馬ヶ岳と御所ヶ岳(借り暮らしの軍師官兵衛)
- GPS
- 03:56
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 598m
- 下り
- 600m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
このコースでは迷うところはない。 木の階段が腐ってる所に注意 |
写真
感想
「福岡県の山」最新版で登ったこと無かった山5ピークのうち2つの縦走。
馬ヶ岳は大軍師黒田官兵衛が九州上陸後初めての拠点とした城であります。
官兵衛を語ると山行記録が書けなくなるので置いといて、じゃあなんで今まで登らなかったのかと言うと大河ドラマのせいです。
「軍師官兵衛」嫌いだったのと言えばむしろ逆で岡田くんのあのワルそうにニヤリと笑うの見て、大河の新しい主人公像にもうジャニタレとか言えんねと感心したもんです。
要するに登らなかったのはブームに乗っかりたくなかっただけです。
しかし大河ブームってすごかったんやね。
少なくとも本丸までの道は革靴でも歩けそう。
歴史探訪に来た人々には案内などしっかりしていて面白かった。
御所ヶ岳までの縦走路に出ると少しだけ普通の山道になる。
最初「ホトギ山」って看板が出てくるけど何?
と思ってたけど途中から御所ヶ岳の昔の呼び名がホトギ山だったもよう。
ホトギ山への最後の登りは200m級の超低山の稜線のわりになかなか地球の重力を全身に感じるきつさでした。
御所ヶ岳山頂から見た馬ヶ岳は本丸、二の丸のフラットな山頂がしっかり見えて完成された山城の形を400年後も保っています。
下りはすぐに降りずに尾根伝いに奥の院から下山。
ここで衝撃なものに出会いました。
予備調査を全くしていなかったのでここまですごいとは思わなかった御所ヶ谷神籠石。
神籠石が「ムー」的な怪しい神秘系な超文明とかじゃなくて古代山城の石垣と知ってはいます。
しかしここまで立派に残って、ここまで精巧とは思わなかった。
もちろん、発掘作業に携わった方々の汗水の結晶なんだけどこの迫力は凄いよ。
大野城の大石垣並みだ。
土塁のあとを整備した遊歩道がまた万里の長城みたいで素敵です。
大野城と、高橋紹運の岩戸城の関係と、
この御所ヶ谷神籠石と馬ヶ岳城の関係は似てると思う。
要するに大昔作られた国家プロジェクトのでかい城跡の端っこを利用して作られた中世山城って訳ね。
昔から拠点にしたくなる場所って同じだってことか。
御所ヶ岳の「御所」ってのと仲哀天皇に神功皇后に応神天皇に宇佐八幡宮に…なんか全部が繋がってる気がして豊前は面白い。
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