記録ID: 29001
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
芦別・夕張
北芦別/十八線川から極楽平、富良野西岳、北の峰
1991年03月01日(金) ~
1991年03月02日(土)
![情報量の目安: B](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan.png)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 1,462m
- 下り
- 1,427m
アクセス | |
---|---|
コース状況/ 危険箇所等 |
L:斉藤清克(4) AL:中村一郎(3) M:石崎啓之(1)、清水徹(1) 3/1 地吹雪:山部駅(9:00)→十八線川二股(11:00)→槙柏山西のコルΩ1(15:30) 前日山部駅構内でC0。風邪で調子の悪い伊原は札幌へ帰す。春の嵐の襲来の中、十八線川林道をすすむ。登りにかかるとラッセルはコンスタントに膝上から太腿あたりまで沈む。Wieder Commenし前進するも遅々として進まず。雪がしんしんと降り積む。周りの景色など全く見えない。予定のC1(御茶々岳南のコル)まで到底たどり着くことが出来ず、十八線川を詰めた槙柏山西のコルに雪洞を掘る。掘り始めると思いのほか早く笹ブッシュが出てきたので、2人ずつ、横方向にうなぎの寝床を作り「T」の字の変形雪洞をこしらえた。 3/2 霧、風強し、朝-14℃:Ω1発(6:20)→御茶々岳北のコル(7:50)→富良野西岳(14:20)→北の峰(16:20)→富良野スキー場下山(18:00) 天候の回復は明日から、とラヂオは告げるが、まあ昨日よりはマシだろうと出発。御茶々岳南のコルを目指し同コンターでトラバースしたが、やや南寄りに出てしまった。茶々の登りは東斜面に雪崩の臭いを感じたので、クラスト気味の尾根を忠実に登る。茶々の上には快適な雪洞が掘れそう。極楽平へは直滑降。平らになってまばらなタンネを縫うように延々とラッセル。所々夏天で泊まれそうな気持ちの良い場所がある。ラッセルにも飽き飽きとしてきたので大休止したいところだが、風が冷たくてそれどころではない。松籟山の北のポコのガケマークの上に誤って踏み込み、先頭を歩いていた中村があやうく落ちるところだった。あとで見ると落差100m位の断崖となっていた。視界の無いときは要注意である。タンネの森のラッセルはなおも続くが、雪質が軽い為、さほどペースは落ちない。奇怪な風貌の布部岳を横目に通り過ぎ、目の前の富良野西岳の三角を目指し、北上する。スキーでジグザグ切って頂稜に出ると、思ったより細くない。スキーでバコバコ歩き、三角点に到達する。周囲はガスで何も見えないけれど、ピークらしいピークに満足。あとは惰性で北の峰まで。北に進むほど積雪は多かった。 |
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1542人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する