神郷三国山 → 天銀山 → 明石山 → 花見山【新見市・地獄の藪漕ぎ登山旅行・2日目】

2024年10月25日(金) [日帰り]

• GPS: 06:00
• 距離: 20.7km
• 登り: 1,618m
• 下り: 1,627m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:18
• 休憩: 0:31
• 合計: 7:49

距離 20.7km 登り 1,618m 下り 1,627m

7:56 スタート地点
7:58 三室林道入口
8:19 8:21 三国山登山口
8:51 三国山
9:14 9:17 三国山登山口
9:38 三室林道入口
11:25 11:29 天銀山
13:40 13:53 明石山
14:44 花見山登山口
15:14 15:23 花見山
15:45 花見山登山口
15:45 ゴール地点

観光目的だと花見山が温泉近くにあって便利。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【駐車場】
・（神郷）三国山…三室林道入口
・天銀山…大忠バス停より進んで「NHCハイキングクラブ」の標識がある近く。
・明石山…桑平峠（明石山登山口への入口に駐車）
・花見山…花見山スキー場登山口

コース状況／危険箇所等

・神郷三国山…比較的登りやすい。湿った黒土は滑りやすい点にだけ注意。
・天銀山…山に登るまでの道が想像以上に荒れている。
・明石山…笹薮っぽいものはあるが、踏み跡は比較的明快。ただ一部コースアウトしやすい箇所あり。
・花見山…天国。

その他周辺情報

新見千屋温泉 いぶきの里。大人1,000円。ただし毎日何かしらのイベントをやっていて、この日は運よく「半額デー」。レストランや休憩スペースも広い。温泉には大浴場・中浴場・ジャグジー・打たせ湯（っぽいもの）・サウナ・水風呂・（プチ日本庭園のある）露天風呂もオールスターで揃っているので飽きが来ない。

