鍬ノ峰
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- GPS
- --:--
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 644m
- 下り
- 630m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口13:52−14:02コングランドP14:20−14:40自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 |
写真
感想
2013年5月19日(日) 大町労山恒例の鍬ノ峰募集登山。
標高1623mの鍬ノ峰は大町市の南西にあって里山以上アルプス以下の手頃なハイキングコースとして親しまれており、初夏ともなれば360度の大展望とシャクナゲの群落を求めて多くのハイカーが訪れる。
大町労山は、毎年この時期に行う鍬ノ峰登山を『募集山行』として広く一般市民や近隣・近郊のハイカーに呼びかけており、今年は12名の一般参加を得て会員を合わせ、総勢22名が初夏の山行を楽しんだ。
19日7:30コングランドP集合。テキパキと資料を配り、全員揃ったところで挨拶の後、入念なストレッチ〜準備運動を行ってさらに上部の登山口へ移動し、7:58K会員の先導で出発。初っ端からかなりの傾斜であるが、経験豊富なK会員の先導でゆっくり登る。
20分で送電線鉄塔したに着き、調整のために休憩。10分後出発。直後の8:31頃、最初のシャクナゲを見る。数えるほどしか花を見なかった昨年に比べると早く、またミツバツツジの花もチラホラと見うけられる。
逆光に映えるリョウブの新芽やカラマツの芽吹き,目立たないが初々しいクロモジの花等を見ながら登るうちに、はじめに七倉岳や不動岳が見え始め、高度を上げるに従って大山容を誇る蓮華岳と鋭い北葛岳,その間に針ノ木岳が見え始めると、山々の展望なら右に出る者なしのT会員が口調も滑らかに解説を始める。
1100mを越えて稜線に達し、東側,安曇野の展望が開ける辺りで2回目の休憩をとると、眼下にはこの時期ならではの特異な景観が現れる。安曇野中の田圃と言う田圃に水が張られ、早苗が植えわたされて安曇平が水びたしとなり、さながら湖のようになるのだ。
ここからトップを通り越して1250m地点の難所に向かい、崖から突き出した2本の木の上に陣取ってサポートに立つ。サポートと言っても実質的・物理的に何かの手助けができると言うものではなく、そこにいることで緊張を要する場所だと言うことをアピールする役廻りである。
9:05,全員がその場所を通過。その先の鞍部を越えるとそこからは一直線の登りとなる。途中にロープのある岩場を乗り越え、山頂下での小休止を挟んでひたすら登ること約1時間で鍬ノ峰山頂に着くこととなる。10:11登頂。すぐにスタッフによる頓汁づくりが始まる
鍬ノ峰山頂からの展望は360度申し分のないもので、T会員の解説はますます冴えわたるばかりなのだが、前日からやや下り傾向の天候がどこまでもつか心配される状況で、途中から見え始めた烏帽子岳付近の空は暗く、全体として山々の顔は眠く、碧空を背景のスッキリアルプス〜とはいかないが、風は涼しく陽射しも暑くなく、空気は爽やかで程よい天候っである。
珍しく他の登山者がなく、また立錐の余地もないほどだった前年に比べればゆったりとした空間で時間的にものんびりでき、早や発ちのすきっ腹に早めの昼食を摂った上にたっぷりの豚汁を詰め込んで、更に山々の名前も繰り返し教わり頭に入れたつもりになり、そこにK会員の念入りなストックワークの指導が入って11:45から悠々と下山に向かう。
途中で追い越して難所に向かい、緊張感創出サポートを終えると、後はゆっくりペースののんびりとした下りとなり、数回の休憩をはさんで13:52下山となる。
コングランドPに移動し、閉会挨拶後14:10解散。
帰宅と同時に降り始め、篠突く雨となる。
コメント
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はじめまして、
鍬ノ峰北峰の下で、登って来られた団体さんとすれ違いましたが、その中に居られたのですか?
私は単独で青いシャツと紺色の帽子をかぶって下山してました。
山頂は北アルプスが望めて良かったですね。
レコ拝見しましたが宴会も良かったようで
また、何処かでお逢い出来たら声を掛けて下さい。
gandalaさん こんばんわ
昨日はお疲れ様でした。また遠路を鍬ノ峰までようこそ!
gandalaさんの方が早発ちで早く降りられたのですネ。
途中でお会い(すれ違い)している筈なのに全然気づきませんで、失礼しました。
gandalaさんはお早かったので展望がよくてよかったです。
私達の会は毎年、鍬ノ峰募集山行を行っています。ぜひまたお越し下さい。
大町労山HP
http://omachirosan.sakura.ne.jp/ へぜひ!
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