建鉾山と天王山遺跡(白河市豆柄山)
- GPS
- 16:00
- 距離
- 2.2km
- 登り
- 169m
- 下り
- 153m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
写真
感想
まほろんで法正尻遺跡の集落に関する講演会があるので新白河駅でレンタカーを借りその前後に周辺の遺跡巡りをした。新白河駅到着前に外を見ると若干雪が残っているのが見え、少し心配になる。8時前にJR駅レンタカーで手続きを済ませ、道路のコンディションを訪ねると、道路に関しては全く心配いらないということで安心して出発。まだ資料館などが営業前なので、先に建鉾山遺跡を訪ねてみた。278号線を10数キロ進み、表郷の先のバス通りに入り、遺跡の入り口に駐車場がある。雪が残っていたが、問題はなかった。靴はハイキングシューズでなくスニーカーだが、大した雪でないので急斜面を滑らないように気を付ければ問題はない。
雪混じりの急な階段を慎重に登り、中間点の電波か何かの施設を通過し、さらに目前の山に向かう。傾斜がややきつくなり、山道らしくなる。山頂直下に岩穴のようなものが見えるが、遺跡かどうか不明。登山口から15分弱でどうにか建鉾山山頂へ。山名板の奥に大石があり、これも祭祀の対象だったか?
さらに山頂から続く別ルートで下り始めるが、半分薮化して雪混じりのかなり急な道、下を見回すと、しっかりした道が見えたので、その方向に下る。祭祀遺跡と三森遺跡へは、急な薮道をたどらねばならないが、この先の道に不安があり今日はこれがメインではないので、ここであきらる。急なザレ場を木につかまりながら下の道に出ると、往路の道に合流。ここから10分くらいで登山口に戻るが、右側に踏み跡があるので三森遺跡に行けないかどうかチェック。しかし藪がひどく、道路に出て少し先の国道との合流点までくるが、何の看板もなくあきらめて車まで戻る。後で白河市の歴史民俗資料館の学芸員に方に尋ねると、建鉾山の中心的な遺跡はやはり、あきらめた崖の先に大岩があり、三森遺跡(白河市表郷三森字月桜)は国道からさらに旧道に入っていくらしいが、事前調査不足でここであきらめる。帰宅後あらためて調べると、巨岩祭祀の研究家の吉川宗明氏のHPに詳しく出ていた。三森遺跡を含め、次回に期待しよう。
建鉾山の後、いったん白河市歴史民俗資料館を見学し、天王山遺跡の現状とアクセス方法を学芸員に教えていただき、10時半には館を出て、館で教わった天王山遺跡に向かう。館から遺跡までは数キロで近い。山に向かって走り、突き当りを神社とは逆方向の細い道に入ると教えられたお墓が出てきた。お墓の前に車を止め、カメラを持って山道に入る。林道が途切れ、山道に入ると薮っぽくなる。教えられた急斜面のジグザグの道は見つけられなかったので、少し先の尾根上の地形をたどっていく。倒木や枝をくぐって急斜面を木につかまりながら進むと、山頂に連なる稜線が見えてきた。踏ん張って稜線に出ると歩きやすくなり、10分くらいで山頂付近に出る。山頂付近は発掘調査がなされていたために、大きなくぼ地ができており、一見して発掘跡とわかる。ここは入口からの比高差が80mといわれる。その間の薮をかき分けて10分で登れたので、体力が落ちたとはいえ、まだ頑張れそうだ。
遺跡の場所を確認することができ、満足して今度は来た道でなく遺跡から真下に直下後する。するとジグザグの道が現れるが、下が見えた後に少し道に迷い、なんとか10分でお墓までたどり着く。11時20分近くになったので急いで南湖に向かい、湖畔亭でラーメンと豚丼小鉢のランチを食べる。
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