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記録ID: 2866476
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雪山ハイキング
栗駒・早池峰

今回は麓から自分の足で! 室根山

2021年01月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:09
距離
4.2km
登り
521m
下り
522m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:52
休憩
0:11
合計
2:03
11:42
57
12:39
12:45
21
13:06
13:06
10
13:16
13:21
24
13:45
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山頂へ通じる車道は冬季閉鎖中。そのゲート付近に室根神社の参道入口があり、そこに広い駐車場がある。近くに公衆トイレもあり登山の起点にできる。登山届ポストは無い。
コース状況/
危険箇所等
危険な場所は特にない。
その他周辺情報 帰りに千厩の町中にある、まちの駅「新町JaJa馬プラザ」に立ち寄りおにぎりとくるみ餅を購入。米どころ、餅どころの県南地域だけのことはあり、どちらも美味しかった。
室根山の登山口…というより、室根神社の参道入口だ。
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室根山の登山口…というより、室根神社の参道入口だ。
室根山は山頂まで車道が通じているが、冬期は通行止めのため徒歩でしか行けない。真面目に下から登るなら冬だろう。
室根山は山頂まで車道が通じているが、冬期は通行止めのため徒歩でしか行けない。真面目に下から登るなら冬だろう。
一直線に登っていく。杉の大木が両側に立ち並び参道らしさを演出している。
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一直線に登っていく。杉の大木が両側に立ち並び参道らしさを演出している。
途中、車道が参道を横切る場所が数箇所ある。そのたびに鳥居が現れる。
途中、車道が参道を横切る場所が数箇所ある。そのたびに鳥居が現れる。
一直線に登る参道に対して、車道は山肌を縫うように登っているため何度も邂逅を繰り返すのだ。
一直線に登る参道に対して、車道は山肌を縫うように登っているため何度も邂逅を繰り返すのだ。
中腹に小さなお社があった。
中腹に小さなお社があった。
三吉大神という石碑も立っている。秋田県の太平山に由来する神様のようだ。なぜここに…。
三吉大神という石碑も立っている。秋田県の太平山に由来する神様のようだ。なぜここに…。
参道から少し逸れた場所に「姫滝」という名勝もあるようだ。小さな滝とのことで、今回はパス。雪に埋もれているとかいうオチが付きそうだったから。
参道から少し逸れた場所に「姫滝」という名勝もあるようだ。小さな滝とのことで、今回はパス。雪に埋もれているとかいうオチが付きそうだったから。
いよいよ山の斜面が急になってくると、さすがに登山道も直登というわけにはいかなくなってくる。
いよいよ山の斜面が急になってくると、さすがに登山道も直登というわけにはいかなくなってくる。
明るい雑木林の中を右へ左へジグザグを刻みながら登っていく。
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明るい雑木林の中を右へ左へジグザグを刻みながら登っていく。
1時間強で室根神社に到着した。初詣の季節も終わっており、境内はひっそりとしている。もっとも、訪れるのにそれなりにハードルがあるので初詣の季節でも賑わうのかはわからんが。
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1時間強で室根神社に到着した。初詣の季節も終わっており、境内はひっそりとしている。もっとも、訪れるのにそれなりにハードルがあるので初詣の季節でも賑わうのかはわからんが。
手水鉢から水…というか、氷が溢れてえらいことになっている(笑
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手水鉢から水…というか、氷が溢れてえらいことになっている(笑
せっかくなので新しく購入したアイゼンの性能テストをしてみた。うむ、滑らない!
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せっかくなので新しく購入したアイゼンの性能テストをしてみた。うむ、滑らない!
せっかくなのでお参りしていこう。お宮前の階段は屋根からの落屑で埋まっていた。さっき試したアイゼンの威力で無理やり登っていく。
せっかくなのでお参りしていこう。お宮前の階段は屋根からの落屑で埋まっていた。さっき試したアイゼンの威力で無理やり登っていく。
お邪魔させていただいとります〜。そういえば初詣だな。今年も健康で山に登れますように。
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お邪魔させていただいとります〜。そういえば初詣だな。今年も健康で山に登れますように。
神社の横手に山頂へ続く道がある。山頂まではおよそ15分とのこと。
神社の横手に山頂へ続く道がある。山頂まではおよそ15分とのこと。
行く手に白い帯のようなものが見えてきた。どうやら車道の擁壁のようだ。
行く手に白い帯のようなものが見えてきた。どうやら車道の擁壁のようだ。
久々に車道と交差した。もちろん轍は無い。あるのは一面の雪と何かの動物の足跡だけだ。
久々に車道と交差した。もちろん轍は無い。あるのは一面の雪と何かの動物の足跡だけだ。
車道の奥には電波塔が見える。夏はあそこまで車で行けるわけだ。我々も以前は車で登っている。
車道の奥には電波塔が見える。夏はあそこまで車で行けるわけだ。我々も以前は車で登っている。
山頂周辺は公園として整備されている。東屋で休憩できるかなと期待していたがすっかり雪に埋もれていた。おまけに風が強まってきた。
山頂周辺は公園として整備されている。東屋で休憩できるかなと期待していたがすっかり雪に埋もれていた。おまけに風が強まってきた。
山頂効果とでもいうのか、さっきまでほぼ無風だったのに山頂一帯はとても風が強い。一気に体が冷えてきた。これはたまらん!
山頂効果とでもいうのか、さっきまでほぼ無風だったのに山頂一帯はとても風が強い。一気に体が冷えてきた。これはたまらん!
大げさなまでに立派な山頂碑が立っていた。こんな感じだったかねぇ。驚くほど以前来た時の記憶がない。やはり車で登った…などというのは記憶に残らないらしい。
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大げさなまでに立派な山頂碑が立っていた。こんな感じだったかねぇ。驚くほど以前来た時の記憶がない。やはり車で登った…などというのは記憶に残らないらしい。
あまりの寒さに記念撮影を終えたツートンは一目散に下りていってしまった(笑
あまりの寒さに記念撮影を終えたツートンは一目散に下りていってしまった(笑
私は頑張って周辺の情景を撮る。
山頂からは海が見える。あれは広田湾だろうか。それとも大船渡湾だろうか。
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私は頑張って周辺の情景を撮る。
山頂からは海が見える。あれは広田湾だろうか。それとも大船渡湾だろうか。
山頂のすぐ南には電波塔と天文台が見える。周囲を遮るものの無い山なので、そういうものを設置するにはうってつけなんだろう。
山頂のすぐ南には電波塔と天文台が見える。周囲を遮るものの無い山なので、そういうものを設置するにはうってつけなんだろう。
北側には本来五葉山などが見えるはずだが、残念ながら雲に覆われて判然としない。
北側には本来五葉山などが見えるはずだが、残念ながら雲に覆われて判然としない。
山頂広場の一角には、誇らしげに「東に太平洋 西に鳥海山を望む」という標柱が立っているが…
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山頂広場の一角には、誇らしげに「東に太平洋 西に鳥海山を望む」という標柱が立っているが…
奥羽山脈には厚い雲がかかり鳥海山どころか近くの栗駒や焼石すらまったく見えなかった。
奥羽山脈には厚い雲がかかり鳥海山どころか近くの栗駒や焼石すらまったく見えなかった。
5分かそこらの山頂滞在だったが、体が冷え切ってしまった。樹林帯に逃げ込む。下山は元の道を戻る。
5分かそこらの山頂滞在だったが、体が冷え切ってしまった。樹林帯に逃げ込む。下山は元の道を戻る。
急傾斜に苦しんだ登りとは打って変わって、下りは爆速で下りてきた。無事下山。お疲れさまでした。
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急傾斜に苦しんだ登りとは打って変わって、下りは爆速で下りてきた。無事下山。お疲れさまでした。

