払沢の滝から浅間嶺
- GPS
- 04:32
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 842m
- 下り
- 619m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
■払沢の滝入口/西東京バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危ない箇所なし。 ところどころ地面が凍っていて、注意して歩く箇所はあり。 北側斜面でアイスバーンがあったところがあった。しかし、凍っているところを避けて通過すれば、軽アイゼンなしで通ることができた。 |
その他周辺情報 | 数馬の湯880円 |
写真
装備
個人装備 |
マスク
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ(軍手)
防寒着
雨具(カッパ)
靴
ザック
帽子
昼ご飯
行動食
計画書
保険証
携帯
サングラス
タオル
トレッキングポール
箸
短パン
カメラ
携帯バッテリー
サブバッグ
水
着替え(温泉後)
軽アイゼン
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共同装備 |
クッカー・ストーブセット
非常食
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
ツェルト
熊避け鉄砲
水(味噌汁・コーヒー・予備)
|
感想
今日は、ラニーニャだというのに暖冬で、完全凍結は期待できないだろう払沢の滝から浅間嶺に登って人里へ降り、数馬の湯に浸かって生ビールを呑んで帰るという趣向。
払沢の滝への道は、木材チップが敷き詰めてあり、歩きやすい。駐車場に車を停めて、運動靴で観にくる人でも安全に観に行けるように整備してある感じ。
忠助淵は、深淵で、吸い込まれてしまいそう。
案の定、払沢の滝は部分的にしか凍っておらず。滝の左手に、ちょっと頑張れば登って行けそうな道筋を発見。あれは、fgacktyさんが登っていったルートかしらん。
ちょっと下がって立看板がある辺りからも、何とか登って行けそうな箇所あり。
この辺りの水場は、下流で地場の人たちが水道に使っているため、ペットを遊ばせたり、人が水浴びしたりは禁止とある。
戻って舗装路を登っていく。舗装路と登山道とが交互に行き違う。江戸の昔、甲斐国との交易に、牛馬を曳いて行き交う道だったとか。
と、書いてある看板がある場所から振り返ると、八王子の街だろうか、遠くが見渡せる。炭を牛馬に載せた馬子もここからの景色を眺めたのだろうか。
そば処みちこ改め瀬戸沢。その手前に、草に氷がまとわりついているところがあった。黒いホースから水がじゃぶじゃぶ流れ落ちていて、夜に水滴が草に凍りついたのだろうと想像がついた。なぜ、ここでホースから水を落としているのか不思議に思った。が、先へ登って合点がいった。瀬戸沢は、冬季は休業。しかし、その先もっと上流から沢の水を引いている。ホースの水が凍結することがないよう、常に流しているのではないだろうか、と思った。
比較的急登でない道を行き、大きな木の下で後から来るカップルを先へ譲る。競っても仕方ないし。
尾根に出ると、御前山や大岳山が見渡せた。
カタクリ群生地と書いた標識が現れる。4月には観に来よう。
程なく分かれ道に出くわし、そこからすこし、今日の急坂が現れる。
何とか上り切り、松生山への分岐を過ぎ、浅間嶺展望台までの最後の坂を登る。富士山が綺麗に見えた。夏にここに来た時は拝めなかったが、冬はやはり眺めがいい。
お昼は、各自おにぎりとカップ麺。ぼくだけカップラーメンBig。お腹すくもん。浅間嶺展望台では、ワインらしきボトルを開けてるグループがいた。ワイン、だとしたらやるなぁ。ぼくにはとても真似はできない。
浅間嶺山頂を通過し、人里峠へ向かう途中、北側斜面で道がアイスバーン化しているところに出た。ここまでは、地面が凍っていてカチカチで、靴との接地面が少ないなという感覚はあるが、地面を見ると茶色い箇所はいくつもあった。けれども、とうとう、登山道の幅殆どが白く、10m-20mくらいだろうか、かなり長い間そこを歩かなければならないくらいに凍結している。が、よく見ると道の両脇は所々白くなく、万が一右に落ちても1mもないところ。軽アイゼンは着けずに通過できるとみた。真ん中の凍っているところを踏まないよう、右か左に寄ってゆっくり足場を確かめて進むと、難なく通過。結局気をつけなければならなかったのはここだけで、軽アイゼンは持ってきたけど出番はなかった。
人里に降りる途中、昔の「ポツンと一軒家」に出たのだと書いてある家屋のところに出た。今は人は住んでいない様子。何でも江戸時代から続いているようで、奥に行くとその時代からある、沢の水を引いた水道があるという。夏に来た時は、その水は枯れていた。今回どうかなと見に行くと、チョロチョロと流れていた。
計画よりずいぶん早めに人里へ降りてきた。
トイレから戻ってくると、程なくバスがくると言う。ラッキー。今回は、数馬の湯のスタンプからスタンプラリースタート。
温泉は、さほど混んでもおらず、かといってガラガラという程でもないくらい。
温泉に浸かったら、レストランで生ビール。「このために山に登ってるようなもの」と毎回のように笑いながら乾杯。
数馬の湯のレストランは、コロナ初回の宣言解除後オペレーションが変わった。以前は、酒類は口頭注文で、確か、ロッカーの鍵番号で向こうが控えて帰りに精算だったような気がする。ドライバーや未成年が酒を頼みにくい配慮だったんじゃないかと。それが、酒類も食券を自販機で買うようになり、食券を半分に千切って半券をトレーに入れる方式。ホール係がそれを取って厨房に渡し、出来上がったらチケットの番号で呼び出しが掛かり、受け取りに行く。残りの半券は、物と引き換えにタッパーに入れる。食べ終わった食器とお盆は客が返却棚に戻す。劇的に効率化。以前の、ホール係がテーブルまで食券を取りに来て配膳し、客が帰った後に食器とお盆をホール係が下げていたオペレーションに比べると、かなりの少人数で回せるようになったのではないだろうか。コロナで止むなく、なのだろうが、こういう改善を見ると気持ちがいい。
残っている課題は、食券を買う自動販売機の表示が分かりにくく、自販機前でどれにしようか迷ったり、目当てのボタンが見つからずに指をウロウロさせたりしてしまうこと。ボタンに色やアイコンを付けるといいんだけどなぁ。こんなこと考えるの、職業病か。
バスの中では爆睡。武蔵五日市駅終点で降りると、連れが1人いない。何でも途中でトイレに降りたとか。ビール飲みすぎたか。後続のバスで来るのを、「初後亭(しょうごてい)」で待つことにした。初後というのはその地の地名なんだそう。旨いおつまみと名物引きずりだしうどんで喜正を一献。
KazTakaさん、こんばんは。
払沢の峰ルートの取り付き点は、写真6の石碑のところです。あんなにガシャガシャした斜面を登るんですよ。
おそらく、写真5から登っても行けると思いますが、かなり危険だと思います。あの日、ここを少しだけ登ってみましたが、途中で諦めました。
山行お疲れ様でした。それではまた😊
fgacktyさん。ありがとうございます。
コメントに気づかなくてすみません。
取り付き点参考になります。今度は、石碑のところから挑戦してみます。
ありがとうございました。
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