さすがGW楽しめた8畳に14人泊の雲取山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 32.9km
- 登り
- 2,255m
- 下り
- 2,450m
コースタイム
小袖乗越 10:40 雲取山 6:10
水場 11:50 6:40
堂所 12:10 七ツ石分岐8:06
途中で昼食 鷹ノ巣避難小屋 9:44
七ツ石小屋13;40 鷹ノ巣山 10:07
13:50 昼食休憩10:40
ブナ坂 14:37 奥多摩駅 15:30
ヘリポート15:00
雲取山 16:00
16:15
雲取山荘 16:30
天候 | 28、29とも快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鴨沢に登山ポストあるらしいけど、わからず。 鴨沢ルートは途中危険個所なし、1W前に降った雪は全く残っていません、 雲取山頂から山荘までは北斜面のため、若干雪が残り、道は凍結しているところもあり、下りは滑りやすいのでやや注意必要。アイゼンは要りません。 翌日の雲取山から下りの石尾根もほとんど危険個所ありません、七つ石山の巻き道はところどころ崩落しており、通行中に上部から落石があり危なかったので崩落個所は上部も確認して通行したほうがいいです。 |
写真
感想
7時44分新宿発ホリデー快速おくたまはラッシュの通勤電車並みの混雑、ほとんどがリュックを背負った登山者で、御嶽で半分くらいが降り、ようやく車窓から新緑の山が望めるようになる。徐々に深くなる谷間を軽やかに列車が進むとほどなく終点奥多摩駅に到着、改札を抜けると、各地へのバス停はすでに人の列が出来ており、なんとか2台目のバスにぎりぎりで乗車できたが、後方には信じられないほどの長蛇の列が、残った人はいつ乗れたのだろうか。右に左に急カーブの連続する道を揺られること30分ほどで登山口鴨沢に到着。天気も快晴、ここまでたどり着いてようやく喧騒からも解放され、気分も上がる。ここからの道は、新緑まだ浅い明るい林の中を緩やかに登っていく、そろそろ単調な登りに飽きてきたころ堂所で尾根上に出る、ここから石のごろごろした坂も出だし、変化にとんだ道に変わる、このあたりで初めて後方に富士山が頭を出し、みんな一斉に写真撮影、登る山が今日の主役だとして、富士山はやはり展望の横綱です。石尾根はミツバツツジやヤシオツツジが美しいらしいが数本しかかれんなピンクの花を見せていません。高度を上げるにつれどんどん展望が開け、七つ石小屋に到着、「冷えたビール」の看板にそそられますが、先の行程を考慮して我慢。七つ石山山頂で今日初めてのピークを踏む、ゆるくブナ坂に下り、ここからの切り開かれた防火帯を左に富士山を常時ながめる贅沢な景色を見ながら快適に登っていく、ヘリポートまでくるとカラフルなテントの花が咲いていて春浅い山に色を添えている。若い女子一人でテント泊の子もいるのに驚かされる。ここから小雲取へ多少の急登もあるが短いのでさほど苦にならない。前方に山頂の避難小屋が徐々に近づく、一気に直下を登りきるとここは山頂ではなくここから右に少し登った先が本当の山頂。ピークと思って登るとピークはまだ先だった、というのは「山登りあるある」ですね。山頂は360度の展望とよく書いてありますが、北の方角は若干見にくいです、ここから下った雲取山荘の西側の部屋の窓からのほうが北の浅間山、両神山はよく見えます。雲取山頂から山荘への下りは今までの明るい登山道と趣を変え、北斜面でしかも針葉樹林の深い森になっているためひんやりして雪も残っている。山荘に着くとテラスはすでに先着した人々で一杯でおもいおもいに楽しんでいる、横目で見ながらチェックインを待つ列に並ぶ、ここでも並ぶのかとため息だがさらに、部屋は8畳間に14人の男部屋、どうやって寝るのか不安になる。布団をしまっていた上下の押し入れに一人ずつ寝ることにして何とか8畳に12人、結果2畳に3人となり、なんとか寝返りが打てる程度でみんな安堵、食事に行こうとするとこれまた長蛇の列、仕方なくテラスで一緒の部屋になった若者やテラスで一緒になったテン泊の人たちと登山談義で、持参した赤ワイン、焼酎、日本酒を楽しむ、3回転目で入れた夕食はハンバーグ定食、なかなかおいしい、部屋に戻るとすでに何人も布団に入っている、まだ7時過ぎ、さすがに寝れない、でも談話室は一杯、テラスは寒いし、仕方なく廊下でヘッドライト装着で先ほどの若者たちと残りの酒で宴会の続き。山荘の主人からも許しをもらい8時過ぎまで続き酒がなくなり寝ることにする。明朝は4時過ぎに起床、2回目の食事に並び、4時45分の日の出に備えることに、徐々に明るくなり、闇から明へ太陽が全てのものに色をつけていくという瞬間、何十年振りかの山頂からのご来光はやはり感動的でした。山頂に再度登頂すると、朝の澄んだ空気の中遠くの山々の輪郭がはっきり見える。いつまでも見ていたい気分と別れを告げ下山開始、本来は三条の湯経由丹波山に降りる予定だったが、山頂であった方から道が荒れている、自分たちは奥多摩まで行くと聞き我々も巻き道を最大限利用して石尾根を下ることにする。石尾根はブナ坂同様、大変気持のいい尾根道が続くがところどころにピークを抱え、それをいちいち登ると大変、われわれはメジャーな鷹ノ巣山のみのぼる。鷹ノ巣山は山頂が広く南面が開け展望もよい。ここで小屋でもらったお昼を食べる。ここからは奥多摩駅まで下りが続き、昨日からの足の疲れも出だしみなどこかしら痛いと言い出す。毎度のことだが最後の下りはほんとにいやになります。とくに登山道から舗装路に出た後の下りはつま先にこたえます。当然日帰り入浴で足の疲れをマッサージ、電車ですから再度ビールで乾杯、駅から座って帰路につきます。
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