守屋山
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 451m
- 下り
- 451m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
自宅発5:30 杖突峠着9:25 杖突峠9:40〜守屋山東峰11:15/11:30〜西峰11:48/12:55〜杖突峠14:20
杖突峠のことは、尾崎喜八が
・・・此の世の毀誉褒貶をすっきりとぬきんでた
海抜四千尺の春の峠、
杖突峠の草原(くさはら)で腕を枕に空を見ている。(「杖突峠」)
と歌っているが、現在は車のエンジン音が響く、展望もなく情緒もない場所になっている。
先着の車が既に10台ほど。青空の下、緩やかなカラマツ林の中をゆっくり登る。右側の山肌に太陽光パネルが敷き詰められているのが見え、複雑な気分だ。林道に出て少し歩くと、鳥居のような新道入口が現れる。(そのまま林道を行っても同じところに出る。)新道は正面の黄葉を散りばめた山体を避けるように斜面をトラバースしていく。左下から爽やかな水音が聞こえてきて、小広い平地の中を沢が流れているのが見える。行ってみたい気持ちに誘われるが、道は水平歩きを続け、しかし最後は木道で沢を横切る。(水辺で休憩するにはこの先の水呑場園地の端の方が気持ち良い。)
園地の真ん中を登っていくと再度登山道となる。相変わらずカラマツが主だが、次第に白樺が混じり気持ち良い。樹間から白い北アルプスや八ヶ岳が覗き、わくわくするようだ。さして苦労もなく、行く手に人の群れる頂上が見えてきて、東峰に出る。雲一つなく、間近に連なる八ガ岳、南北中のアルプス、霧ヶ峰から美ヶ原のなだらかな稜線と素晴らしい展望だ。富士山だけが見えない、というのも笑える。八ツ方面から中アや南アをバックにした人里の風景は見慣れているが、逆の眺めは新鮮だ。西峰に移動し、諏訪湖を見下ろしながらカップ麺タイム。寒くないのでまったりと過ごす。
この次はあちらの高い方に行きたいなと思いながら帰途につく。下りは時間がずれたためか人に会わず、静かな山旅を味わった。予想より黄葉が残っており、好天に恵まれ、お手軽に秋の山を満喫することができた。
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