記録ID: 29218
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沢登り
アジア
台湾東部・大崙渓〜卑南主山
1993年12月25日(土) ~
1994年01月03日(月)
- GPS
- 224:00
- 距離
- 49.2km
- 登り
- 3,756m
- 下り
- 1,715m
アクセス | |
---|---|
コース状況/ 危険箇所等 |
台湾東部・大崙渓〜卑南主山 12.25~1994,01.03 パーティー;清水、青島、成瀬、木村、斎藤、本多、梅、松原 前年に大麻里渓という懸案を晴らした清水さんが、次なる対象にこの大崙渓を選択したのには必然がある。溯行適期と休暇の工面を秤にかけて、次へのステップそして最大最良の実践がこの東面大渓谷の溯行であった。台湾東面渓谷が遂にあけぼのを迎えた。 今回は、青島さんや木村さんそして北大山岳部OB二名の新たなる参加をみて、布陣に万全を期して十日間の山行を成し遂げることが出来た。その内容は泳ぎを多く配して厳しく、気の抜けることは一日として無かった。冷水に耐えて長瀞渡り、水に抗い滝登り、重荷を背負って高みを目指した。食料尽きて山を越え、下山し台湾の友の熱烈歓迎に包まれた。 溯行距離35km、標高差3000mのこの溯行は、今後の海外溯行の一指標となり続けていくことだろう。自身これを越える溯行が今後幾つ実践できるのか、楽しみではある。 後年、台湾の学生達の手によってこの渓の再登が成された事を雑誌で知るに及び、台湾の地で溯渓が文化としての芽吹きを始めたことを実感し、静かな感動を覚えた。 |
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