雲取山
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,438m
- 下り
- 1,437m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんでした |
その他周辺情報 | 八王子市内の「戸吹湯ったり館」でお風呂と夕食 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
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感想
今回は久しぶりに聖と山行き。5月の立山以来だ。
登山口に朝着くように早朝発しようとも思ったが、駐車場の混雑を考慮して夜発して現地で車中泊する事にした。
22:10我が家を出発。アクアライン、首都高、中央道ともに渋滞なし。石川PAで休憩し、八王子ICで高速を降りる。八王子市内のセブンイレブンで朝食と寝酒のビールを購入。
1:20鴨沢着。小袖の登山者用駐車場にはトイレが無いので、鴨沢登山口横の公衆トイレが最後のトイレだ。
鴨沢から2kmほど山梨側に行った「所畑」から、もの凄い急斜面のヘアピンが連続する道を登って1:30に丹波山村営の登山者用駐車場に到着。
先着の車は4台と少ないが、30台ほど置ける駐車場は奥の約半分に土砂が積まれており、15台くらいしか置けない。これでは夜明け前に満車になるだろう。
寝酒を飲んで仮眠しようと思ったが、空には満天の星が輝いており、とてもキレイなので、先日買ったばかりのTG-4の「ライブコンボジット」モードで自動比較明合成による星の撮影をした。
カメラを三脚にセットし、撮影開始してから車内で寝酒を飲んでいると、車がやって来た。急いで撮影を終了したが、ライトの光が視野に入ってしまった。それでも約20分の撮影で、北極星を中心に回る星の軌跡が撮影出来た。
2:00シュラフに潜って就寝。
5:00起床。コンビニ朝食を食べ、身支度をして6:10出発。天気はピーカン、気温8℃、無風。車は15台になりほぼ満車だ。
車道を5分ほど行くと左手に雲取山への登山口がある。程良い斜度の登りが続き、Tシャツ+フリースでは暑くなる。20分ほどで到着した廃屋でフリースを脱いで体温調節。ついでに廃屋の中を覗いてみた。10年以上前から廃屋になっているが、生活の痕跡が残されていた。
出発時はまだ薄暗かったのでヘッ電を点けて出発したが、廃屋に着くころには明るくなり、ヘッ電不要になった。登山道には落ち葉が積もり、まさに「落ち葉の絨毯」だ。
堂所(どうどころ)で最初の休憩。聖もここでヒートテックを脱ぐ。
七ツ石には登らずに巻道を行くつもりだったが、トイレに行きたくなり、七ツ石小屋に立ち寄った。トイレは最近出来たばかりのような真新しいバイオトイレ。個室は和式と洋式があり、とてもキレイで広いく、大型ザックを持ち込んでも良いくらいに広い。
登山靴を履いての和式トイレはちょっと辛いが、洋式は楽である。まして脚が疲れている時は有難い。
七ツ石小屋に来たので七ツ石山の山頂を経由して行こうと思っていたが、分岐の標識を見逃してしまい、巻道を行ってしまった。
ブナ坂で石尾根の稜線に出ると展望が開け、富士山と南アルプスが素晴らしい。石尾根は広くて歩きやすい。左足の膝痛は少し気になるが、登山には問題ない。
五十人平のヘリポートに東京消防庁の隊員が2人いたので話を聞くと、昨日雲取山で訓練をして、奥多摩小屋のテン場で幕営し、これからヘリで装備を下ろすところだと言う。
奥多摩小屋の前で休憩。正面に富士山が見えて素晴らしい展望だ。
やや急登の小雲取山を越えると雲取山の山頂が見えて来る。山頂までの登山道および周辺にも雪は無かったが、山頂直下の登山道脇の草地には一部うっすらと雪の残る場所があった。
山頂周辺は雪か霜柱が融けて泥濘になっていた。10:50雲取山に登頂。小袖から4時間40分、休憩抜きで4時間05分だった。コースタイムは約5時間なので、上出来だ。
快晴無風で展望も素晴らしい。スカイツリーも見える。山頂で記念撮影をし、ビールで乾杯する。自分は5回目だが、聖は初登頂だ。スマホのスタンプラリー「ヤマスタ」のスタンプをゲットした。
避難小屋で昼食。小屋の中より外のベンチの方が温かいので、外でご飯にする。今回の山行のテーマは「山頂でカツ丼を作って食べる」こと。家で2回練習してマスターした「めんつゆ」を使ったカツ丼。登山用の小さなフライパンではトンカツ1枚しか入らないので、1枚で2人前にする。
ご飯は縦走ならα米だが、今回は日帰りなので重たいが味の良いパックご飯にした。セブンイレブンの150gパックで、やや少なめだが、行動食も食べているので丁度良い。
めんつゆは2倍濃縮を1:1で薄めたものを120ccのペットボトルに入れて来たが、うっかり半分こぼしてしまい、つゆ少なめで調理。
玉葱をめんつゆで煮てからカットしたトンカツを入れ、最後に溶き卵でとじて完成。ややドライな出来映えながら、味は中々良い。家で食べても旨かったが、山ではさらに旨い!
食後は後から来た人達に場所を譲り、小屋の中でコーヒーを淹れた。
12:25下山開始。山頂で1時間35分ものんびりしてしまった。下り始めた頃にマウンテンバイクを担いで登る人とすれ違った。山頂往復でも自転車はデポせずに山頂まで担ぐのが彼の拘りのようだ。しかし、自転車を担いでもかなりのスピードで登って行く。我々が奥多摩小屋に着く前に抜かれてしまった。
奥多摩小屋で少し休んだが、テント場にはテントが3〜4張あった。
左足の膝は登りは問題無かったが、下りは次第に痛くなり、スピートが上がらない。ブナ坂と堂所で休憩して15:50に駐車場に到着。暗くなる前に戻る事が出来た。駐車場は既に帰った車もあるので満車では無いが、路駐の車も多く、朝方は相当混雑したようだ。
下りは山頂から3時間25分、休憩抜きで3時間10分。コースタイムは3時間10分なので、左膝の痛みのせいでペースダウンしている割には良いタイムだ。膝はなかなか治らないが、山には行きたいので気長に治そう。
雲取山の帰りは奥多摩駅近くの「もえぎの湯」が定番だが、夕方は混雑するので敬遠し、今回は八王子市内の「戸吹湯ったり館」にした。初めてだが、ゴミ処理場の廃熱利用の入浴施設だった。
風呂上がりに食堂でラーメンとチャーハンの夕食。
帰路は渋滞なく八王子から1.5時間で我が家に到着。今回は天候に恵まれ、抜群の展望も満喫出来て、カツ丼も食べられて大満足の山だった。
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