(過去レコ)景鶴山


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 712m
- 下り
- 320m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
2〜3年前、日本百名山に熱中していた頃は、景鶴山が三百名山であることも、どこにあるかも知らなかった。
九州と北海道以外は殆どの百名山に登頂し、更に関東甲信越や中部地方の二百名山を登るうちに、百名山に劣らず素晴らしい山が数多くあることに気付き、関東近辺だけは三百名山を全て登る予定でいる。
景鶴山は山と高原地図には出ているが、登山道は記入されていない。
新ハイキング社とヤマケイの三百名山ガイドブックのページをコピーして持って行ったが、実際に参考にしたのは新ハイ社だけだった。
両社とも自然保護の観点から登山は禁止されているとあり、ヤマケイのガイドブックにはコースが記されていないが、新ハイ社は残雪期のコースとして具体的に記されている。
5月18日から鳩待峠へのマイカー乗り入れは禁止されるし、日にちが経つほど雪が消えて登山が難しくなる。勤務の関係でも今日を逃せば来年まで行けそうにない。
事前に役場に問い合わせて尾瀬の残雪状況は大体把握していたが、山ノ鼻への下りでも尾瀬ヶ原でも雪は大変多かった。
東電小屋から山中へ入ったが踏み跡は全く無いものの、頂上までの所々に紐やテープの目印はあった。笹山までは雪が消えた所はやぶ漕ぎで上がった。
与作岳のピークは広々としており、ガスが濃いと行く手が分かりにくい。
鞍部から景鶴山への上りは広い斜面だったが、急ではなかった。この斜面を登り切った所に高さ2mほどの岩場があり、左右は急峻な雪の斜面。
木の枝に掴まり、身体を引き上げて岩場を乗り越え、左右が切れ落ちた雪尾根を慎重に歩いた先が頂上だった。
この岩場は、もう少し早い時期は雪がつながるが、足元が崩れたなら転落の可能性が高い。ここが景鶴山への核心部で、中途半端の雪ならない方が安全だと思う。
景鶴山頂上は狭く、少しだけ木の間からの展望だが、僅かに移動すれば360度の展望だった。
谷川岳は頂上に雲があったが、間近に見える平ヶ岳、一際大きくて高い日光白根山、無骨な山並みの武尊山など素晴らしい展望だった。
簡単には登れない山だけに、達成感もまた非常に強かった。
42850歩
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