【大山三峰作戦】聖峰〜高取山〜大山〜大山三峰山【丁44.7】
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- GPS
- 06:01
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,931m
- 下り
- 1,876m
コースタイム
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 6:33
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:清川村役場前バス停〜本厚木駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
丹沢のメインルートはとても歩きやすく、身体への負担が軽かった。 下社〜大山は岩のごろつく登りで人の往来も多い。 大山三峰山は風化が進んでいる。足元が滑りやすくもなっており、滑落の可能性も。 |
その他周辺情報 | 道の駅清川 |
写真
感想
2月にして早くも夏日手前の衝撃。
ヤマビルが活動し始める前に丹沢を歩いておかなければ。そういう観点で急遽丹沢山行を決定。本格的に暖かくなる前にもう1,2回丹沢を歩いておきたいところ。
今回改めて思ったが、大山周辺はコロナ下においても人が多く、コロナ明けには行列ができるんじゃないかと思うほどだったが、聖峰から大山手前と大山三峰山の辺りは人も少なく、前者は歩きやすさ、後者は荒涼感とスリルで大いに私の気に入った。
特に三峰山の辺りは、近いうちに通れなくなりそうだから、早いうちに、今度は七沢温泉下山で歩いてみたい。
【本山行のハイライト:大山に至る稜線の穏やかさ、大山から下る稜線の荒々しさ】
大山周辺は、ある種観光地のようなものだから、大山に至るまでの行程と、大山三峰山の行程について言及したい。
まず、大山に至る稜線について。相模の大山は武蔵の高尾に相当する山。アプローチは大山ケーブル下からが最もメジャーで、高尾でいうところの稲荷山コースが日向薬師からのコースといったところ、物好きがヤビツ峠からといったところか。聖峰から延々歩いて行く人はほとんどいないと見えて、実際、大山阿夫利神社に近接するまで、他の山行者と出会うことはほぼ無かった。その点、相模で随一の人気を誇る大山において、これだけ静かな、誰とも出会わない山行ができるというのは非常に貴重なことと言える。
今回山行の主眼は大山三峰山を歩くことだった。単調な山行に飽いてスリルを求めに来る人が結構いるようで、私もその一人なわけだが、確かに、大山の表側の穏やかな表情とは全く趣を異にする。非常に荒々しい。山を歩いている、という感じがバリバリする。ヤマプラ上でも破線の区間があったはずだ。そして風化と崩壊の進む稜線に、今のうちに歩いておかねばという気持ちにさせられる。
豪雨の相次ぐ昨今ではいつまで歩けるかわからない。そこから感じられる有限性、時限性といったものも、この山域に惹かれる一因かもしれない。
今回は大山の表と裏、二面性を両方体感できて非常に贅沢な山行となった。
後半曇ってしまったので、今度は裏の方を晴れの日に歩いてみることとしたい。
(大事なことなので二度言及。)
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