天狗原山(全層雪崩の恐怖)
- GPS
- 07:12
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,460m
- 下り
- 1,457m
コースタイム
天候 | 雨のち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
船
|
写真
感想
今日も水曜友の会、YSHR 大魔人 コーエーと三人でどこへ行こうか。一日雨予報だが僕たちには関係ない、確かに楽しめないが雨の時は色々勉強になる。雨対策、ワックスなどためしたいことは色々ある。しかも体力づくりも出来る、人生ポジティブに考えよう。
安全な山で上は雪も期待できる山はどこだ。長年の経験から小谷の天狗原山と出た。深夜0時に医院駐車場に集合して大魔人号に乗り合わせてレッツゴー。深夜2時前に小谷に着くと安定の雨だった。深夜2時雨の中ガンガン歩き出す。ザラメ雪だがスーパーファットは沈まないので快適に歩ける。
取り付き場所まで林道を進むが雨と気温上昇で何箇所か雪崩れていた。想定内だがとても心臓に悪かった。高度を上げても上げても雨のまま、それでも1500mを過ぎた辺りで雪になった。しかし湿雪が下駄になり難儀した。モンスター帯は暗闇で見えない、暗闇の中YSHRと大魔人でルート工作、今日は安全第一のピストン、トレースは外せない。巻の連続で帰路シールが要らないようにバッチリ完成、山頂ロックオンただ登るだけの状況で最後コーエーにバトンタッチした。
コーエー待ってましたとガンガン先を行く。ただトレースが歩きにくくて早々に自分たちでルートを伸ばすことにした。後続を確認しないで視界の悪い中すぐに見えなくなってしまった。大丈夫か?YSHRと大魔人は写真を撮りながら無事天狗原山到着。しかしコーエーの姿がない、一体どこへ行った。ヒトココで探知するも見当たらない、まさか滑落してないだろうな?
二人で捜索開始した。トレースを追うことにした。下るとしばらくでようやくコーエーが登ってきた。僕たちが見えなくなって不安になり戻ったらしい、違うトレースでピクッたのでトレースはあるはずなかった。まあ無事合流できて良かった。折角だからコーエーがピクるまで寒い中待ってあげよう。
足踏みしながらコーエーを待ちもう一度合流したところで後は湿雪パウダーを楽しんだ。まあ来て良かったです。ただ帰りの林道は雨の影響で雪崩れまくりだった。これは想定内、核心部分は安全第一で雪崩れても大丈夫なルート取りで無事帰還した。
コーエー大したラッセルでもないのだから後続を確認しながらドンドン先を行かないで写真をたくさん撮って欲しかった。視界がなくて状況の悪い場所では勢いに任せて先を行かない、僕達は慎重にルートを探りながらベストコースをトレースしてるんです。以上!
雨でも水曜友の会、今日の行き先は天狗原山と決まった。2000mを越えれば上は雪で、風の影響もそれほど受けない、比較的安全な山ということだ。ただ雨の時は取付までの林道の雪崩に注意ということだった。雨対策をいくつか考えて実行となった。今回は大魔人さんの車に乗り合わせて現地まで向かうこととなった。運転ありがとうございます。
天狗原山には昨年の秋に登ったことがあるが、雨が降って濡れていたこともあり、滑りやすく慎重に下った記憶がある。その時にも山スキーで来た時のことも考えていたが、1700あたりのヤセ尾根はどうやって行くんだろうと思った。それで今回過去の記録を参考にすると、なかなかルート工作が難しそうだった。地形図に注意点など書き込んで準備した。
除雪最終地点からしばらくは林道歩き、小雨の降る中歩いていくと最初の核心であるデブリ地帯の通過が待っていた。すべて落ち切ってるだろうと信じながら歩くが、心臓に悪い。橋を渡りしばらく進むとまたデブリ地帯。スキーのままでは困難で手に持って通過。そこを過ぎれば尾根取付きまで問題なかった。