感想

室根山は県南のランドマーク的な山だ。形の良い独立峰は遠くからでも目を引く。しかし山頂まで車道が通っているので登山の対象としては今ひとつ地味な存在。私も過去に登ったことがあるが、山頂近くまで車で登っており、はっきり言ってほとんど記憶に残っていなかった。この車道は冬期には閉鎖されるため、今の季節なら山中は登山者だけが目にすることのできる世界。数年…いや、十数年ぶりに今度は麓から歩いて登ってみることにしたのだった。
県南は今冬ドカ雪に見舞われたと聞いていたので、雪と戯れる気満々でスノーシュー一式そろえてきたのだが、その後雪が続かなかったのか思ったより積雪は少なかった。そのためツボ足での登山に切り替えた。麓から中腹までは一直線に登っていく参道で距離は短いながらも体力を削られた。中腹以降は普通の登山道となり歩きやすくなる。
山頂からの眺めはさすが独立峰と言ったところで、360度の大展望が得られる。この日は残念ながら雲が多めではあったが、それでも海や下界を見渡すことができ気持ちが良かった。風が強く、長居できなかったのが残念だった。

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コメント

室根山の初詣
cha-teaさん、こんばんは。
いつもレコを拝見させていただいております。

室根神社は毎年大祭が開催されるほど有名な神社ですが、正月3ヶ日は除雪され、車で参拝や山頂まで訪れる方は多いです。
また、余程の悪天候でなければ登山者もそれなりにいるようですよ
2021/1/31 17:39
Re: 室根山の初詣
正月三が日は除雪されているんですね。なるほど、それならわりと手軽に初詣できますね。境内はすっかり雪に覆われていたので、春までずっと無人なのかと思っていました。
いろいろ教えていただき、ありがとうございました♪
2021/2/1 21:05
プロフィール画像
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