二回目の牛岳詣で(ザラメ雪の快適斜面を御馳になる)
- GPS
- 03:31
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 686m
- 下り
- 687m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●林道ショートカットもひび割れ、穴などあり。注意を要する。 ●トンネル横の斜面は雪切れ。シートラでモンキークライム。 ●上部も一か所、雪が割れてクラックあり。避けながら雪が繋がっているところを突破。 ●高度を上げると快適斜面が広がる。雪の量はそれなりに多い。 |
写真
感想
土曜日は雨、今日は午前9時ごろから天気が回復する予報だった。
近場で山スキーのトレーニングをしようかと考えていたところ、山岳会の牛岳山行の情報があったので、それに乗っかることにした。
先週の山行で足が痛くなった対策として熱成型のインソールを仕込んでおいた。
そのテストをして置きたかったこともある。
効果があるのか、無いのか、実際の山行で確認は避けておきたかった。
下界の気温は7℃位だ。八尾から山田村の谷集落を抜け鍋谷に着くと、日当たりのよい斜面は全く雪が無い。林道は北斜面なので問題なかった。
ブーツに足を通して歩き始めると左がきつかったが次第に感じなくなった。
鍋谷から牛岳に至るルートは、牛岳トンネル近くからストレートに上がるルートとユートピアゲレンデ方面経由の二種類ある。今回は前者のルート取り。自分は初めてのコースだ。9時前に山行スタート、林道ショートカットを交えて牛岳トンネルに到着。左手の斜面は雪が切れ地面が見えている。狭い谷間に入りルートを切り開く。
やはり雪は繋がっていない。これくらいで参る面々ではない。
皆、ウィペット持参しているので、ザックにスキーを付けて地面を登る。木の枝を握ってのモンキークライムひと登りだ。難儀な枝を処理すると上には大きな斜面が広がっていた。
再びスキーを履き、登り出す。ザラメ雪である。前半は斜度がきつい斜面が続く。
ジグを切りながら標高を上げる。途中で一か所、雪割れで取り付き点を探しながら右手へ進む。そこを超えると大きな一台バーンが現れた。先頭は直登で登っていく。
大きなブナの木の下で小休止。振り返ると富山平野の展望が広がる。
そこからはブナの疎林の間を抜けて林道に登り上げる。山頂直下の雪庇はすでに割れ出していたので回避、左手から登る。
晴れ間が広がりだすが風も出てきた。雪はしまった感じがあったザラメ。新雪はない。やがて牛岳神社に到着。鳥居はまだ上が出ただけだが社はもう雪から解放されていた。お参りをいろいろしておいたが、利くかどうかは今後の行い次第か。
風が出て寒いので東屋の横でシールを剥いでスキー滑走。下の建物で風を避けて食事だ。
滑り出しは快適、ザラメでスキーコントロールがしやすい。
すぐに下の建物に到着。お湯を沸かしてランチタイム。
お腹を見たしお楽しみの滑走タイム。林道をしばらく下り、牛岳ゲレンデにエントリー。快適ザラメの斜面が続く。ポンはすでに曲がっているがさらに加重して曲げると見事に弧を描く。加重しすぎるとターンが早くなり体が遅れ転倒した。
それからは抑え気味で滑るが実に快適。直登した一大バーンは大パレレルで斜面の端から端まで使ってターン弧を仕上げる。新雪とは違った面白みがある。
大斜面の下で作戦会議。このまま下り板を外すのは面倒なので右手に逃げてみることにした。
さらに快適斜面を下り、右手のスギ林に突入。なんとか雪は繋がり順調に標高を落とす。登りのトレースに合流するが雪割れは上からは分からないので都度確認しながら下る。やがて林道に出て後はボブスレーで消化試合。
インソールは問題なし。つま先はよくマッチするようになったようだ。
天気とメンバーに恵まれ、安近短の牛岳詣でを満喫することができた。
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