1250までは急な斜面だけどザラメなのでサクサク進むことが出来る。尾根に乗ってしまえば斜度は緩み快適な稜線歩きとなった。1650mから1900m過ぎあたりをYSHR先生と大魔人さんがルート工作をされたが、絶妙で一切登り返しがなかった。何も考えなかったら結構アップダウンが出来たと思う。
最後は僕が先頭に立って、初めはアドバイスを受けながら進んでいたが、気持ちは焦っていたので先に先に進んでしまった。これが失敗で、大したラッセルもないのなら歩きやすいルートを作らなければいけないということだった。しばらく戻ったら別のトレースを見つけたので急いでピークに向かうと先生方は降りてこられた。少し待ってもらってピークを踏んで無事合流。ご迷惑おかけしました…これからは心にもっと余裕を持とう。折角明るくなってきて地獄でもないのならもっと写真を撮って楽しまなければいけない。
1600mを超えると新雪になってきたので帰りも快適に滑ることが出来る。先生方についていくとガンガン滑って行かれるので頑張って付いていく。ルート工作のおかげであっという間に1600mまで来た。そこからは重ザラメになるので慎重に滑り、あっという間に林道まで降りてきた。一旦安堵するがまだ終わりではない。デブリ通過が待っているのでまだ気は抜けない。
最後のデブリは登り基調なのでシールを貼って一旦川の方に降りて、登り返すというルートとなった。これならまだ落ち切っていない雪が落ちてきても逃げることは出来そうだ。こういう判断が出来ることがスゴイ。登りきったらあとはシールを剥がして除雪最終地点に戻るだけ。車までの歩きでやっとホット一息がつけた。
終わってみれば早い時間に下山出来、時間を有効に使えてお得だった。道中激しい雨が降っていたので早い時間出て正解だったと思った。今回は色んなことを学ぶことが出来た充実した山行となった。ありがとうございます!
今日も水友に参戦、雨予報だけど段取りを付けて休めるようにしたので行くしかない。行き先は天狗原山、YSHRさんの医院に0時前に集合して小松のおじさんも乗っけてハイエース君で向かった。現地に着いても雨は止むことはない、完全防水でスタートした。1時間ほどの林道歩きではデブリで凄い事になっていた、これ巻き込まれたら即死だべ。尾根に取付くともう安心、雪崩る心配は無いからガシガシ進んで行く。
雪はザラメでラッセルなし、YSHRさんが先頭で登っていく。暗闇の雨の中、全くGPSを見ないで進む、もう天狗原山は庭みたいなんだろう。高度が上がるとプチラッセル、ガンガン引っ張っていった。早くも1700mの核心部に着いた、この辺りからやっと雪に変わってくれた、長かった雨…。
核心が終わると湿雪ラッセルが始まる、いきなりシールにダンゴ、2回ほど取り除き進んで行く。この先の巻きラッセルは僕とYSHRさんで完璧なルートに仕上げた。
やっと明るくなりもう巻きは無い。さあ小松のおじさんの番ですよ。今日も気合が入っている、振り返って写真も撮ろうとせずにダッシュしていった。防寒対策をしておじさんを追うが歩きにくいトレースを使わずに自分たちで新たに作り登った。視界が悪くなり山頂はすぐそこ、着いたぜベイビー…?おじさんがいない。小松った(困った)おじさんどこ行った。ヒトココで探しても反応無いから滑降準備して捜索開始。200m程滑降したら発見、一人で不安になり戻ったとか…、そしてピークに行くと言うので待つ事にした。寒い、今日は待たなくて良いと思っていたが雪ダルマを10個作れたか。凍えそうになるころにやっと合流して3人で滑降する。
帰りは早かった、完璧なトレースだったのであっという間に林道に降り立った。そして暗闇で全貌が見えなかったデブリ地帯はやはり凄かった。もう落ちてこないよう祈りながら通過、帰りも心臓に悪かった。登り返しの林道はもっとヤバそうだったので河原に降りて迂回した。
後はシールを剝がして小谷温泉に滑り込む、そして無事にゴール、時刻は9時過ぎの朝活でした。今日も十分体力つくりが出来ました◎
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