鹿俣山(ぐんま百):見事なブナ林からラベンダー畑へ周遊、半袖隊長、今日は群馬で麦酒も湯も肉も堪能


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 393m
- 下り
- 379m
コースタイム
往路所要)1時間35分(休憩なし)
山頂滞在)20分
復路所要)1時間50分(うち観光1時間)
【往路:玉原ラベンダーパーク駐車場⇒鹿俣山頂上】
駐車場10:20⇒登山道入り口10:23⇒第一道標(頂上まで3.0km)10:37⇒第二道標(頂上まで2.6km)⇒シャクナゲ群生地道標11:34⇒11:55頂上(昼食)
【復路:鹿俣山頂上⇒玉原ラベンダーパーク駐車場】
頂上12:15⇒道標(玉原ブナ平分岐)12:38⇒ラベンダーパーク13:05⇒(観光)⇒駐車場14:05
天候 | 曇り一時雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
http://www.tambara.co.jp/lavenderpark/access 【駐車場】1,500台収容、無料 |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況:大きな危険個所なし。雨後は粘土質の下り道が滑りやすいことぐらいです。 ★登山ポスト:なし。 △温泉:昭和の湯(6時間、一般500円⇒下記HP中の専用割引券で400円になる) http://higaerionsen.jp/showanoyu/?page_id=4260 【泉質はアルカリ性単純泉、源泉温度65.8℃】 普通の設備の大規模温泉施設だが、地元客を中心に賑わっていた。無色・無臭・無味だが、PH9のアルカリ泉質の湯は少しヌルヌルしています。 ▲食事:十八番(ホルモン焼き) http://tabelog.com/gunma/A1001/A100102/10003113/ 【高崎市下小鳥町145-1/027-361-8570】 ご夫婦で営む豚ホルモンを中心とする大衆焼肉屋。ニンニクの効いた漬け汁が絶品で、近所の家族連れを中心に馴染み客が引っ切り無しに来店する人気の店。生ビールがないのが残念だが、ビール大瓶やホッピーがグビグビ進んでしまう。 ◇半袖驚かれ指数:(機能停止中m(__)m) ◆半袖出会い指数:(機能停止中m(__)m) ○今日のスマホ万歩計:18,665歩(うち、山行に要したのは10千歩程度と推計) (但し、個人的には、歩数データの信憑性は乏しいと感じています。) |
写真
山頂へ「約30km」とあり「エッ!」と思います。
が、誰かが「.」を削った跡があり、ホントは「約3.0km」です。
どついてやりましょう、こんな輩は!道標の重要さを分かっとらん。山を冒涜しちょる!
感想
今日は久しぶりの群馬遠征。近々、利尻山(北海道)に登る予定の学生時代の友人より「足慣らし山行に同行しないか」と誘われ、ゴキブリ・ホイホイと付いて行くことになったもの。彼は、自称、半袖隊の後援会長 兼 高崎支部長。但し、後援会も高崎支部も、構成員は彼一名のみであり、会としても支部としても、活動実績は皆無である。
さて、今回の行き先は、会長婦人の希望も取り入れ、下山後にラベンダー畑も楽しめる鹿俣山を目指すこととなった。鹿俣山には、6年前の同時期に1号隊員を連れて登ったことがあるので、拙者にとっては二度目となる。その時は、夏の日差しを浴びてやたらと暑かった思い出があるため、やや恐れながら現地に向かった。大きな駐車場は主に県外ナンバーのクルマで既に8割型は埋まっており、ラベンダー畑の人気のほどが窺える。そしてクルマの外に出てみると、今日は曇っていることもあって下界と比べて明らかに涼しく、拙者は俄然としてヤル気マンマンとなった。
登山口(無料)は、ラベンダーパークの入り口(有料)とは別に、駐車場の少し手前(徒歩2分?)に位置している。が、「鹿俣山」の文字はないので要注意。最初はほぼ平坦な道で、すぐに周囲はブナ林となる。玉原周辺は関東でも有数のブナ自生地として有名であるが、鹿俣山もその一角を占めるため、歩いても、歩いてもブナ林が続く。実に気持ちがよい道である。二つ目の道標にて左への道を取ると、ラベンダーパークを横断して玉原湿原・ブナ平への道に続く。この道は、ラベンダーパークを横断(=入場)する際に料金所はないので、無料で入場したい方にとって最短コースになる。
