大雪山旭岳から中岳温泉へ 裾合平の大雪原を行く

2021年01月24日(日) [日帰り]

• GPS: 08:39
• 距離: 16.7km
• 登り: 1,301m
• 下り: 1,302m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:03
• 休憩: 1:36
• 合計: 8:39

距離 16.7km 登り 1,302m 下り 1,302m

4:27 スタート地点
6:27 姿見の池
8:29 8:40 金庫岩
8:49 9:33 大雪山
9:33 旭岳
10:42 10:59 中岳温泉
12:20 12:21 旭岳石室
12:26 12:49 姿見の池
13:06 ゴール地点

天候

文句なしの快晴〜！！　日の出前-20℃　日中-12℃ほど

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旭岳ロープウェイ山麓駅の駐車場は無料ですが、早朝は閉鎖されています。ビジターセンターの駐車場に駐車。

コース状況／危険箇所等

旭岳までの夏道はシュカブラもしくは風に磨かれた氷結斜面。
旭岳北面斜面もシュカブラ箇所が多いが、小さな沢筋はパウダーがある。

写真

1/24 6:11

スキーコースをシール登高する。空が明るくなってきた。

1/24 6:32

姿見近くから見えた旭岳　間もなくご来光時間だ。

1/24 6:33

1/24 6:33

トムラウシ山方面の空がオレンジに染まる。

1/24 6:44

ご来光まであと10分。間に合いそうにない〜

1/24 6:54

遠く十勝岳方面の斜面がモルゲンロートになっていた。

1/24 6:54

オプタテシケ山の斜面も染まる。

1/24 6:54

トムラウシ山も染まる。

1/24 6:58

ご来光には間に合わなかったが、黎明ショーが見れたので満足だ。

1/24 6:58

遠く芦別岳も染まる。美しい時間だ。

1/24 6:58

オプタテシケ山から美瑛岳の斜面がさらに赤くなる。

1/24 7:11

足元の斜面にも陽が差してきた。荘厳な時間に巡り合えた幸運な瞬間だ。

1/24 7:19

果たして北海道でひと冬に何回こんな素晴らしい時間に出会えることが出来るのだろうか。今日はまさしくその日だ。

1/24 7:28

ようやく私のご来光〜

1/24 7:28

日差しを浴びて手指も少しずつ暖かくなってきた。

1/24 7:28

旭平にも朝の光が届く。

1/24 8:34

ニセ金庫岩と太陽

1/24 8:34

トムラウシ山も全貌が見えている。

1/24 8:34

山頂まであと少し。カリカリ斜面にクトーを効かせて最後の頑張り。

1/24 8:51

1週間振りの旭岳に着いた。本日の一番乗り〜

1/24 8:54

安足間岳をバックに証拠写真〜

1/24 8:57

トムラウシ山からニペソツ山もよく見える。

1/24 8:58

中央に白雲岳

1/24 8:59

右に北鎮岳　その左には比布岳から安足間岳

1/24 8:59

安足間岳をクローズアップ
滑りたくなる斜面が一杯〜

1/24 8:59

熊が岳のお釜が綺麗に見える。
その左には北鎮岳

1/24 9:42

旭岳の北側斜面もカリカリ＆シュカブラ斜面が多い。滑りやすそうな斜面を選んで一気に降りてきた。

1/24 9:42

先週とは違うラインを選んでみたがカリカリばかり。

1/24 9:46

200mほど降りてくると少しいい感じ〜

1/24 9:51

目の前には真っ白な雪原が広がる〜

1/24 9:54

自動運転〜

1/24 9:55

青と白
たまんない光景です。

1/24 10:29

中岳温泉までもうすぐ。夏道よりも少し高いラインでアプローチする。

1/24 10:40

僅かに見える中岳温泉

1/24 10:48

冷え切った足を温めよう〜

1/24 10:47

見苦しい足ですんません

1/24 11:01

中岳温泉上流の岩場はこんな状態〜

1/24 11:22

真っ白な雪原の裾合平にはだれもいない。我がトレースあるのみ。

1/24 11:22

照りつける太陽。サングラス越しでも眩しい。

1/24 11:57

遠くに十勝連峰が見えてきた。

1/24 12:19

地獄谷へ戻ってきた。
噴煙が迫力だ。

1/24 13:04

スキーコースで振り返る旭岳

1/24 15:10

旭川空港近くから見る大雪山　たまらん〜

1/24 15:10

旭川空港の南側道路はお気に入りロード。晴れた日にはこんな絶景が見えるのだ〜

撮影機器：

DMC-FT3 Panasonic

Canon PowerShot G5 X Canon

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 バラクラバ 日よけ帽子 毛帽子 着替え ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ガムテープ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール

感想

tekapo

冬の北海道にあって、ひと冬に何回快晴の空に出会えるのだろう。
ましてやその日が日曜日となれば1回あるかないか・・・

まさしく今日はそんな一日だった。

北海道の上に大きく張り出した高気圧の予想に
早朝4：30　ビジターセンターを出発。
月明かりのない夜空には満天の星。
時折ヘッドライトを消してみると数個の流れ星の歓迎だ。

この日のご来光は6：58　果たして拝むことが出来るだろうか。

姿見の池には6：40に着いたが
旭岳の裾野斜面が邪魔をしてどうやらご来光は拝めそうにない。
それでも黎明ショーに魅了されながらシール登高を続ける。
山頂までの斜面は相変わらずカリカリ＆シュカブラ斜面だ。
1週間前と同じペースで歩き、9：00前に旭岳山頂へ着いた。
見渡す空はどこまでも雲がなく、
遠く知床方面や阿寒岳までが見事に見えている。
こんな瞬間に山頂に立つことの出来た幸運に感謝するばかりだ。

シールを剥がし、北側斜面へダイブする。
しかし先週と同じくカリカリ＆シュカブラ斜面だ。

今日は早出のおかげで時間がある。
なので中岳温泉で足湯と行こう〜。
再びシールを付け、最短ルートで足湯〜へ。

着いた中岳温泉は雪の間にわずかに覗くのみ。
さて湯温は・・・・冷たい箇所とやや熱い箇所があり、
足で探りながらの足湯だ。
冷えた足先も回復し、帰路につく。

広大な裾合平の大雪面に我がトレースを残す。
回りには誰もいない。
日差しも暖かく、スノーハイキング気分だ。

姿見からはスキーコースで僅かに残るパウダーを探しながら、
無事下山となった。

北海道出張はあと3週間ほど。
今日の一日で満足感も一杯となったようだ。