（佐賀／長崎）海と山を眺める虚空蔵山

2021年01月25日(月) [日帰り]

• GPS: 02:55
• 距離: 3.6km
• 登り: 455m
• 下り: 461m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:23
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:23

距離 3.6km 登り 460m 下り 461m

10:59 スタート地点（嬉野側登山口）
12:22 虚空蔵山
12:22 ゴール地点（嬉野側登山口）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車で、嬉野市の「お茶の木の巨木」地点付近まで行き、標識に従って急な山道を車で登る。終点は車数台置ける駐車場。

コース状況／危険箇所等

よく整備されている。ところどころにある岩場は固定ロープもあり、問題ない。

写真

1/25 10:29

今日登る、虚空蔵山（こくぞうさん）を麓より写す。600m程度の山だけど、頂上部が鋭鋒っぽく、いい感じ。

1/25 11:11

登山道はよく整備されていて歩きやすい。1月なのに、常緑広葉樹の森なので緑が豊かだ

1/25 11:16

途中にあった「地蔵堂」。こういうのを見ると、地元の人の信仰の山なんだな、と良く解る

1/25 11:23

花もない1月の山だけど、赤い実がなっていた。センリョウだかそういうたぐいかな？植物の知識が乏しいのが残念

1/25 11:45

頂上稜線にでる手前に、でっかい自然の岩屋があった。高さ6m、奥行き3mほどある。

1/25 11:46

岩屋の中から外を見てみる。以外と明るい。

1/25 11:46

岩屋の中、お鍋が一つあった。
あれっ　ここは誰かのお住まいか？　それとも修行僧が通ってくるんだろうか？

1/25 11:59

頂上に近くなると岩場が出てきたが、階段状でそれほど難しくはない

1/25 12:06

岩場を過ぎるとこんどは、急な石段が続く

1/25 12:08

この日は平日だったが、パラパラと登山者を見かけた。

1/25 12:09

最後の岩場も、固定ロープまで張って、しっかり整備されていた

1/25 12:11

はい、頂上到着です。登山口より1時間強の、軽い登りだった。背景は長崎県の大村湾

1/25 12:41

頂上には石仏が数個祭ってあった。おそらく手前が虚空蔵菩薩様なんだろう。

1/25 12:31

頂上部はこんな感じで、ごつごつした岩でできている（安山岩質溶岩）

1/25 12:20

今日はともかく眺めが素晴らしい。まず南には昨年登った多良岳の連山。

1/25 12:20

ズームで写すと、多良岳連山の最高峰、経ヶ岳も良く見えた

1/25 12:21

反対の北側には、黒髪山もまじかに見える

1/25 12:21

西には、大村湾とその向こうの西彼杵半島が、絵のような風景だ

1/25 12:21

南西方向、大村湾のはるか先は、長崎市あたりだろう

1/25 12:21

南側、大村市が良く見えた

1/25 12:31

ズームアップすると、大村市街の沖には、人工島の長崎空港（写真　右手）も小さく浮かんでいる

1/25 12:41

山頂の東端から東の方を遠望。中間の良く解らない山並みの奥、ぴょこんと高いのは、九重連山じゃないかな？

1/25 12:41

南東方向をズームで遠望する。奥の方にぼっこり高いのは、おそらく阿蘇山（高岳、中岳）じゃないかな？
今日は素晴らしい展望に大満足！

1/25 11:39

最近マイブームの、岩石観察。この山はやや古い火山らしく、ところどころでこのような溶岩シート状の地層が見られた。

1/25 13:30

さて、ロックハンマーの出番だ

1/25 13:04

ロックハンマーで岩角をたたき、内部を観察。
・・なんですか、この写真？って感じですね（笑）、自分だけが面白い。

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

感想

ベルクハイル

【山行No. 669】

今回は実家を起点に、佐賀／長崎県境の虚空蔵山（609m）に軽いハイキングレベルの登山。

平日で車もいない登山口から登り始めると、道はよく整備されており、歩きやすい。1月ではあるが、九州の低山は、常緑樹の森が多く、緑が多く、気持ちよく登ってゆく。

途中に、巨大な岩屋があった。高さ約6m、奥行き　約3m、内部にはお鍋が置いてあり、誰かのおうちでしょうか？　それとも修験道の修行僧が寝泊まりする場所かな？

頂上に近づくと、岩場や岩の階段などあるけど、固定ロープも整備されていて、気持ちよく登っていけた。

1時間半程度で山頂に到着。
ガイドブック通りというか、それ以上に展望が素晴らしく、西には長崎県の大村湾とその先の西彼杵半島、北には佐賀県の黒髪山、南には多良岳連山と、素晴らしい眺めだ。
さらに山頂の東端部から見ると、はるか東方遠く、九重連山や阿蘇山らしき山影も見えるじゃないか！　
たった600mほどの山とは思えない、素晴らしい展望に大満足。

帰路は、最近のマイブーム、岩石（地質）観察をしつつ下る。安山岩質の溶岩でできた山なので、溶岩シート状のものがあったり、その点でも勉強になった、良い山だった。