写真

10/25 7:44

【まずは神郷三国山】曇りかと思ったら快晴。広島県近くにある三国山。遠くにそれらしき綺麗な山が見えました。

10/25 7:46

三国山確定ですねw

10/25 8:04

立派な看板。

10/25 8:10

水の流れが良い。

10/25 8:19

立派すぎる。

10/25 8:33

最低限の道は確保されています。

10/25 8:49

あっという間に三国山頂上。

10/25 8:49

三角点ないので代わりに。

10/25 8:55

眺望がないのが残念。

10/25 8:55

このように木々の間から見える景色しかない。

10/25 8:57

秋はもうちょい先かな。

10/25 9:05

伯耆大山が見えるスポット発見。今日も良い天気。

10/25 9:14

急坂で黒土だと崩れてこけます（1回こけました）。

10/25 9:30

爽やか快適な林道を駆け抜けます。

10/25 9:30

沢が静かに流れていて爽やかな朝。

10/25 9:36

三室国有林。まさにブルースカイ。

10/25 10:22

【ここから天銀山】この背後にスペースらしきものがあったので駐車。

10/25 10:24

周囲は長閑。

10/25 10:25

登山口。開けずに跨いで入りました。

10/25 10:32

雰囲気が良い林道。天銀山も「分県ガイドブック」に収録されてるから、これぐらい快適に歩けないとね！（フラグ）

10/25 10:35

溜池。

10/25 10:43

ん？嫌な予感がします💦
ここメインルートだよね？

10/25 10:48

コース、外れてないよね？💦

10/25 10:52

道はあるけど、歩きづらい！w

10/25 11:04

急に急坂が。
ここも黒土で湿ってるので滑りやすいです。

10/25 11:07

でも個人的に急な坂は大丈夫なんでどんどん進みます。

10/25 11:17

笹薮でも踏み跡があって助かります。

10/25 11:19

あら？（フラグ回収）

10/25 11:24

滑りやすい急坂でしたが、頂上付近に来ると安心。

10/25 11:25

天銀山山頂です。

10/25 11:25

天銀山は二等三角点。

10/25 11:29

これが「マムシグサの実」なんですね！
学名： Arisaema serratum

10/25 11:33

参考にした記録ではここから下山するらしいのですが、道標も踏み跡もありませんでしたので、往路を使います。

10/25 11:57

伯耆大山ではない。明日登る明石山と花見山かな？

10/25 11:57

紅葉は始まってる…のかも。

10/25 11:58

やっと下りてこれました。

10/25 12:00

茂ってるなぁ〜。

10/25 12:18

秋の空いいなぁ。

10/25 12:21

野紺菊かな？とても良い色をしています。
Aster ovatus var. microcephalus

10/25 12:23

雲が良い味出てる。

10/25 12:43

中央の山、名前ついてるのかな？

10/25 12:58

【ここから明石山】日南町との町境に登山口があります。

10/25 12:58

お地蔵様に「もう笹薮地獄には行きたくありません」と懇願しました。
お地蔵様の表情は変わらず穏やかです。

10/25 13:01

ヒント：まだ登山口ではありません。

10/25 13:02

お詫び：登山口の入り口が分からず通り過ぎていました。分からん。

10/25 13:04

十分綺麗ですね。

10/25 13:10

とても整備されています。お地蔵様、ありがとうございます🙇

10/25 13:17

ドングリキンカクキン　Ciboria batschiana
初めて見ました！

10/25 13:18

あら？

10/25 13:22

ぎゃああああああ！！！

10/25 13:26

急坂と笹薮のコンボはかなりのダメージ。

10/25 13:28

「ピンクテープがあって安心！」ではないんですよ〜。

10/25 13:30

前が…前だけじゃなく周囲も分からない💦

10/25 13:31

頂上の方向（へ行くための踏み跡）すら分からず、右往左往。

10/25 13:39

四苦八苦して明石山頂上へ。頂上手前で苛烈にレベルアップするのやめて欲しい。

10/25 13:40

明石山は三等三角点。

10/25 13:38

眺望なし。見える山も名前分からず。

10/25 13:44

今度は下山へのルートが見えない。分岐（分岐だと分からない）を通り過ぎてしまいました。ヒイヒイ言ったりキレながら下山。やっぱり湿った黒土＋笹薮＋急坂のトリプルコンボは最凶です。本当に滑るので危ない。

10/25 14:28

【ここから花見山】本当は縦走する予定でしたが、疲労困憊ですので花見山登山口まで車で行きます。

10/25 14:32

もうやっていないお店。スキー場も閉鎖していますからね。

10/25 14:31

リポビタンDしか売っていない珍しい自販機。たぶん使えない。

10/25 14:32

スキー場の名残が見受けられます。

10/25 14:43

三平山を想起させる緩やかな丘。

10/25 14:44

マツムシソウを発見。スカビオサという名前で園芸店でも売られていますね。

10/25 14:45

一面がマツムシソウにはならない模様。

10/25 14:47

兵庫県の段ヶ峰でススキを見ようと計画していましたが、行くタイミングを逃していました。ここでいいや！とても美しい。

10/25 14:51

見えるかい？あれが（たぶん）憎き明石山だよ（暴言すみません🙇）

10/25 14:51

眺め良し。

10/25 14:53

マツムシソウ再び。

10/25 14:53

広島の烏帽子山とか見えるのかな？今年行けなかったのは残念。来年は中国・四国地方の山をじっくり巡りたいです。

10/25 14:56

ここからスキーで滑り降りるのかな？

10/25 14:56

山っていいな〜。

10/25 14:56

何度もごめんなさい。この地点からの眺望を気に入りすぎました。

10/25 14:54

チレンジコース

10/25 14:54

さて、進みましょう。

10/25 14:58

快適登山。

10/25 15:04

1146mピークから、花見山頂上が見えます。

10/25 15:13

〆に花見山のような整備された山だと疲れが吹き飛びます。

10/25 15:15

花見山頂上。頂上には先客のお兄さんがコーヒーを楽しんでおられました。岡山市内在住で新見市出身だそうな。ここでスキーするのが好きだったとのこと。でも3年前から…😿

10/25 15:16

伯耆大山、最高や！

10/25 15:17

南方面の眺望。

10/25 15:17

西側の眺望も良し。

10/25 15:18

集落。大倉山がどこか分からない。富士の形（円錐？）をしているから分かりやすいと思うのだけど。

10/25 15:19

ちょっと遅いですが、花見山は一等三角点。

10/25 15:21

美しいですな〜。11月の2週目ぐらいに伯耆大山附近の山を登って紅葉を楽しみたいです。

10/25 15:24

では下山。もっと紅くなれ〜。

10/25 15:31

ホコリタケLycoperdon perlatum Pers.　かと思いましたが、違いますね。ヒメカタショウロ（姫硬松露）っぽい？Scleroderma areoatum Ehrenb.

10/25 15:31

「もののけ姫」に出てくるコトダマ。

10/25 15:32

ナラタケかい？美味しいらしい。
（学名: Armillaria mellea subsp. nipponica）

10/25 15:34

秋。

10/25 15:35

秋は来てますね。

10/25 16:15

鋭い形してるから明日登る「剣山」かな？

10/25 16:16

（後醍醐）天皇が休まれた石が史跡になる国が日本。

10/25 16:15

魔除地蔵様。明日こそ、笹薮地獄のない山を登れますように🥺

10/25 16:17

こちらが休み石かな。

10/25 16:26

夕方の花見山を眺める。こちらから「いぶきの里スキー場登山口」を通じて登ることもできます。下山後すぐに温泉に入れるのは良いですね。

10/25 16:30

その温泉が「新見千屋温泉 いぶきの里」。通常1000円必要ですが、この日は幸運にも半額デー。お地蔵様からのご褒美ですね🥺

10/25 18:53

普段格安弁当やコンビニしか利用しないのですが、財布のひもが緩んで1000円の揚げ物プレートを食べてしまいました。本当は和牛「千屋牛」を食べたい。いたるところで和牛が焼かれる匂いがするので、それで我慢しました。

