記録ID: 29215
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沢登り
大雪山
大雪山 ・赤岳沢〜赤岳
1993年09月20日(月) ~
1993年09月21日(火)
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,784m
- 下り
- 910m
アクセス | |
---|---|
コース状況/ 危険箇所等 |
大雪山・赤岳沢〜赤岳 09.20-21 パーティー;日下、成田、松原 名勝・層雲峡を代表する景観といえば、何と言っても断崖を流下する二本の滝の風景だろう。その右を垂れる滝が「流星の滝」で、それこそが赤岳沢そのものである。溶結凝灰岩で構成された大雪山の溶岩台地を長い年月掛けて削って造られた、地図で見るに興味の尽きない沢だ。 計画段階から、出合の流星の滝にどう対応すればよいのか頭を悩ましたのだが、実際には良く出来たもので、岩のバンドを巧妙に繋いで落口に導かれた。いよいよ楽しみにしていた落口に連なる廊下であったが、ワンポイントのチョックストーンが登れそうになく、結局捲いて懸垂にて廊下に戻った。一滝越せば、酋長岩の現れに廊下の終わりを知る。振り返れば、両岸にモアイ像の立ち居並ぶ空間が続いている。幕場の傍に大鹿が現れた。 明けて二日目、不思議地形やツルリと磨かれた小廊下、モロモロ滝の対処に加えて降雪までみて、ルート変更の後にヨロヨロと下山した。 大雪山の渓谷には興味を惹く地形はそう多くはないが、表大雪の中でもこの沢は特に溯行対象として外せない一本に思う。ただ、水質は火山性で良くはない。 |
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