箱根駒ヶ岳
- GPS
- 06:35
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 613m
- 下り
- 767m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特別危険なところはない。 温泉地なので火山ガスには注意。 姥子への下りは急坂。 |
写真
感想
大晦日からの連続登山は続き、予定外ではあるが箱根にも行くことにした。前夜は須走ICの近くで泊まることにした。朝、御殿場駅で待ち合わせをして箱根に向かう。箱根駅伝の影響で混んでるかと思ったが早いせいもあり渋滞にかからず姥子駅に到着できた。混雑や駐車料金などの節約のため姥子駅を起点に選んだ。周りには何もない。ロープーウェイの始発を待ちながら準備する。上空には雲がありちょっと心配だが晴れることに期待する。
ロープーウェイで大涌谷まで空中散歩を楽しんでから歩き出す。まだ大涌谷の駐車場も空きが多い。昼間は満車になるのだろうか。登山口は柵があり観光客が迷うことがないように配慮されているがそれでも入ってきてしまっている。もうちょっと表示を読もうよ…と思う。登山道には火山性ガスの検出器が多く設置され見臭いが安全を確保してくれている。登山道はそこそこの斜面であるがよく歩かれている。尾根のような感じのところなので木がなければ展望はいい。途中からはガスが濃くなりあまりよくなかった。2時間も経たずに冠ヶ岳に到着する。山頂には分岐から往復する感じで登る。若干岩が多い急斜面になる。木も多く展望がなくて景色もあまりないので小休止で出発。
分岐点まで戻り神山に登り返す。15分くらいで神山に着く。ここからは少ないが山頂からちょっと離れたところには展望台があり太平洋が見える。展望を楽しんだあと駒ヶ岳へ向かう。少し下ると富士山が綺麗に見える。天気も回復してきたようだ。一気に下って鞍部を過ぎると階段状の登りになってくる。木や草が多いので展望はあまりない。笹が多くなってきて開けると駒ヶ岳まであと少しだ。山頂とロープーウェイの分岐から山頂ひ行くルートを取る。ここからは展望の良い山歩きを楽しめる。山頂には赤い屋根の箱根神社の奥社が建っているのでわかりやすいだろう。ロープーウェイもあるので観光客の人も多い。
山頂でお参りをしているとヘリがやってきた。中継ヘリで箱根駅伝が終わったようだ。ロープウェイ駅に向かていると撮影スタッフが大荷物を運んで撤収していた。山頂駅は観光客が多く登山者は少ない。昼食を食べたあとは下山。あまり歩かれていない姥子へ下りるルートを行くことに。登ってきた道を少し戻り、四辻分岐から芦ノ湖方面へ下山。また少し行くと分岐がある。道標は読めないくらいの字になっている防ヶ沢方面でない方が姥子方面である。思っていたほど道は荒れてなく歩きやすく気持ちいい。左手に芦ノ湖を見ながらの笹の多いトラバースが続く。清水平まで緩やかな下りのトラバースである。
清水平は休憩にいい。苔に覆われた岩があり僅かな流れの沢と良くマッチしている。ここからひと尾根越えると姥子や大涌谷のロープーウェイが見えてくる。そして姥子への急降下が始まる。とにかく休みなく急降下が始まり高度を下ろす。スリップに注意したいところだ。しばらく歩くと登ってくる人もいた。下山してからはじめて人に会った。それだけ人の少ないコースなのである。斜度が緩み車の音が大きく聞こえてくればもう少しだ。車道まで出ちゃうか、その脇になんとなくある土の道を歩くかは自由だが降り切ったところから姥子駅までは若干の登り返しになる。しっかりした登山道ではないので迷ったら車道に出るのが懸命だろう。あとは姥子駅まで直ぐである。乳母子駅に戻ったあとは車で御殿場温泉へ。富士山を見ながら入浴して帰路についたのである。
今回の箱根駒ヶ岳登山は2012年の目標達成への第一歩である。その目標とは全駒ヶ岳登頂で一つ目を早く始めたかったのもある。ロープーウェイで簡単にいけるところではあるがそれを利用しては疑問が残るので大涌谷からのコースにしてみたのである。お正月の箱根で混雑も予想していたが思っていたほどではなく良かった。さすがに登山者は少なかったがそれでも数組いたので驚いた。やっぱり物好きは多いものだ。天気は午前中心配もあったが晴れ間も展望もあり良かった。箱根には他にも多くの山がありまた違った楽しみもできるかもしれない。
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