【東京の里山100挑戦中】要倉山〜本宮山 VRに大苦戦
- GPS
- 03:03
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 553m
- 下り
- 560m
コースタイム
- 山行
- 2:51
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 3:13
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
みなさん、こんにちは!!
今日も里山100です。ヤマレコで読んだ記憶を元に夕焼け小焼けの登山口を通過して、車でどんどんと標高を上げていきました。この辺りが入り口かと迷っていると、シニアのハイキング隊が。お尋ねするとお持ちのスマホGPSを覗き込み、確かに要倉山頂に通じる山道がここからあるぞということで適当な場所に路駐して集落脇から入山。1枚目の写真の黒い点線です。沢沿いの道です。ただしヤマレコに足跡はいっさいありません。
確かに入り口はあったのですが、5分も歩かぬうちに進むのをためらう荒れ果てた道になりました。すると背後から「おーーい!」の声。「そっちじゃないぞー!」。振り返ると 入山地点にあった家の主が騒ぎを聞きつけ、心配して後を追ってきてくれたのです。「こっちだぞー」そう言って沢の向こう岸に。道案内を始めてくれたのでした。
上下作業着の腰には大きな鎌かナイフのようなものをぶら下げ、その道(どの道?)何十年といった風貌です。なまり(?)がキツくてよく聞き取れなかったのですが、台風で道が荒れてしまったこと、昔はこの道も郵便屋が通っていたんだ というようなことを話してくれました。「●▽※×◆!!」 独り言のように他にも色々と話されていたのですが、いかんせん言葉が聞き取れません。やがて増々道が荒れてきたので、これ以上先に進むよりはこの斜面を上がって尾根に出たらいい、とこの勾配加減なら上がれるだろうという箇所を見上げて指示してくれました。多少の不安はありましたが、この方の言う事なら間違いないだろうと従うことにしました。その練達の士に自分としてはこれ以上ない感謝の気持ちを込めて礼を述べ、崖に取り付きました。帰路は安全な登山道を回るから心配ご無用と言い残し...。 それなりに大変ではあったものの、ほどなく尾根に出ました。そこからはとても歩きやすく、無事に要倉山山頂にたどり着いたときは感激ひとしおでした。
さて本宮山をピストンして要倉山に戻り、下山道をどうしようか考えました。遠回りになるが地図にある安全な登山道を下山するか、登ってきた崖を戻るか。そして3つめの選択肢は、尾根を辿って麓まで下山することです。分かれ目に来ました。よし! 尾根を下ってみよう!!(1枚目の地図をご覧ください)
選んだ理由は、そこからの登ってきた崖がまあまあ大変だったことと、その先の道もなかなか荒れていたことです。それに対して、見下ろす尾根がとても歩きやすそうに見えました。最後に急斜面があるのは地図から読み取れましたが、大した距離ではないし、下りた箇所には民家もある。行けるっしょ。案の定、地図が示す通り尾根の先端までは非常に歩きやすい道でした。しかしそこから始まる急斜面。たぶん45度以上ありましたが、木が多かったので つかまりつかまりで何とか下りていけます。そして最後の最後にものすごい急斜面が待っていました。幸いそこからは密集の竹林で、つかまり処は確かです。崖下の川をはさんで手の届きそうな目の前に自分の車が見えた時は笑いましたが。その崖を水平移動して民家に出て、橋を渡って無事に車まで戻ってくることができました。
さすがに誰も通っていない道を登山にも下山にも使ったのは初めてのことで、Variation Routeというよりも Unknown Route。これまた大変思い出に残る山行となりました。
「味香」VS「みんみん」は「みんみん」に軍配!(あくまで個人の意見です)
今日もありがとうございました!!
ちなみに木々に捕まってぐいと体重をかけても 胸は平気でした。
もう大丈夫!!! (^^)/
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