我が隊は、そのまま真っ直ぐに鹿俣山への道を行く。道は、一旦、スキーゲレンデに出るが、直ぐにブナ林へと戻る。やや傾斜を増した道を更に進めば窪地に着き、その先は傾斜が急となる。が、今までと比べれば・・・のことであり、岩場もロープも鎖もない安心できる道である。但し、所々に紫色のナントカ・アジサイが咲いている以外は、目ぼしい草花は見当たらない。しかし、それを補って余りあるのがブナ、ブナ、ブナ・・・である。無類のブナ好きの拙者としては、とても楽しく嬉しい道である。
頂上には1時間半ほどで到着。もとより樹木が邪魔して眺望は期待できない山頂であり、また曇天であったため、沼田方面の展望が得られた程度。同定できたのは子持山・三峰山・戸神山・迦葉山・尼ヶ禿山ぐらいで、残念ながら谷川岳は雲の向こうであった。
狭い山頂では、先着の山ガール二人連れが昼食タイム中。我々も・・・と昼食を食べ始めたら、10分後には雨が降り始めた。少し様子を見ていたが、雨脚が強くなったので、即、撤収。暫く尾根筋の道を歩いてから、鋭角に左に折れ、ラベンダーパークへ下りる道を歩く。下りも、ブナ、ブナ、ブナ・・・の道である。が、次第に雨脚は強くなったが、我慢すればカッパなしでも歩ける程度だったので、早足で麓を目指す。途中でスキーゲレンデを横断する辺りが最も雨脚が強かったが、その後は下るにつれて雨脚は弱くなり、ラベンダーパークの一角に辿りついた頃には、雨は上がっていた。折角なので、ラベンダーパークの中を少々散策してから、ラベンダーパーク入口から外に出て駐車場に戻った。久しぶりに緑滴るブナ林を堪能した。
実は、その後が、今日のメインイベント。まず、高崎へ戻る途中にある温泉「昭和の湯」で汗を流します。この温泉の傍は何回も通ったことはあるのですが、入るのは初めて。今までは「沸かし湯じゃないの?」なんて思い込みがあったのですが、源泉温度が65度もある優れものでした。無色・無臭・無味なのですが、ややヌルヌル感があり、広めの露天風呂も楽しんで来ました。
そして高崎に戻って、後援会長が御用達の大衆ホルモン焼き「十八番」へ開店10分前から突入。既に先客がおり、彼らの焼く肉の匂いが店内に充満しており、のっけから「欲」をそそられます。ガハガハと飲んでは食べ、食べては飲んで・・・ホッピーに移り・・・最後は名物「支那ソバ」で〆よとの後援会長のお勧めあるも・・・もう無理!飲めません、食べられません、これ以上は。
帰りの湘南新宿ラインで寝過して小田原に行ってしまわない程度の理性を残してお開きとしました。が、実はその後が今日の中で一番辛い時間でした。温泉で買い、後援会長からもらった土産「トマト3個、キュウリ10本、ナス10本、エシャロット8本、モロヘイヤ1把、瓶入りアイスコーヒー1本、ラスク一箱・・・」がズッシリと肩に重くのしかかります。もちろんザックに入りきらないので、片手にはエコバッグです。酔った身体には酷でございまして、駅の階段を上がるのが辛いこと、辛いこと。そして最寄駅から自宅までの傾斜のゆる〜〜〜い坂が辛いこと、辛いこと。とは言いながら、寝過す寸前で、奇跡的に下車駅で目を覚まし、なんとか無事に帰宅出来ました・・・ホッ!
その後援会長ですが、今日、利尻島に入り、明日(8月9日)、利尻山をアタックすると、先ほど、一報が入って参りました。今宵は宿泊するペンションでウニを食べながら夫人と前祝いをしているそうであります。無事の登頂を祈って、本編を終了することと致します。
コメント
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隊長、おつかれです〜
山よりも 焼肉の写真に目が止まっちゃいましたw
なんか、山を始めてから、肉が食べたいんですよね
いかん・いかん・ にんにくが効いた焼肉・・・
感想を読めば、更には "うに"ですか・・・
もう、ここから 退避しないとw
隊長も、飲みすぎ&乗り越し注意ですよ〜^^ノ
今回は
早々に「食堂 若竹」の再訪が待たれるところです
帰りの湘南新宿ライン、無事に下車できてよかったですね。
なんでしたら小田原までお迎えも可能でしたが・・・
酔ったあとの自宅までの道のりは本当に辛いです
ここのところ何度も経験しています
昨日(3日)は、丹沢のレコがアップされていたので、4日は
何気に今朝みると、なんと4日に群馬
さすが
そして
渋描き隊長
P.S.
