開聞岳(薩摩富士)
- GPS
- 06:40
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 803m
- 下り
- 790m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
車では、開聞岳山麓のふれあい公園に駐車場多数。 鹿児島中央から行くと、指宿スカイライン最終区間の知覧〜頴娃(えい)間が現在通行止め、一般道に降りる必要があります。大雨後の土砂崩れの為との事でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
5合目までは、小さな火山灰質の土壌で小さな石ころの多い若干滑り易い個所はあるものの比較的歩き易い道が続きます。5合目で初めて眺望が開けます。 7合前後から岩場、隙間に足を変に突っ込んだりしない様注意です。7.1合前後は狭い道で、飛び石の様に岩を渡りながら行きます。それ以降岩場続きで時々ロープ出てきます。段々アスレチック感覚です。 9合目より少し上で、梯子及びロープのトラバース有。そんなに難しくありませんが、慣れないと多少高度感を感じます。 全般的に難易度高くはないものの、岩場で転ぶと大変なので、注意は必要です。 下りはスリップ注意です。 |
写真
感想
休職を終え3月末復職しようとしましたが、どーも再度お休みを頂かないといけない様な家の状況に。手続きをしに静岡へと戻り、またとんぼ返り。
連日、家族の食事を管理しつつ食事当番、買い出し、生き物の世話、合間に家のバリアフリー化推進で力仕事、コンクリートを捏ねてステップを作ったり手摺作ったり、洗濯したり送迎したりetcetc…うーん、意外と大変かも。
次の多忙な時期ピークが来る中旬前の週末、今の内にちょっと羽を伸ばして、福岡で知り合った連れ合いを連れて、鹿児島へ行きました。
山は初心者と言ってましたが、富士山登頂はした事あるとの事で、体力的には問題無さそうかな…
九州新幹線も開通したので、昔は半日がかりの移動が、今や博多〜鹿児島中央間1時間半チョイです。便利になったものだ。お得なキップと駅レンタカーの組み合わせ等で、結構旅費の節約にもなります。
指宿スカイラインで南下していると、ちょっと誤算で、一部通行止め区間がありました。それはそれで、知覧辺りをドライブ観光しつつ南下。昔修学旅行で特攻平和会館行きましたそういえば。
ルート変わったので、自分の身長より長い大うなぎのいる池田湖をスルーしつつ、洋上に突き出してそびえる薩摩富士へと一気に向かいました。
駐車場についた時には既に昼近く。装備を確認、準備体操をして、すぐに登山開始。日没時間は遅いのですが、少しでも余裕を持って登りたい。
5合目までは、岩手山の焼走り下の樹林帯を彷彿とさせる様な、火山質の、小石と砂混じりの道でした。ここも成り立ちが火山なのでやはりどこか似ています。登りでは特にどうという事はありませんでした。
広いウッドデッキで休憩しつつ、上から降りてきたおじさんに話を伺うと、今日は登山者、団体さんもすこぶる多く、ここから上は最後まで岩場だけどおそらく100人ぐらいはいるのでは、との事でした。
6合目ぐらいから段々岩が増えてきて、7合目ぐらいからはかなり岩場が多いです。
短いもののロープなどもあり、段々アスレチックな感じになってきました。
同行者に、岩場の歩き方等簡単にレクチャー、体格に合わせ登り易い様に登ってもらいつつ、練習しながら登って行きました。
7.1合目からは結構岩場。「え〜」という声がしばしば聞こえていましたが、
時折見える絶景が、元気を出させてくれていました。5合目までは1合20分程度で行けてたものの、やはりそこから上は同じペースでは登れず。でも安全第一です。
足の置場等、後ろから見てもらいながら、ついてきてもらいました。
最後はヒーヒー言いながらも、やがて山頂に着きました。
360度の眺望。半分以上は海。
この山ならではでしょうか。
遠く、屋久島が洋上に、上半分は雲がかって見えていました。
おにぎりを食べながら、30分程休憩。
周囲の方とお話すると、神戸から来られている方等居られました。
下山にかかると、どうも同行者のペースが伸びない様子。
登りの疲労もあるだろうし、日が落ちるまでは時間もあるので、
岩場は一歩一歩確かめながらしっかり歩き下りました。
若者の標準下山タイムは2.5h程度との事でしたが、これはもっとかかるかも…
でも歩けなくなったら元も子もないし遭難なので、ゆっくり行きました。
5合目でゆっくり休憩を取って、そこから先はストックを貸し、樹林帯をテクテク歩いて帰りました。
駐車場に着くと「うれし〜」と仰っていました。
その日は指宿の砂蒸し風呂でゆったり。未経験の感覚でしたが、体がポカポカになりました。
鹿児島中央に帰って、黒豚料理各種、地魚の刺身、さつま揚げ、キビナゴの南蛮漬け、芋焼酎、etcと鹿児島グルメに舌鼓。天文館をぶらりと散策、しろくま(かき氷)を食べたりして満喫し、帰路へと着きました。
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