撮影機器：

OPPO A79 5G OPPO

装備

備考

明石山~花見山は縦走の予定だったが、あまりにも明石山がキツく、時間も押していたので1座ずつ登ることにした。

感想

翔平

　車中泊、前回は夏の掛け布団しかもっていかなかったので寒かったので、今回は冬の掛布団に毛布も持参。これで寒さは…大丈夫でしたが、今度は「暑すぎる」。そして新見市市街地には入浴施設が無い😿　サッと身体と顔と頭をお風呂シート（？）で綺麗になって寝ることにしました。

　二日目、昨日行けなかった天銀山にも登ります。
　まずは一番遠い、そして広島との県境にある「三国山」。神郷三国山。神郷ってカッコいい名前ですよね。近くに道後山があり、ここも登りたかったのですが、道が通っているか不安だったので、今回は諦めました。広島の山は来年ですね。
　三国山はかなりスタンダードで登りやすかったです。眺望が良かったらなお良かったんですけど…。ない物ねだりはいけませんね。

　続いて天銀山へ。2時間程度で登れそうなので三国山のような快適登山を期待していました。が、登山道までの道のりが荒れていたのが気がかり。登山道は急坂があるもののルートっぽいものは見えていますので苦にはなりませんでした。ただ雨後の黒土は脆いため、崩れて滑りやすい。天銀山にも頂上手前から笹薮はありましたが、なんとか笹を搔き分けて頂上へ。こちらも眺望がありません。下山予定に通るはずだったルートには笹が生い茂っていて取りつきができませんでした。来た道で帰るのですが、一部滑りやすいので慎重に下りる必要がありました。

　3座目は明石山〜花見山の縦走、の予定でしたが時間も押していたので個別に登ることにしました。正直天銀山はもっと早く下山できるかなと甘い見込みをしてました。明石山や明日登る二子山のように一見シンプルで短時間で終われそうな登山道が笹薮化して地獄になっている例があって、これは1日にいくつか山を巡る人間にとっては大きく予定が狂う原因になります（ただそれは自分のエゴなので責めるは自分です）。この明石山では、60%ぐらい登ってから急に笹薮地獄が垣間見え、そのまま頂上まで藪漕ぎを強いられます。さらに、頂上へは東に方向転換しないとたどり着けないのですが、どのポイントから曲がればいいのかかなり辛い。それぐらい藪が深く周りが見渡せませんでした。（そりゃ自分の背丈よりちょっと超えてる笹ですからね💦）ここもヒイヒイ言いながら頂上へ。展望も無し。下山時も方向転換の場所をミスってしまい少し通り過ぎてしまいました。剣森山よりはマシでしたが、なかなか体力が奪われる山行となりました。体力もすり減ってここから縦走なんかできませんよね。

　最後は花見山。今日唯一の癒しにして天国。何しろ整備されていて登りやすい。さらには眺望がめちゃくちゃ良い。伯耆大山も頂上で見られるのはかなり高ポイント。ススキやマツムシソウも見れて興奮気味に。訳がわかりませんが、こういうポジティブなことが発生し続けると体力が自動回復するみたいで、「これ明石山から縦走できたな」とか思うようになる始末。そんなわけない、そんなわけない。山を甘く見てはいけません。頂上では男性がコーヒーを楽しんでおられました。香りがとても良かった。自分も来年は頂上でお湯を沸かしてコーヒーやカップ麵を楽しみたいです。もっと頂上で時間を使わないと登山を十二分に楽しんだことにならないのではないかと思うときがあります。話をすると、花見山では降雪が減ってしまいスキー場の運営ができなくなったとのこと。残念ですけどこれも気候変動の影響でしょうか。花見山の頂上には東屋（屋根付き休憩所）もあるので、ピクニックにも最適ですね。
　
　このあとは、どうしても温泉に入りたくて新見千屋温泉「いぶきの里」へ。さらに調子に乗って夕飯もここで食べてしまいました。温泉＋夕飯＝1500円は安い安い。温泉に入って脛附近がヒリヒリ感じたのですが、これは藪漕ぎの代償……。コンプレッションを穿いていましたがやはり笹薮のダメージは完全に防げなかったようです。この日もクタクタで本を読んで就寝。お疲れさまでした。

【1日目の山行記録】https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7409164.html
【3日目の山行記録】https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7409159.html

コメント

chikaku

ゆっくりさん、こんばんは。
いつもレポ楽しみに見ています。

83枚目の写真の右の山が大倉山です。(82枚目も)
東から見ると双耳峰に見えます。

翔平

chikakuさん>いつもお読みいただきありがとうございます！🙇
やっぱり大倉山なんですね！機会があれば登りに行きたいです！