甲子旭岳(観音沼から)
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- GPS
- 07:55
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,214m
- 下り
- 1,214m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
甲子旭岳はこの近辺では一際白い山で、以前から気になっていた。先々週あたりは甲子山を経由してアプローチしたものの、時間切れで引き返したので再挑戦することにした。同じルートでは味気ないので、今回は観音沼からとした。
朝家を出て、観音沼の駐車に着くと車が2台あった。先行者がいるようだ。サッと準備してスタート。除雪された道路を歩いて小さい鳥居からシール登行にした。ピンクテープを横目に見ながら適当に歩き、尾根に取り付いた。北側は斜度がありそうなので少し南側を登って1214を通過。このあたりから藪が気になりだすが、co.1300の岩を巻いてからマシになった。雪が良ければ、上の方はスルッと滑走できそう。木が低くなってくると甲子旭岳が見えるようになり、気分が上がってきた。
観音山からシールを外してコルへ滑り下りたが、雪はグサグサでしんどい感じ。晴れていたので期待はしていなかったが、下山も辛そうだ。シールを貼りなおし、尾根筋を見ながら緩い沢型を詰め、途中シーアイゼンを装着してco.1760コブ下で小休止とした。このまま登っても甲子旭岳を滑る時間はないが、ピークには立ちたい。休憩中、行動食を食べながら、進むか戻るかしばらく悩んだ結果、シーデポし、アイゼンに切り替えて進むことにした。今思い返すと、腹が空いて気力が削られていただけかもしれない。アイゼンで踏み抜きながらジグを切ってコブを越え、少し細くなった稜線を登ると甲子旭岳に着いた。
のんびりしていられないので、早々に引き上げることにした。往路を辿ってデポしたスキーを回収し、コルから観音山を登り返した。ここを巻くのは難儀しそうで、つい最近遭難した事例もある。1214手前から北面に入ってみたが、斜面中ごろは雪が切れている部分があったり、道路へ復帰するのにシールを貼り直して登ったりで、いいルート取りではなかった。
山に登ろうと決める時、記録や本、SNS等の情報を最初にみることが多い。でも、そういう情報に触れる前に、その場で見上げて気になり登った山は、自分にとってはこの甲子旭岳や前回の甲子山くらいだ。何となく新鮮な気分だ。
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