雲取山 石尾根日帰りピストン -(無謀…もう二度としません)
- GPS
- 11:32
- 距離
- 41.2km
- 登り
- 3,044m
- 下り
- 3,038m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
07:46奥多摩着 20:03奥多摩発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雲取山〜雲取山山荘の区間、まだ凍結場所あり。こけました… |
写真
感想
小学生の娘も知っている、東京都の最高峰雲取山へ登りたいとずっと思っていました。
どうせ登るのならば、鷹ノ巣山などの石尾根の山々も制覇したいと考え、行きか帰りは石尾根
縦走する事を企んでいました。ヤマレコに記録されいる先達方々のレポを拝見させて頂く内に、
「これは頑張れば奥多摩駅から日帰りピストンでいけるんじゃないのか?時間が厳しくなれば
走れば挽回できるだろう?」という、またまた実力非相応な事を考えてしまい、無謀にも実行
に移してしまいました。
始発に乗っても7:46奥多摩着なので、奥多摩から石尾根縦走して雲取山へ向かった先達方々の
各々山への到着タイムを分析、徐々に縮めて行けば大丈夫であろうと、到達予定時間を計画して
望みました。そもそも、この時点で前提条件を勘違いしていたのです。奥多摩駅から石尾根縦走
して雲取山に向かわれるような先達方々は私より遥かに走破レベルが高い!
無謀でした…
■奥多摩〜鷹ノ巣山
ピーク毎の登りがきついです。私は持久力が無く、ガーっと登って一休み、ガーっと登って
一休みというスタイルなのですが、休まずに平均ペースで登られる方の速い事速い事。どうや
ったらあのスタイルになれるのか、研究してみなければなりません。
正直、鷹ノ巣山まででも十分満足できたと思います。
■鷹ノ巣山〜雲取山
行かなければという義務のような気持ちが少しあって、雲取山へ向かいます。尾根道は本当に
素晴らしいです。雲が多くなってきたので、気温もあまりあがらず歩くのには良かったと思います。
歩きながら「復路は時間が相当やばいな」と感じてはいたのですが…
■雲取山〜雲取山荘
北斜面になるのかドロドロ状態で、一部雪が残って凍結していて見事にこけました。泥んこに
なってしまい、山荘で泥落しをさせてもらいましたが、貴重な時間を消費してしまいました。
■雲取山荘〜奥多摩駅
ここからほぼ、トレランです。突然のエネルギー切れを避けるために、セーブしながらの走り
です。トレラン装備ではないので、走り難いのですがそんな事はいっていられません。巻き道は
アップダウンが少なく走りやすい反面、中々距離が稼げません。暗くなるにつれて不安になって
きます。鷹ノ巣非難小屋でライトの準備と最後の食料であるポテトチップスを補給しました。
暗くなって足元が見えなくなってきたなと思っているうちに、豪快にこけました。落葉の上にヘッド
スライディングです。でも擦り傷のみで本当に幸いでした。今回はチョコレート、飴、おにぎり、とこま
めに食料を補給、結果的にエネルギー切れずに往復約42kmを歩き走りきりました。その点が収穫でした。
擦り傷二箇所。ズボンもザックも泥だらけ。家に帰ったら22時半。今まで無い疲労感に襲われました。
今後は、「私の走破レベルは低い!特に登りはショボイ。」ということを念頭に、山へ綺麗な景色
を見に行きたいと思います。もう、石尾根日帰りピストンはしません。
yamanob様
今回の石尾根縦走物語、大変興味深く拝見させていただきました。とにもかくにも無事御帰還、大変お疲れ様でした。写真に記載されているコメント、読めば読むほど先が知りたくなり、まさに小説の部類です。(もっとも、全てが史実なので、小説、というよりは冒険記、の方が正しいのでしょうが・・・)
途中、二度も転倒しながらも冷静に写真を撮り続けていらっしゃたことから、yamanb様は相当沈着冷静な方なのでしょうね!ぜひこれからもyamanb様の「山レコ」御投稿、心から楽しみにしております。疲労回復途中にも関わらず、早速にUPして頂き、大変ありがとうございました!
コメントありがとうございます。
お褒めの言葉も頂き恐縮でございます。
aochanman777様のレコも読ませて頂きましたが、「御前山」とても面白かったです。また、雲取山の,任潅躇佞気譴討い襦崙辰暴衢彁間には十分ご注意ください」まさしく私が今回怠った所です…これからは気をつけなければと感じております。
ありがとうございました。
yamanob様、早速の御返事コメント大変ありがとうございます。
yamanob様の「山レコ」、この雲取山以外にも早速拝見させていただきました。どの報告の中にも、何かしらのハプニングや苦労があったりと、本当は笑ってはいけないのですが、読んでいて思わず笑ってしまいました。申し訳ございませんです。個人的な希望としては是非ともyamanbo様の登山体験談を一冊の本に集大成して頂ければ何よりも楽しみです。
少々まじめな話になって恐縮ですが、私のような山の初心者には、大勢の皆様からの御投稿の中でも”失敗談”や”注意点”等の情報が本当に役立ちます。(決してyamanbo様のこれからの登山に、失敗等を期待しているわけではございませんので・・・悪しからず・・・)
ところで、ところで。私も登山にはよくジュース等の甘い飲み物を持参しています。温かくなると美味半減しますので、100円ショップで購入したペットボトル用の保冷袋の中に小さな保冷剤を入れてます。yamanbo様の御推奨の
「赤コーラ」って、普通の(カロリーオフではない)コカコーラ、という解釈で宜しいのでしょうか?
すごいチャレンジです!勇気をいただきました。今度はトレイルランの装備でぜひ再チャレンジを!
yamanobさん、はじめまして、と言いますか奥多摩駅まで同行させて頂いた者です。。(笑)
まさかここで見つけられるとは思いませんでした〜!
真っ暗で熊でも出そうな肝だめし状態の林道下りが、おかげで一転していろいろと話を聞きながら楽しい下山となりました。
どうもありがとうございました!!
aochanman777様へ
どんどん笑ってください。ご認識のとおり、「赤コーラ」はカロリーゼロとかでないコカコーラの事です。昨年のUTMF(富士山の周り160km走るトレランレース)のDVDを見た時に、優勝した選手が休憩所で赤コーラをカブ飲みしているのを見た事がきっかけです。長時間運動するなどすると、低血糖状態になり身体が動かなくなるハンガーノックという状態になるようですが、素早く糖分を補給するのには赤コーラが優秀なんじゃないかと素人考えですが思っています。子供のころ、コーラは運動の敵みたいに教えられてきたのですが、意外といい奴ではと…
sasablog様へ
ありがとうございます、でもチャレンジというよりは、無謀な行動の部類でした。ホントにきつかったのでしばらく石尾根は…
ochan1976様へ
あの時はありがとうございました。怖がりで泣きそうな状況だったので、本当に助かりました。一人だったら狐か狸に化かされていたかもしれません。
yamanob様
早速のご回答、大変ありがとうございました。「赤いコーラ」の件、大変御丁寧に説明していただき、私もすっかり”赤コーラ”派になりそうです。私自身メタボ寸前体質なのですが、どうしても「黒コーラ」には親しみを感じることができません。
ところで、「赤コーラ」の効力、今後は例えば高尾山だったら、1赤コーラ、御前山だったら2赤コーラ、雲取山だったら3赤コーラ等、登山時の際の消耗エネルギーの"単位”として今後の執筆の際に書き加えて頂ければ・・・、と邪悪な私の心が呼びかけております !?
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