この
寝坊したわけではありません。
前回の
倍返しで挽回とはさすがです。
綺麗なラベンダーの写真より、焼肉
方が拍手が多いような。
私の場合も同じ傾向のようです。
yamabeeryuさん、おはようございます。
たんばらラベンダーパークには1度行った事がありますが、山歩きをするようになる前だったので駐車場からラベンダーの咲いている所までのユル〜イ斜面でクタクタになりました。花よりも疲れたという記憶しか残っていません。
ホルモンにビール、最高です!!
沢山のお土産を持ってのご帰宅、ご苦労様でした!!
yamabeeryuさん、こんにちは〜!
ブナ…ブナ…ブナ…のオンパレードで、涼しげなお写真、
気持ちのいい道を歩かれたのですね〜!
いいなぁ〜
お約束のおつかれさま宴会でテンションアップですねw
おつかれさまでした^^w
この店(十八番)は父ちゃん・母ちゃんの二人で営んでいる地元客中心の店なのですが、拙者がヤマレコ用の写真を撮るため外に出たら、暖簾がぶら下がっていないのです
そこで、常連客でもある自称・後援会長が
「暖簾をぶら下げておきますよ」
と言うと、
「客が来るから、ぶら下げないでくれ」
なんて言われましてね
わんさか・わんさか客が来ると忙し過ぎて困る
飲みすぎ
有難うございます。
拙者は、最後の最後はnaveさんに迎えに来て頂こうかと・・・FREさんではなくて ・・・
いや、ホントに重かったです、駅から自宅まで。
普段の通勤かばんでさえ、酔った身体には堪えるのに・・・普段の3倍くらいの時間をかけて、のそのそと歩いておりました
若竹・・・あれっきりなので、近いうちに
3日(土)は歩き疲れて、写真のアップロードと地図描きで終わり。
4日(日)は帰って来るのに精一杯で、ヤマレコ作業出来ず。
5日(月)は朝に鹿俣山写真のアップロード作業をするも、夜は
6日(火)は、今日こそは・・・と作業して、ようやく日付が変わった頃に丹沢編をアップ。
7日(水)は、コメ返を書いているうちに時間がなくなり、おまけに 夜は
8日(木)は、今日やらなくてどうするの・・・と、鹿俣山編を駆け込みでアップ!
まあ、こんな状況でして、渋描き隊長の早レコ/速レコを見習わなくては・・・と、反省しきりでございます
そうです、やられたことはやり返す!それも倍返しで・・・半沢課長
でも、倍返しが効き過ぎて、拙者の身体にも倍返しとなってきたようで・・・
更には、ニンニクも効き過ぎて、1号隊員から臭い・臭いと邪険にされました
ラベンダーパーク・・・今までは最盛期を外していたのであまり来園客は多くなかったのですが、今回は多かったですね・・・特に県外ナンバーのクルマが
玉原湿原や玉原ブナ平にはよく通ったものですから、いつの間にか、無料通行券がなくても無料で(合法的に)通れる道を発見しちゃいました
あまり大きな声では言えないのですが・・・
土産は想定外でしたので、余力を保つことなく全開!したら、身体が全壊!しそうになりました
ブナの場合は、色んな種類のある花と違って、基本的には一種類なので、「君の名は?」を連発しなくても済むので、助かります
いつも気にはしているんですよ、「君の名は?」攻撃
でも
丹沢はブナの宝庫ですからね
それで何度も行かれているんですね
君の名はの
確か鹿俣山を登山した後だったらラベンダー園に無料ではいれますよね
そうなんです・・・横から入ると・・・無料(タダ)なんです、登山しなくても。
ブナは好いですなぁ・・・新緑も、黄葉も。
どなたか、ブナ百名山を編纂して頂けませんかねぇ。
いやいや、先日仰っていたとおりのコースを歩かれましたね
ラベンダーは今の時期が絶好調なんですね
山の上で焼き鳥が出てきたので、
最後に
ガハガハの写真、楽しそうですね〜
でも昼間っから隊長のレコ見てしまった私がバカでした。
もう昼間っから
おつかれさまでした
あれから、高崎在住の友人から「鹿俣山+ラベンダーパーク」に行こうとお誘いがありまして、ホイホイ付いて行きました。
「入場料を払ってラベンダーパークに入る積りじゃないだろうな?」と尋ねると
「もちろん、払わないよ。駐車場手前の登山口から入ればいいんだよ。」との答えが。
み〜〜んな知ってるんですねぇ
いや、それにしても、今日は暑かったですねぇ。
拙者、上越国境の山に行こうかと思ってましたが、前泊予定の宿が満杯だったので止めました
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