:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/6 13:18
2017年11月06日 13:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/6 13:52
2017年11月06日 14:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/6 14:23
2017年11月06日 15:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/6 15:01
2017年11月06日 15:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/6 15:30
2017年11月06日 15:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/6 15:37
2017年11月06日 16:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/6 16:12
撮影機器:

感想

・電鉄富山駅には独自ルールみたいなのがあって電車の乗り方が難しい。改札の外側で電車待ちするみたい。ホーム上にベンチが無いのはその為か。

・天気はピーカンで車窓風景を存分に楽しめた。富山ならではの雄大な山岳風景が広がる。北アルプス、立山連峰と剱岳の存在感に圧倒された。この車窓風景を楽しむ目的で乗っても損ではない魅力ある観光路線の富山地方鉄道立山線。

・終点の立山駅で下車。普通に改札を通過するが、改札員さんに「サンキュー」と返される。ハッ?となるがケーブルカー乗り場に来てみたら納得した。並んでいる人達、殆どが中国人か東南アジア人。

・大辻山に行く前に称名滝を見ることにする。打って変わって、ここに来ている人達の殆どが日本人だった。アルペンルートを豪遊三昧するのは外国人観光客で、安く済ませられる称名滝見物するのは日本人観光客。上界の観光客と下界の観光客の落差にビックリ。箱根みたいな有り様になっているなあ…。ハハハ。

・称名滝は落差日本一だからなのか観光客多い。人気なのは体感できたけど、立山縦走した後に見ると感動はそこそこ。北アルプス登山を経験して贅沢な身になっている事に気付く。

・往復バスで立山駅に戻ってから大辻山目指して歩を進めるが、登山口に着くまでがかなり大変。舗装路を延々と歩かないといけない。

・富山県道6号線を右に折れると「林道石節線」。頑張って登り坂を歩くが、この林道が予想以上に長かった。くねくね道の連続でなかなか「林道大辻山線」に合流しない。

・自分のペースだと明るいうちに登れても林道下山中に真っ暗になりそうだから、大辻山登山は登山口に着く前に断念する。称名滝観光を後回しにして大辻山登山を先にすればよかったかも。失敗した。

・諦めた後に林道大辻山線と合流するT字路に辿り着く。細やかな到達感は得られたので、きりの良いここで引き返す。下山開始。

・残念な山行になったけど、紅葉はとても美しかったし道路から眺める山岳風景も凄かったので、まあ良しとした。

・下り坂を終え、県道6号線に戻って左折したら、道路の真ん中に2匹の大きなカモシカがドドーンと立ち止まっていた。突然の遭遇に驚いてしまい「ワッ!」と声をあげると、ビックリしたのかノーステップで大ジャンプ!ガードレールを悠々越えて河川敷の方へひとっ飛び。15メートルぐらいのジャンプだったと思うが、もの凄い身体能力を見せつけられる。体当たりされたら確実に死んでいたと思う。

・大辻山には登れなかったけど、不幸中の幸いで劇的なシーンを見る事ができた。ただとてもビックリしたけど。

・歩いて歩いて立山駅まで後もう一息。なにやらホームに出発前の電車が停まっている。何となく馴染みのある車両だったが疲れていたので気に留めず踏切を渡る。

・立山駅前に到着。駅前バス停の前で湧き出している極上の天然水「熊王の水」を頂く。なんと贅沢なことだろう。大自然の宝庫である富山に感謝する思い。霊峰の恵みを満喫した。

・本当に美味しい天然水。身体全体に沁み入って満足する。さあ帰ろうと、改札通って車両の中へ…。

・車両の中に入ってみると、ハッ!と仰天する。馴染みのある座席の色と独特なパイプの形状…瞬時に分かった、この電車、絶対に東急電鉄の車両だ!

・こんな日本の桃源郷みたいなところで、よりによってクソ東急の車両に乗せられるとは…ヒドイ!天罰か!?

・電車は出発するが、悲しくて涙が零れ落ちそうになる。コンクリートジャングルの灰色なイメージの東急沿線と、彩り鮮やかな自然美を誇る日本の宝、立山富山。月とすっぽん、雲泥の差だ。乗ったら潰されて圧死しそうな痛勤骨折路線、肘鉄上等なクソ田園都市線が他を圧倒する存在感を見せる東急と、山の神様が宿っているような清新な富山地方鉄道と立山との落差が激しすぎる。なんで天と地ほどの差があるこんな楽園みたいな立山の山麓で東急の車両に乗らないといけないんだ!

・お気に入りの美しい立山が東急に汚された、そんな思いを抱きながら金沢に帰った。

・家に帰って富山地方鉄道のホームページをざっと見るが、東急の車両が写った画像は載せていなかった。やっぱり富山の美しい自然風景には似つかわしくない車両だとは富山側も認識しているみたい。そりゃ当然だ、東急路線はイメージが悪いし車両のデザインも悪いんだもん。大東急に大人の事情で押し付けられているのかな?(笑)…東急のステンレス車が丈夫で軽いからこっちに渡ってきているのだと思うけど、富山地方鉄道が不憫に思えてしまう。地方鉄道の悲哀を感じてしまった。


満足度:★★★

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