(過去レコ)両神山(尾ノ内沢道)
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,429m
- 下り
- 1,441m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
天気は強い冬型で、日本海側や北日本には暴風雪の警報や注意報が出ていた。
雪雲は関東平野の内陸部にも流れ込み、雲取山に行くつもりで三ツ峰神社へ向かっていたら、ライトの明かりで雪花が見え、それが次第に多くなり、雲取山は吹雪かも知れないと思われ、神社の駐車場でUターンして両神山へ変更し、小鹿野町へ向かう。
今回は尾ノ内沢道で両神山へ行く。R299の尾ノ内沢道入口に道標があり、駐車場は尾ノ内沢に沿って車道を少し入った所にあった。
少し先に吊橋があり、『遊歩道崩落のため、通行禁止』と書かれていた。
あちこちで崩れていたが、通れないこともなく、実際に通った人の靴跡があった。
このコースは山と高原地図には出てなく、山と渓谷社の分県登山ガイド【埼玉県の山】に出ていたので、コピーして家に置いていた。
三峯神社から雲取山へ行くつもりだったので、尾ノ内沢道のコースをコピーしたものは持って来てなかったので、読んだ範囲で記憶を辿りながら歩くことにした。
油滝までは沢沿いの道であちこちが崩れ、降り積もった落葉で足の置き場が分かりにくくなっていた。ストックで落葉を払いのけてから進むこともあった。
幸い、テープやひも、布切れなどの目印が要所にあり、迷わなくて済んだ。
油滝を左下に見て沢から離れる。山の斜面をしばらく上がると地獄穴。
入口は左右に広く、腹這いで入れそうだが、中を覗き込んでも真っ暗で何も見えなかった。
この付近から所々急登で山腹を巻く処も道は狭かった。
『小鹿野山岳会』と書かれた看板が良い目印になった。
八丁尾根の稜線が近くなると物凄い急登で、木の根や枝に掴まって身体を引き上げるようになる。足元は苔むした柔らかい地面で、とても滑り易い。
ガイドブックにはシメハリ場とかキンササゲとかあるが、現地には地獄穴以外は場所や地名を書いたものは一切なかった。
10時25分、登り詰めた八丁尾根は東岳の北西250mにある龍頭神社奥社である。
そこから両神山剣ヶ峰までは丁度1時間、風が大変強かった。
山頂には誰もいなかったが、間もなく白井差から単独行が上がり、すぐに降りた。
富士山は見えたが、八ヶ岳や北アルプスは吹雪らしかった。
浅間山にも雲が掛かり、雲の下は真っ白だった。
20分後、往路に歩いた尾ノ内沢道は危険過ぎ、下りには歩けないので八丁峠へ下る。
八丁峠からの下りは大岩で金山志賀坂林道に出て、車道を歩く。
民宿登人の下は車道ではなく、仁平川沿いの登山道を下る。
R299から30分ほど歩き、登山口の駐車場に着く。
八丁峠から下ってR299にも出られるが、大岩から林道経由でR299に出たので暗くなっても安心だった。
後で考えると、地図無しでよく歩けたものだと思う。
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