早春の神郷三国山へ

2021年03月27日(土) [日帰り]

• GPS: 02:32
• 距離: 6.5km
• 登り: 468m
• 下り: 462m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:25
• 休憩: 0:07
• 合計: 2:32

7:55 スタート地点
9:21 9:28 三国山
10:27 ゴール地点

最初は未舗装の林道歩き。登山口からは笹藪こぎの急登が続く。全般的に笹藪で眺望には恵まれない。神郷三国山の山頂からは道後山がすぐ近くに見える。

天候

☀晴れ☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山陽道，岡山道，中国道新見I．C．で，阿哲神郷の三国山登山口へ。

コース状況／危険箇所等

駐車スペースからしばらく林道歩き。登山口からは笹藪こぎの道。踏み跡はしっかりあるので迷うことはない。

その他周辺情報

山のすぐ向こうは広島と鳥取。岡山の最北西端。

写真

高速にのって今朝もやって来てしまった県北の朝。うねうね道を辿って，神郷三国山へアプローチ。三室ダムから川を遡って行く。よい青空が広がった。

神郷あまご養殖場から少し上ったところに駐車スペースを見つけて停める。誰もいない山。そこからしばらく歩くと林道分岐へ。

ミソサザイの鳴き声が響く川の横を通って，三国山登山口へ。ここには車止めあり。

さらに進むと「あっち」看板。左に曲がって進んでいく。

ミヤマカタバミとかあるかなと思ったが花はない。道にフキノトウがしこたま生えている。よく見るときれい。

これはフキノトウのつぼみ。春の味覚だな。

神郷三国山の登山口まで来た。ここから尾根に沿って上がる。

ちょっと笹藪。

かなり笹藪。しかし，踏み跡はしっかりある。GPSのログを辿れば間違いはない。

鳥が忙しなく遊んでいる。しかし，なかなか姿を見せてくれない。だいぶ上がって来てふと北の方を見ると。木の切れ間に大山が現れた。

ついこの間までは真っ白な大山だったのに。黒いところがすっかり増えた。

笹の急登を上りきると稜線に出た。しばらく軽い笹の藪漕ぎが続く。しかし，テープもあるし踏み跡もちゃんとあるので，歩くのに不安はない。

ところどころ木の切れ間があって，北西側の眺望のある場所もある。すぐとなりに岩樋山，道後山の山頂。

稜線の笹藪を漕いで，神郷三国山1126mにとうちゃこ。例によって，新見ハイキングクラブの立派な看板あり。すぐ向こうに道後山。

ちょうどヤマレコの画面ではこんな感じ。備中，備後，伯耆の三国の境の山。ところで，地図やヤマレコでは1129mだが「新ルート岡山の山百選」や山頂標のピーク標示では1126mなのはなぜでしょう？

道後山をアップで。2週間前，大佐山から見えた道後山は白い山だったが，すっかり春の山に様変わりした。

山頂を踏んだので戻る。途中尾根から北側の斜面に雪の残った場所があった。

杉の木の梢にヒガラが遊んでいた。

トリミングで切り出す。今日もいろいろな鳥がいたが撮影は難しい。ずっと鳴いていたミソサザイを撮りたかったけどおしりしか撮れなかった。あと，大きな猛禽がとんでいったのが何か分からなかった。

山頂までの距離はそんなに長くなくて，鳥を見て道草しても3時間ほどの旅だった。アマゴの養殖場の下から神郷三国山方面を振り返る。こちらは梅の花もゆっくり。

道ばたの黄色いラッパスイセンも鮮やか。

梅の花には鳥はいなかったが，今日も阿新の早春の山で遊ばせてもらった。

三室ダムの横のレンギョウ。この黄色も鮮やか。

ハクモクレンが青空に映える。今日は哲多の荒戸山も行ってみようと考える。本日1座目の旅を終了。

感想

satopan7

先だって大佐山に行き阿新の早春を楽しんだ。今日はそのパート2で，まだ行ったことのない神郷三国山，哲多の荒戸山の訪問を計画。帰りには草間台のユキワリソウ見物も見込んで出発する。
神郷町は今は新見市の一部になっている。岡山からだとかなり離れている。油野とか名前しか聞いたことがなかった。訪れて初めて岡山の最北西端なんだと実感する。
朝は結構冷え込んでいて，車の外気温度計は2℃とかだった。しかし，春の日差しが出てくるに連れて，気温はぐんぐん上がって麓は20℃近くにまでなったようだ。
神郷三国山への上りは汗をかくほどだった。しかし，途中で鳥めあてのスローペースとなり，ゆったりと気楽なさんぽを楽しむことができた。山の花々が楽しみな季節になると歩くスピードはさらに落ちる。