雲取山、飛龍山、和名倉山
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- GPS
- 52:55
- 距離
- 60.2km
- 登り
- 4,095m
- 下り
- 3,519m
コースタイム
6:55奥多摩駅発−10:34鷹ノ巣山−12:04七ッ石山−13:33雲取山−14:10雲取山荘着
■5月3日
4:25雲取山荘発−7:40飛龍山−9:45将監小屋着−10:20将監小屋発−12:54和名倉山−15:17将監小屋着
■5月4日
4:35将監小屋発−5:44唐松尾山−7:06笠取山−9:37白沢峠−11:03芹沢入口バス停着
天候 | 2日:晴れ 3日:晴れのち曇り 4日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは芹沢入口よりバスで塩山駅へ。バスは1日4本程度。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
和名倉山への登山道はやや踏み跡が不明瞭だが、テープが多数あるため、ルートを見つけることは難しくない。 白沢峠から芹沢入口への登山道はやや荒廃している。 |
写真
感想
■5月2日
寝坊したこともあり、奥多摩駅から登り始める。7時少し前に出発。
久しぶりの重荷がきつく、石尾根の登りが何とも辛い。それでも、歩いていくうちに徐々に慣れてくる。
なかなか好調なペースで鷹ノ巣山、七ッ石山を踏む。天気も良く登山日和である。登山者も多数。
雲取山到着は13:30頃となり、まだ行動できる時間はあったが、次の小屋まではいけないだろうということで、雲取山荘泊とする。
ここも人が多く、テントを張る場所を確保するのに一苦労だった。張り終わった頃に、雪がちらちらと降ってきた。やはり気温はかなり低いようだ。
夕食は手抜きのインスタントご飯とレトルトカレー。作るのも早いが食べるのもあっという間だった。あとは、のんびり本を読んで時間を潰す。auの電波は入らないが、何とワンセグが入ったのでTVの天気予報を参照する。
明日は少し頑張って長い行動をすることを決め、19時過ぎには就寝。
■5月3日
3時起床の予定が、またもや寝坊で3時半に。それでも、素早く準備をして1時間後には出発。今日もザックの重さが堪える。
雲取山山頂で日の出となり、美しい朝日を見る。
以後は、ひたすらトラバースの道を歩く。所々雪も残っていたが、気になるほどではない。ストックを使い、滑るのにだけ注意する。
せっかくだからということで、飛龍山にも登ってみたが、展望は皆無。それでも、何パーティか登ってくる方々がいた。
将監小屋には、10時前に到着。ここでテントを張っておき、身軽な装備となって和名倉山に向かう。この山は、奥秩父の山の中でも登らないまま残っていたので、かなり気になっていたのだ。
道はかなり整備されており、テープもあるので迷うことは少ない。東仙波までは誰とも合わず、鹿とばかり遭遇した。しかしその後は、次々と登山者とすれ違う。最近は、この山に行く人も増えているようだ。
川俣分岐くらいから、道もやや不明瞭になってくるが、テープを確実に追えば問題はないだろう。山頂はやはり展望はないが、静かで落ち着いた雰囲気。独り占めちとなり、気持ちも落ち着く。
帰りは調子も出てきて、好調なスピードで小屋まで戻れた。この日も幕場はいっぱいで、遅く着いた方々はテントを張る場所を探すのに苦労するほど。
昨日と全く同じ手抜きの夕食を食べて19時半ごろ就寝。この小屋ではauの電波もよく入った。
■5月4日
今日はもう下山しなければいけない。もっと先まで行きたいが仕方がない。
3時半起床、4時半出発。今日も天気は晴れである。
涼しいうちに距離を稼ごうと、一本目から張り切る。途中から、先日世界遺産にも登録された富士山がばっちり見えるようになる。やはり見る分にはとても美しい山である。
唐松尾山を経て、笠取山山頂へ向かう。笠取山の山頂は景色もよく、非常に気持ちの良い場所だ。奥秩父の山、南アルプス、富士山などがよく見える。思わず長時間いたくなってしまう。写真も撮りまくる。
笠取山を過ぎれば後はひたすら下る。この辺りは東京都の水源林となっており、整備されていて歩きやすい。多摩川・荒川・富士川の小さな分水嶺の看板もあって、感心しながら楽しく歩く。
笠取小屋を出たのち、ヤブ沢峠から白沢峠へと向かう。天気は良いが、単調な道が続くので爽快感はない。2時間ほど我慢して歩くと白沢峠だ。ここから、さらに柳沢峠の方まで行けるのだが、帰る時間も迫っているため、ここから下山する。
芹沢入口までの道は、あまり使う人がいないらしく目に見えて荒廃している。ここもテープがあるため、ルートを見失うことはないだろうが、歩きにくい。一部強度が不安なはしごなどを通過しながら、林道へ出る。後はバス停まで歩くだけである。この林道も鹿が多く、奥多摩・奥秩父の鹿の多さを再確認させられた。
バス停には11時着で、11時半のバスに乗って温泉に向かった。
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