谷川馬蹄形縦走 失敗例(松ノ木沢の頭まで)
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 779m
- 下り
- 782m
コースタイム
(弟は白毛門往復。テント泊装備)
天候 | 暑すぎるくらい晴れた |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
馬蹄形縦走のまさに門番、白毛門に門前払いされました。 時計回りならば、最後の最後に1000Mの急降下。 反時計回りならば、最初にいきなり1000Mの急登。 どちらにせよ、ハードだと思います。 私は登りでばてて松ノ木沢の頭まで。弟は白毛門まで往復しましたが、 下りで二人ともバテバテになり、最後には30分歩いて20分休む 有様でした。 |
感想
失敗した要因(主に言い訳)
○暑すぎた。それゆえ水の消費が著しく、朝日岳の水場までもつ見込みさえ
たたなかった。
○出発時間が遅かった。松ノ木沢の頭で日の出を迎えるくらいの気構えで
登るべきだった。
◎メタボとスタミナ不足。そして余計な物(主に酒)の持ち過ぎ。
以下反省文
駐車場に3時頃着。水上の夜なのにおそろしく暑い。風もまったくない。
真っ暗な森の中にヘッデン一つで突っ込んでいくのが怖くて、2時間ほど
仮眠してしまう。
朝飯を食べ、5時頃出発。異常に暑い。先月西黒尾根を歩いたときは吹いていた
涼しい風は、今日は吹かない。
急登に挑むが、汗だくになる。休憩しても汗はまったく止まらない。
ペースは決して速くない。無理をしているつもりはなかった。
水をどんどん飲む。特に弟の飲み方はすごかった。
ヒノキノウロにつくころは、稜線上で水がたりなくなることは明らかだった。
松ノ木沢の頭への登りでついに私が体力と集中力の限界を迎える。
直下の鎖場で重い荷物と重い体重を引き上げ、なんとか頭につく。
森林限界を超え、殺人的な日差しが降り注いでいる。
ここで縦走の打ち切りを決定。
この状況を乗り切って縦走を続行するだけの力量は私達にない。
過去白毛門に行ったことがない弟は、軽装で山頂を往復。
その間私は待っていることにした。
途中まで弟が登っている様子が見える。
なにせ時間があるので、一ノ倉沢と思う存分にらめっこできた。
休憩していても日差しが本当にきつかった。
弟が戻ってきてしばらくして下山する。
樹林帯に入り日差しこそ和らいだが、蒸し暑くヒノキノウロ
の辺りで二人ともバテバテになる。
そしてついに30分下って20分休むようになった。
そしてなんとかブナの中の急な下りを終え登山口につく。
土合駅付近の自動販売機で飲んだコーラが、喉がやけるほど
うまく感じた。
実はこの1ヶ月前に単独で偵察も兼ねて登ってきたのだが、
テント装備と軽装では、きつさが違った。(あたりまえだが)
この3日後、会津朝日岳に父、弟と登ったがこの失敗で得た経験は
結果的におおいに役立った。
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