記録ID: 29208
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沢登り
アジア
台湾南部・太麻里渓北大武東渓〜北大武山
1992年12月26日(土) ~
1993年01月03日(日)
まっちゃン
その他7人
- GPS
- 200:00
- 距離
- 33.9km
- 登り
- 3,512m
- 下り
- 2,836m
アクセス | |
---|---|
コース状況/ 危険箇所等 |
台湾南部・太麻里渓北大武東渓〜北大武山 12.26~1993,01.03 パーティー;茂木、清水、高岸、、烏龍、候、成瀬、松原 学校やら今シーズンの不甲斐ない遡行結果に閉塞感を感じた俺は、些かの荒療治に打って出た。「岳人」誌で見知った大阪わらじの会の茂木氏に直に手紙を送り、大胆にも台湾での遡行に参加の打診をしたのだった。幸いにも、どこの馬の骨とも知れぬ無頼漢を、茂木さん、清水さんは暖かい微笑みをもって迎え入れて下さった。 聞けば今年の年末の計画は、かつて二度中途敗退を喫している太麻里渓の遡渓という。幸いにも水量、天候、パーティーに恵まれ下部の廊下帯も通過を許されて、遡行二日目には北大武山に東面より直登する沢の出合に立っていた。この沢のイメージはまさに日高山脈のそれと同様のもので、この出合からの標高差実に2550mの直登沢は当然規模大きく、高捲きの千本ノックを強要され続けた七日間だった。滝には容易に手を触れさせてくれない実に厳しい歓待振りだったけれど、三度目もの挑戦になる茂木・清水両氏にとってもようやく納得ゆく成果を収め、俺は俺で異国の地での遡行に心底酔った。また、この渡航での多くの出会いも今後の俺の沢登り人生を実に豊かにしてくれるものばかりだった。 お初の成瀬さんや俺の台湾デビュウが東面の渓谷だったことも今から振り返れば何かを暗示しているように思えてならない。なんにせよ、成瀬さんにとっても俺にとっても揺るがしようのない礎となった、意義深い出来事だった。高岸さんも元気でしょうか? |
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