土蔵岳←大ダワ 〜残雪期限定の楽しみ〜 [岐阜県 揖斐川町 坂内]
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- GPS
- 06:27
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,127m
- 下り
- 1,125m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下山はアイゼンの方が良かった。 885Pからの下りは崖みたいな急坂を下るので注意が必要。 |
写真
感想
前回の八ヶ峰は雪山として登るつもりが、まさかの無雪縦走になってしまったので、今回こそは雪山に登るということで選んだ山が土蔵岳だ。
本格的なスノーシュー登山は初めてなのに単独で難易度の高い山に登るのもどうかと思ったけど、いつか登ると思ってたら登らずにズルズル時が経ってしまうので今登る方が良いし、トレースが付いているということは歩き方さえ間違えなければ登れると言う事だと判断してる。
早速夜叉龍神社に車を停めて出発する。
登り開始時間は9時を回っているし気温も高いので雪質が心配だ。
案の定最初の急坂ではズルズル崩れ落ちる。
仕事での疲れがあるせいか、物凄く息が上がりやすく大量の汗をかいては動きも鈍い。
最初の急坂が落ち着いたら身体も解れてきて、いつも通りとは行かないものの、順調に登れるようになった。
痩せ尾根は藪の上を登っている様なので少し緊張しながら通過して、いよいよ大ダワの山頂直下へと入っていく。
壁の様な直下は一歩一歩ゆっくりと登って行くしかなく、だが確実に前に進める。
すると先行者に追いついた事によりかなりの安心感を得た。
山頂直下をやり過ごすと気持ちの良すぎる山頂大地と蕎麦粒山や金糞岳を中心とする大展望が待っていた。
とりあえず尾根歩きを堪能して山頂に着くと、山頂表札もあったので記念撮影し、大休止する。
こんな中でのカップ麺は堪らなく美味しかったし、水も雪を溶かしたものでお手頃だ。
大休止を終えて土蔵岳を目指して尾根歩きを開始する。
土蔵岳までの道のりは緩やかなアップダウンでスノーシューハイクの醍醐味を十二分に発揮する所で気持ちが良い。
土蔵岳はこれと言った急坂がある訳でもなく山頂に着いて、ここが県境尾根になる。
正直地味な山頂で魅力は薄いのだが、正面に金糞岳が拝められるだけでもマシだ。
他の登山者で猫ケ洞にも縦走してきているという事で早めに出発すれば可能なんだけど、登り始めが遅すぎたのもあるので、これから行くのは現実的ではない。
土蔵岳の下りはそこそこ急で、ケツ滑りで下る事もして楽しかった。
去年の経験からズボンをカッパにしているので濡れることもない。
その先のトラバースはかなり怖い。
カニの横ばいで何とかクリアしたけど身の毛が立つような斜面だったな。
その先に885Pがあり最終ピークになる。
ここからは金糞岳がもう間近なので迫力満点で、ここまで近くで見たのは初めてだ。
ここからは一気に下る訳だが、最初のうちは気持ちの良いが、段々と崖みたいな勾配と化す。
アイゼンに履き替えれば良いと思ったが、踏抜きが嫌だったのでスノーシューのままで下ったわけだけど、どっちが良かったのかは未だに分からない。
国道は目の前に見えているのに崖の斜面の恐怖で中々進めないもどかしさはあったものの、ゆっくりと下り、何とか林道に下山できて国道に辿り着いた時にはホッとした。
後は国道歩きで足を解して車に戻った。
色々反省すべき点があるものの、登頂できて良かった。
そしてケツ滑りはあまり多様しない方が良いな。
この経験を生かして次の目的に進んで行こう。
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