自宅から鈴鹿山脈までトレースをつなげるウォーキング
- GPS
- 18:10
- 距離
- 71.7km
- 登り
- 469m
- 下り
- 467m
コースタイム
23:50 市役所支所
01:10 西尾市役所
01:45 米津橋
03:30 新幹線三河安城
05:00 JR刈谷駅
05:50-06:05 刈谷日高公園 小休止
06:50-06:55 大府市二つ池公園 小休止
07:25 伊勢湾岸道路をくぐる
08:15-08:35 大高緑地公園 小休止
08:45 国道1号線合流
10:05-10:10 名古屋市港区 小休止
11:20-11-55 名古屋市港区 土古公園 昼食
13:45-13:55 小休止
14:19 日光川
14:45-15:00 蟹江町 小休止
16:00-16:15 弥富町 小休止
16:25 木曽川
16:40 三重県に入る
17:14 長良川
17:26 揖斐川
18:00 桑名駅
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
自宅付近の山道でのトレーニングも飽きてきたので、そろそろ鈴鹿の山に登りたくなってきた。
そう思ったら、自宅から鈴鹿山脈までトレースをつなげたく思った。
そんなら、「よし!!歩いてやろう!!」という気持ちが湧いた。
距離を計ると自宅から湯の山温泉までちょうど100キロ。私はまだフルマラソンより長い距離を1日で歩いたことはない。とすれば、計画としては面白い。
なんやかんやと、そう思ったのが夜の6時すぎ。
そして、早くも夜の11時半には自宅を出発していた。
本当は深夜0時に出発するつもりであったが30分が待ち切れずにフライングをしてしまった。
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歩き出してすぐに朝から昼寝もしていないことに気付いた。さらに、朝は5キロ、夕方は10キロのジョギングをしていたことに気付いた。体力はもつのか?足は大丈夫なのか?明日にすれば良かったかも?と一瞬思ったが、明日だと天気が心配だ。
ま、なんとかなるだろう(^O^)/
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深夜の街を足早に歩く。車はとても少ない。当たり前と言えば当たり前。
ヘッドランプを付けて深夜の街を歩くのは楽しいとは言えないが、色々な思いが浮かんでは消えて色々なアイデアも生まれてくる。やっぱり人間は歩くのが基本だと思う。そんな偉そうな考え方が頭の中を支配していた。
歩き出して1時間が過ぎ2時間が過ぎた頃に、「休憩する場所がないな」と気付いた。ベンチがある訳でもないし、コンビニの車止めのブロックに座る訳にはいかない。そう思いながら休憩をせずに5時間半でJR刈谷駅に着いた。あたりは明るくなって朝になろうとしていた。
駅で休憩のためのベンチを探したがなかったので諦めて駅を去る。結局、そこから日高公園まで歩き続けて初めてそこで休憩をした。おにぎりが美味い!
(歩き始めから休憩なしで6時間半を足早に歩き続けたことが後で足に影響するとはこの時点では思っていなかった。)
休憩後、足取りは軽くなったが、街には休憩する場所がないことに気付いたために今後はルート上にある公園で休憩をすることに決めた。
大府市に入り二ツ池公園で休憩をした。赤のハナミズキが綺麗だった。
伊勢湾岸道路と23号をくぐって意気揚々と歩き続けるが次第に足が重くなってきた。深夜のような足早に歩けない。朝の通学の学生たちをさっそうと抜きたい気持ちがあるかそれほど早くは歩けなかった。
大高緑地公園で休憩をし、1号線に合流した。
1号線と言えば昔の東海道。茶店で団子を食べながら昔のように歩けば楽しいだろうけれど、現代のような車の騒音と排気ガスの中じゃ歩く気は失せる。やっぱり現代人には山歩きが一番だと思った。
港区に入ると左膝が痛んできた。この左膝は先日の新城トレランで痛めたものだがまだ完治していない。
港区の土古公園でランチとした。
その後は、暑さもあって苦行になってきた。いろいろな偉そうな思いは無くなり、現在場所の確認と、あと何キロという思いだけが頭の中を支配していた。
日光大橋を渡るころには両足がいかれてきた。
コンビニに入りソフトクリームを買って、いけないと思いながらも駐車場の片隅の車止めブロックの上に座ってしまった。
蟹江を過ぎて弥富に入った頃、本日中に湯の山温泉に行くのは無理だと思い、目標を四日市にすることにした。最悪でも桑名までは行きたいと思った。
木曽川の橋を渡るときに河川敷ではモーターパラグライダーが何機も飛んでいた。気流がよいので非常に気持ちがよさそうだった。やっぱり私にはパラグライダーが向いていると思った。老後はモーターパラをしよう!とこの時決めた。
木曽川を渡りきり、長島町に入った。やっとのことで三重県に入った。春霞のために鈴鹿の山は見えない。
四日市までの距離を考えると夜の9時頃になってしまう。再びヘッドランプを着けて歩きたくはないので本日は桑名止まりとすることにした。まあ、仕方ない。寝不足と計画や準備不足、思い付きでスタートしたのだからいいだろう。
桑名まであと5キロだったが、この5キロは長かった。特に長良川・揖斐川の橋はものすごく長く感じた。台風の時は徒歩で渡る人はいないだろうけれど、風が強い日は大変な橋だと思った。
そう思いながらヘロヘロで橋を歩いていたら、スーっとロードの自転車が通り過ぎていった。ほんとに、スーッ!という表現がピッタリの感じで風のようであった。
「あれがいいわ!!」と思った。
最近の私は徒歩でトレースをつなげる思いが強いが、今後は「動力を使わない乗り物ならOK」というルールにしようと思った。動力を使わないのだから、自転車、カヌー、グライダーなどが使える。ヨットはやったことがないが、ヨットも使ってもいい。それならヨーロッパまでトレースをつなげることも出来る。そんな誇大な夢がその自転車を見て広がった。
やっとの思いで揖斐川を通りぬけて桑名に入った。あと少しが遠い。左足の足裏にマメも出来た。
本日のゴールの桑名駅に入るまでにご褒美の夕食を食べる店を探しながら歩いていた。
そして、やっとの思いで桑名駅に到着した。時刻は18時。水平距離約71キロ。沿面距離72キロ。行動時間18時間30分。膝が痛い割にはよく歩いたと思う。
居酒屋でご褒美のビールを飲んだ。美味かった!!
桑名駅から名古屋駅までは近鉄だと500円。JRだと330円。こんなに値段が違うとは思ってもみなかった。迷わずJRを選んだ。名古屋まで時間は短いが爆睡した。
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追記:自宅からログ開始までの2キロ分が計算されていませんでした。ということで、この日に歩いたのは73キロにしておきます。
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